May 14, 2009

『映画で学ぶ現代宗教』発売!

こちらのブログはご無沙汰しております。
今日は完全に「宣伝(営業)」モードのエントリです。

Eiga_syukyo 今月に、弘文堂から『映画で学ぶ現代宗教』という本が刊行されました。これは國學院大學の井上順孝先生を編者として、僕を含めた宗教研究者が、宗教をモチーフとした映画、宗教の知識があるとより一層鑑賞の際に深みが出るであろう映画を82本選び、ネタバレにならない程度に(といっても、多少のネタバレは仕方ないのですが)解説した、映画ガイドブックです。なお、個々の映画紹介の他に、数本概括的なエッセイも収録されています。

僕自身は、韓国関係の映画を5本紹介しています。アイウエオ順に紹介しますと、(1)親分はイエス様(ヤクザがキリスト教信仰に目覚め、改心していった実話をもとにしたもの)、(2)開闢(韓国の新宗教、東学2代目教主崔時亨を主人公とした映画。林権澤監督)、(3)祝祭(老母の葬式に集う人々の群衆劇。これも林権澤監督)、(4)達磨はなぜ東へ行ったのか(仏教を静謐な映像で切り取った「公案」のような映画。昔、岩波ホールで上映されました)、(5)ハラギャテイ(運命に翻弄される尼僧を主人公とした映画。これまた林権澤監督)、を解説しております。

僕の他の先生方が様々な地域の映画を紹介されているので、映画そのものがお好きな方はもちろん、「映画を講義で活用してやろう」とお考えの大学関係者の皆さんにもお勧めできるものだと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

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April 05, 2009

Zabadak @ duo Music Exchange

0900405_zabadak_005 桜が満開のこの時期、東京に赴きライヴに行ってきました。
今日行ってきたのは、わが愛しのzabadakのライヴ。今回のライヴは2月に発売されたニューアルバム『平行世界』の、いわゆるレコ発ライヴ。場所は東京渋谷の「duo Music Exchange」。この周辺に来るのは本当に久しぶり。BUNKAMURAは、渋谷から駒場へ向かう道筋なので学生時代よく通り過ぎましたが、左折して坂を登ることは少なかったのです(そりゃそうですね。あの界隈は特別な目的がない限り行きませんよね)。そう言えば、後にCDとLD化されたシアター・コクーンのライヴからもう18年か…(遠い目)。感傷に浸りながら少し早めに会場に着き、以前にライヴやネット上で知り合った方々と談笑しているうちに開場です。

今日のメンバーは吉良知彦さん(G,V)、小峰公子さん(V,Aco,ヨロズニスト←さまざまな道具を駆使するところから)、難波弘之さん(Key)、吉田誠さん(B)、楠均さん(Dr)という5人編成。ステージの位置は、客席から見て左から難波さん、吉良さん、吉田さん、公子さん、楠さん。僕は何と最前列の吉良さんのはす向かい。今日は名曲「Poland」のリコーダーパートをみんなで吹こう、という企画があり(先週の大阪でのライヴでは既に成功を収めている、との情報あり)、僕もしっかりソプラノを持参してきましたが、こんな前で「ボヘッ」とかやったらどうしよう、とプレッシャーがかかります。こんなに緊張するライヴ参加は久々だ(笑)。てなわけで、ジントニックをほとんど一気飲みして、アルコールの力を借りて緊張を解こうとしましたが、無駄でした。灯りが落ちて、ニューアルバムのラストを飾る「クロアゲハ」が流れてきて、いよいよ始まるという緊張感と期待感が高まります。この曲が終わるのと同時に、メンバーの皆さんが登場。挨拶無しでいきなりスタートです。

1)樹海-umi-(『平行世界』)
この曲、ニューアルバムの1曲目なんですが、すごく持っていかれる曲です。それを生で聴けるとは!!冒頭からすごい音圧!!イントロが始まった途端、テンションが自分でも笑えるくらいにアップしました。

2)Freedom(『平行世界』)
この二曲の流れはアルバムの順序通り。この歌、歌詞を読む読むとなかなか考えさせられるんですよね。

3)一番好きな時間(『平行世界』)
この歌を聴き終わる前に既に乾杯して、一杯目の酒を飲み干しておりました。済みません(笑)。

ここで初めてのMC。「こんばんは。今日はお日柄も良く、桜も咲き、ミサイルも飛び(笑)、降水確率をものともせず(吉良さんは雨男としてファンの間では有名。今日は誰のおかげかは判りませんが、快晴でした)、今宵楽しい時間を過ごそうではありませんか!」と汗っかきの吉良さんは汗を拭き拭き。僕らは勿論拍手で応えます。

4)はじめてうたったうた(『平行世界』)
次は公子さんのヴォーカルのこの曲。この曲を生で聴くのは二回目(一回目は去年の京都でのDarieさんのライヴ)。黒ずくめの衣装のせいもありますが、公子さん、ますますシャーマンっぽい雰囲気だと思ってしまいました。足下から響くような声。

5)旅の途中(『平行世界』)
アニメ「狼と香辛料」の主題歌のセルフカヴァー。アルバムでも出色の出来の曲だと思います。特にサビの部分の吉良さんと公子さんのハモリはアルバム同様聞き入ってしまいました。吉良さん曰く「このアニメのセカンドシーズンが始まるということですが、残念ながら(主題歌の)話はいただいていません(笑)。」

6)平行世界(『平行世界』)
アルバムのタイトル曲でもあるこの曲、一転してハードにどんどん迫ってきます。
この曲を弾き終えて、吉良さんは汗をぬぐいつつ「暑いんで、メンバー紹介します!(笑)」

「楽譜集の監修をしてくださった、難波弘之さん!」相変わらず、難波先生はお若い、というか、若すぎます。山下達郎のライヴにも参加されていて、「今日でライヴ4連チャン」とおっしゃっていました。すごすぎる。難波さんご自身や大物ロック・アーティストの「証言」を集めた本『証言!日本のロック70's』というのが今度出るそうで、その宣伝もなさっていました(詳しくは、難波さんのホームページ参照)。
「谷根千に詳しくて、時々おみやげで飴などをくれるベース、吉田誠さん!」吉田さんは以前大阪に行ったときに体調を壊して良いイメージが持てなかったそうですが、先週のライヴでそういうネガティヴなイメージが払拭できたそうです。大阪出身者として嬉しいです(笑)。
「いつも健康的に不健康な、ドラム、楠均さん!」吉良さん曰く「不健康なのが最早普通の状態」といわれた楠さんは、実際先週の大阪のライヴでも声が出ないなど体調は最悪だったそうで、「八面六臂の活躍をなさり、なおかつお酒もすごい難波さんを尊敬します」と言っていて笑えました。お大事に。
「ヨロズニスト、小峰公子!」ヨロズニスト、というのは、アコーディオン、リコーダー、ミニ鉄琴、鈴などさまざまな楽器を駆使する公子さんに先週から付けられた称号だそうです。公子さん曰く「何故かニが入る(笑)。ヨロズイストじゃなくて」公子さんは、別にやっているバンドのライヴ告知をいくつか。
「最後は、これから色々忙しくなるお母さんと違って暇になる吉良知彦」と自己紹介。

7)夕焼け(『平行世界』)
しっとり、の曲ですね、公子さんの鉄琴が良い味を出していました。

8)Pulse(『平行世界』)
10分越えのインスト大作。もうこれも圧巻、としか言いようがありません。公子さんが撮影した写真を元にした映像が背景として流れていきます。終わった瞬間吉良さんがつい「上手く行った」と呟くほどの熱演。難波さんはこの曲で「やり終えた感」があったのか、帰り掛けて「あ、まだ2曲あるんだっけ?」ときびすを返します。

9)Wonderful Life(『Wonderful Life』)
来ましたよ。泣かせる名曲。難波さんが弾くイントロが素晴らしかったです。

10)生まれては別れにむかうわたしたちのために(『Wonderful Life』)
連続で、泣かせにかかるこの組み合わせ。観客も一音も聞き漏らすまい、という心地よい緊張感が走りました。ここで一旦難波さんと吉田さんが退場。3人(トリオ)によるコーナーがスタート。

11)星の約束(『音』)
おお、懐かしい曲。

12)光の庭で(『LiFE』)
公子さんが朗々と歌い上げます。

13)遠い音楽(『遠い音楽』)
ファンには説明不要の名曲。トリオによる3曲はじっくり聞かせるタイプの曲でしたね。
ここで再び難波さんと吉田さんが戻ってきて、いよいよ観客参加のスタートです。公子さんがリコーダーを高らかに掲げ、我々は鞄からゴソゴソそれぞれ笛を取り出します。

14)Poland(『Water Garden』)
いやあ、緊張しまくりました。これだけステージを見なかった事は未だかつてなかった(笑)。自分の指と入り口で配られた楽譜と、リコーダー付属の運指表しか見てませんでした。いっぱいいっぱい
で、結果といえば・・・自分でミスったと思ったのは約2ヶ所、最後の高音部は「敵前逃亡(笑)」して、「エア・リコーダー」してしまいました。ヘタレで済みません。また、僕の失敗を聞いてしまったかも知れない周囲の方々にも、この場を借りてお詫び申し上げます。でも、予想以上にみんな上手い!今後も精進します。吉良さん曰く「もう、任せて良いよね。ステージ上はどんどん楽になる(笑)。みんな年取ってきたし(会場爆笑)。いっそのこと、他の楽器も任せて、我々はステージで笑っているだけとか(笑)」おいおい。

15)僕のビー玉(『Colors』)
バンドだと、こんなズンズンした音になるんですねえ。

16)ラジオ・ステーション(『平行世界』)
ニューアルバムでも、僕が結構好きな曲。

17)永遠の森(『はちみつ白書』)
この曲がすごかった。ほんと「声の限り」歌っちゃいました(最前列で、自分の声が聞こえないほどだったのを良いことに)。吉良さんもマイクスタントから離れて、ステージの端まで寄ってくれて(僕から直線距離1m)、つい立っちゃいました。前列だけでなく、全体がスタンディング・・・とは行かないところが、シャイかつ高年齢層が多いザバファンの定めか(笑)?でも、ほとんどの人が立っちゃいましたねえ。

以下はアンコールです。
e1)駆け抜ける風のように(『風を継ぐ者』)

e2)わにのゆめ(『Water Garden』)

e3)Easy Going(『Welcome to Zabadak』)
この三曲は、ほんと怒濤の勢いで、僕もメモ取るのも忘れて立ち上がり、手拍子しまくり。吉良さん自身も過呼吸気味になったそうですが、我々観客も同様です。ぼーっとしたまま、「会場整理しますんで、外に出てくださーい」という会場スタッフに追い立てられるように退場。
0900405_zabadak_011 入り口の外でファンの皆さんとだべったり、アンケートを書いているうちに、何と難波さんと吉良さんがお出まし。というわけで、自然発生的に(というか、ファンが強引におねだりして)、サイン会(&握手会)がスタート。僕もしっかり、楽譜集にサインしていただきました。こういう事もあろうかと、自宅から楽譜集持ってきて良かった。そして、サイン用のペンを用意していたナゾベームさん、ありがとうございます。みな、ご相伴にあずかることができました。
その後は、近くの居酒屋で軽く打ち上げ(12名参加)。ご一緒させていただいた皆さん、ありがとうございました。またどこかのライヴ会場でお目にかかりたいと思います。
僕の言いたいことはただ一つ、「一生ついていきます、吉良さん」ということです。(笑)。

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March 24, 2009

はなむけの言葉

みなさん、ご卒業おめでとうございます。
早いもので、僕もこの大学に赴任して丸7年、つまり卒業式も7回見たということになります。皆さんにとっては一生で一度、我々教員にとってはある意味「ルーティーン」な出来事です。ですから、実は皆さんに申し上げる言葉もありきたりというか、毎年同じ事になります。

一つ目は、いかに我々教員が君たちの指導に苦労したか、ということ。幸いに、というか、不幸なことに、楽した学年なんてものは存在しませんでしたし、これからも存在しないでしょうから「あの時君は・・・」というネタは、いわば定番メニューです(毎年言っていますが、結婚式の時のスピーチを僕にやらせるときは、それ相応の覚悟をしておいてください)。
最近のことで言うと、勿論卒論の苦労がありましたね。今年も例年の如く指導に色々苦労しましたし、口頭試問で矢襖になって討ち死にした諸君も多く、僕まで巻き添えというか、いやはや大変でした。今年は特に「最後にはどうにかなる」と楽天的に考える僕の悪い癖を真似てしまう諸君が多かったのですが(僕を慕ってくれたのは嬉しかったのですが、こんな悪い癖まで真似しないで欲しかった)、社会に出たら、もう少し慎重になった方が良いかもしれません。

二つ目は、大学時代に学んだことを大事にし、大学時代の友人を大切にして欲しいということ。大学時代に学んだことは、社会に出てすぐに役に立つような「テクニック」ではありません。特に皆さんの学んだ文学部ではそうですが、根本的なことを学んだことは間違いありませんので、その点は自信をもってくださって結構です。資料を集めて、それを整理し、筋道を考えまとめる、という作業は卒論で(出来不出来はあっても)成し遂げたはずです。こういう事は、社会に出ても「やることは一緒」です。
友人を大切にしろ、なんて僕などから言われなくても、皆さんは実行なさると思います(特に、君たちの学年は仲良かったしね)。でも、年を取れば取るほど、若い時代の友人というのはありがたくなってきます。実は先日、大学時代の同級生が旅行の途中だと京都に立ち寄り、彼と久闊を叙したわけですが、会った瞬間に「俺・お前」「馬鹿言うんじゃねーよ」「お前も偉そうに」などとぞんざいな口をきける友人というのは、本当にありがたいです。社会に出たら、君たちも否応なく摩擦係数の小さな言葉を選んで生活しなければならないのですから(僕だって、同僚と喋るときは気を遣っていますよ。もしかしたら先生方で「あれで川瀬は気を遣っているの?」と目を剥く方がいらっしゃるかもしれませんが)。そうそう、自分を批判してくれる友人というのは、本当に一生の宝ですよ。大学というのはそういう友人を作る場所だと言っても過言ではありません。

三つ目は「元気でいてください」、ただこの一言です。もちろん、皆さんが社会に出て、第一線でご活躍なされば、「出藍の誉れ」と僕たち教員も鼻高々ですが、数年後に「最近調子はどう?」「まあまあです」という当たり前の会話が交わせられれば、充分です。

皆さんのご多幸をお祈りします。

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February 28, 2009

鈴木祥子@旧立誠小学校

090228_rissei_001 今日も今日とて、鈴木祥子さんのライヴに行ってしまいました。何と3週連続。これは自分でも新記録(だと思います。全て違う街だったというのは)。

この2月のツアーの最終日は、京都の飲み屋街である木屋町の真ん中にあり、今は廃校になってイヴェントスペースになっている「旧立誠小学校」でのライヴ。以前ここで演劇集団が何かやっていたりしたのは聞いたことがありましたが(唐十郎率いる唐組もここで何かやっていたような)、僕自身、ここに入るのは初めて。今日はゲストとして、鈴木博文さん、武川雅寛さんという、ムーンライダーズのお二人が来るので、恐らくライダーズファンの方も多く集まったことでしょう(実際、いつもにも増して年齢層が上がったような気が・・・)。会場30分前くらいに小学校前に到着し、いつものライヴ仲間祥友の皆さんにご挨拶。開演までだべったり、京都精華大学の学生たちの催し物を眺めたりして暇つぶし。以下は一応ネタバレ、ということで伏せます。

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February 21, 2009

鈴木祥子@Live Cafe Jive Hiroshima

090221_jive_005 さて、一週間ぶりの更新ですが、前回同様、鈴木祥子さんのライヴのレポートです。完全に追っかけですね・・・。今回は、広島にある「Live Cafe Jive」にてのライヴでした。元々は僕、この広島でのライヴに行くつもりはなかったのですが、先週の神戸でのライヴの内容が良すぎたことと、祥友であるるーとちぐーかさん(仮名)が用事で行けなくなり、チケットを譲っても良いとおっしゃるので、ムダにするくらいなら、行かせてもらいますとばかりに急遽参加が決まったのでした。しかし、何故か広島の色んなホテルに当たってみても軒並み満室なので(恐らく、日教組の大会があったため)、最終の新幹線で帰るという日帰り広島ツアーということになってしまいました。人生二度目の広島がこんなに慌ただしい訪問になって僕も残念ですが、仕方ありません。
090221_jive_002 昼過ぎの新幹線に乗り込み、2時過ぎに到着。そこで、既に広島入りしている祥友すらすらさん(仮名)に電話をかけ、合流。そのあと、神戸から来る祥友シャインさん(仮名)とも合流し、3人で「お好み村」に行き、お好み焼きをライヴ前に食べ、しっかり腹ごしらえをしてしまいました(僕は生ビールまで飲んで、すっかり出来上がりました。昼酒は回る)。
会場に着き、今回は整理番号順に入場し(今回のスタッフは、先週と打って変わってテキパキ。場所確認のため立ち寄った時「リハ中ですから」と言われ、店前でたむろすることを断られましたしね。その時聞こえた曲が期待を高めます。後述)、あとは一杯引っかけながら、祥子さんのお出ましを待つばかりとなりました。
では、いつものように以下ではセットリストを書きますが、まだツアー中ということで、一旦伏せますね。

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February 14, 2009

鈴木祥子@旧グッゲンハイム邸

004 こちらは久々の更新になりました。しかも、またまたライヴレポです。
ヴァレンタインの今日、神戸の少しはずれにある「旧グッゲンハイム邸」という、その名の通り洋館を改装したイヴェントホールで、鈴木祥子さんのライブが行われたのです。うーん、こんな場所、どうやって知ったのか。渋い。
今回は神戸、広島、京都を回るツアーで、タイトルは「an hourglass, radio & the piano 砂時計とラジオ、そしてピアノ」と題されたもので、クリスマスイヴに発売になったリマスタリングのコンピレーション「SHO-CO-SONGS collection2」を記念してのツアーでもあります。
今回のライヴはメール予約、整理番号は完全に抽選、ということで、どんな番号が来るのかドキドキしていたのですが、僕の番号はちょうど真ん中、といったところでしょうか。ま、しょうがないです。夜遅くなって京都に帰るのもなあ、と思って、思い切って三宮に宿を取り、昼過ぎに一旦チェックインしてから会場に向かいました。会場に着くと、いつものライヴ友達の祥友の皆さんが。
以下は、いつものように、セットリストと感想を書いていきたいと思いますが、このあとの広島、京都のライヴをご覧になる予定の方は(多分色々換えてくださると思いますが)、以下を「ある程度のネタバレ」と承知の上、ご覧ください。

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December 23, 2008

イブイブだよ!!ギターと鈴と譜面台と私 final―zabadak@晴れたら空に豆まいて―

081223soramame_2 今年の締めのライブとして、僕は代官山の「晴れたら空に豆まいて」にzabadakのライブを見に行ってまいりました。ここでのライブは、10月以来二ヵ月半ぶり。そして、zabadakの吉良知彦さんのソロライブとしては5月の京都でのライブ以来7か月ぶりです。
今日のライブは「イブイブだよ!!ギターと鈴と譜面台と私」というタイトルで、その名の通り吉良さんがギターと足に付けた鈴だけでいろんな曲をやってしまう、という企画。舞台にはギター2本と、譜面台と、テーブルに鈴とスポーツドリンクが置いているだけのシンプルな構成。
今回も、以前mixiのzabadakコミュニティで知り合った方々と待ち合わせをしていたのですが、ちょっぴり恥ずかしい合言葉(自主規制)をいきなり言わされるという羞恥プレイ。まあ、このプレイによっていきなり距離が縮まった、と無理やりまとめておきます。僕は2列目のちょうど真ん中、真正面に座りました。このライブハウスのカレーを急いでぱくつき、吉良さんの登場を待ちます。
吉良さんはほぼ時間通りに登場、挨拶抜きのさっそくのスタートとなりました。

第一部
081223soramame 1)駆け抜ける風のように(『風を継ぐ者』)
いきなりこの曲で度肝を抜かれました。この曲はキャラメルボックスの劇伴アルバムのラストの曲ですが、まさかこんな「盛り上げ曲」でいきなり来るとは…。我々の方もいきなりボルテージが上がります。
2)アポロの月(『ブリザード・ミュージック』)
これもキャラメルボックス関連。こういうオープニングになるとは予想だにしませんでした。この曲を終わって、初MC。「こんばんは~、ノリがつかめていないです(笑)」「仙台のときのネット中継が、月間MVPになって(拍手)、いや、僕は何もやってなくて、投票してくれた皆さんのおかげなんですけど、ステッカーを作ってもらいました。チラシにはさんであると思うんですが、あります?」 「もうチョイ楽なのをやります」と言って始められたのが
3)雲の言葉(『回転劇場』)
この曲が「楽」だとは思いませんが、ゆるやかなリズムでどんどん吉良さんの声が大きくなります。「せっかくクリスマスイブイブなので、世界一不吉なクリスマスソングをやります(笑)」と始められたのはもしやと思っていた
4)とぎれとぎれのSilent Night(『遠い音楽』)
でした。これをライブで聴くのは初めて。吉良さん自身「難しい」というだけあって、すさまじいストロークの嵐。おそらく僕を含めたファンの脳内には、上野洋子さんの高音パートが「脳内補完」されていたと思います(勝手に脳内再生されちゃうんですよね「♪my sweet Christmas, remember♪」って)。終わった後吉良さんは「終わりに禁じ手の不吉なコードを使っています。まねしちゃダメ」とおっしゃっていました(笑)。「では、不吉じゃない方も」と言って、
5)僕のMerry Christmas(『ブリザード・ミュージック』)
が歌われました。吉良さんは「子供」と「大人」のパートを声を使い分けるべく、オクターブを変えて歌うという荒業に。この曲に関するプチ情報として「この曲の最後の方で、調子外れの歌を大声で歌っている子供がいますが、あれは息子ではありません(笑)。息子の名誉のために付け加えておきます。あれは、キャラメルボックスのKさんのお子さんです。うちの息子は最後に「メリクリマス」と言っています」とのこと。
さて、ここからは来年に発売されるニューアルバム『平行世界』からの「お披露目」曲です。
6)Freedom(『平行世界』)
この曲の後、続けて新曲をやろうとしたのですが、吉良さんがミスってしまい「知らない曲を続けるのもなんだよね、ごめん、一曲待って。慣れ親しんだものをやってから」と始められたのが
7)旅の途中(『平行世界』)
でした。やっぱ、この曲好きだなあ。そして、さっきやりかけた曲の
8)ラジオ・ステーション(『平行世界』)
が奏でられました。その直後は意外なこの曲、
9)光の人(シングル『椎葉の春節』)
でした。これをライブで聴くのは、おそらく1993年の中野サンプラザ以来かも?(『prunus』になったあのライブです)吉良さんが「♪窓ガラスに指先のモールス…ルスルス♪」とセルフディレイをしたのには笑いました。あと、「光のシト」って噛んじゃって、江戸っ子らしい(もしくは「使徒」ならエヴァンゲリオン?)歌詞ミスもありましたが。
10)かがいのよる(『空ノ色』)
11)空ノ色(『空ノ色』)
『空ノ色』から2曲続けて、ぐわっと盛り上げて、まずは前半戦終了です。「空ノ色」は相変わらず声が伸びますねえ、吉良さん。「飲んでからの後半戦を長くしたい」とおっしゃっていたので、期待も高まります。僕も休憩時間に泡盛のお代わりを。

第二部
12)マーブルスカイ(『桜』)
僕も好きなこの曲から後半戦スタートでした。歌い終わった直後に吉良さんがお店の方に「久米仙、ロックで」と注文し、吉良さんも「ガソリン」を入れ始めます。
13)白い紙と鉛筆(『TRiO』)
この2曲の流れは、『TRiO』を思い出させますね。吉良さんは「何かリクエストあります?」と発言し、会場から様々な声が飛び交ったのですが「(「かしはばやしの夜」という声に)昨日やっちゃった」「(「子午線のマリア」という声に)家に忘れた」「(「宇宙のラジヲ」という声に)嫌だ~(会場爆笑)」「(「Poland」という声に)どうやれっちゅうんじゃ」など、様々な理由で多くのリクエストは撃沈。採用されたのは、
14)かえりみち(『はちみつ白書』)
でした。もう一つ採用されたのが、
15)わにのゆめ(『WATER GARDEN』)
です。
16)THERE'S A VISION(『飛行夢』)
これはライブでやったことがない、と吉良さんが言っていた超レア曲。確かにレアなだけに、吉良さんも歌詞の英語を何度か失敗し仕切り直し。「ああ、どんどん子供に軽蔑される~」(会場爆笑)。
17)LIFE(『LiFE』)
これもレアな方ではないでしょうか?そのまま「Lifeつながりで」でと始められたのが
18)Wonderful Life(『Wonderfull Life』)
来たー。この曲、どんどん好きになってしまっています。
19)夕焼け(『平行世界』)
これは京都でもやってくれた曲ですね。新曲。
20)MOTHER(『Something In The Air』)
僕はこの曲の間奏部分のプログレっぽいところが好きです。さて、ここからいきなり(?)後ろの方にいた小峰公子さんが「ゲスト」として呼ばれました。吉良さんは「少し(ヴォーカルの方は)休憩させてもらいます」、公子さんの第一声は「もう少し化粧してくれば良かった(爆笑)」。そして
21)光の庭で(『LiFE』)
が歌われました。公子さんのヴォーカルヴァージョンもいいですね~(ま、元々がそうなんですが、『TRiO』の吉良さんヴァージョンの印象も強くて)。そのまま次は何をやるのかな、と思っていたら、吉良さんが勝手に(笑)ある曲のイントロを始めて、公子さんが「ええ~」と戸惑いつつも
22)遠い音楽(『遠い音楽』)
が始まりました。いきなりっぽいのに歌いきるところがさすがプロ。公子さんはここで退場。「また疲れたら呼ぶね」「歌詞ちゃんと憶えていて偉いなあ(会場爆笑)」と吉良さん…。さあ、しんみりした曲の後に何が来るかな、と思ったら、
23)百年の満月(『桜』)
これも僕のfavariteの一つ。オープニングの「ジャーン」という音を聞いただけでもう、僕は降参です。
24)Dreamer(『IKON』)
25)ブリザード・ミュージック(『ブリザード・ミュージック』)
ラストスパート、という感じでアゲアゲのこの曲を。そして最後は再び公子さんを呼んで、定番ですが
26)Easy Going(『Welcome to Zabadak』)
で締め。「ありがとう、よいお年を!」と一旦引っ込んだ吉良さんを、我々は当然アンコール要求の拍手で呼び戻します。そして、しっとりとした
27)小さい宇宙(『私は羊』)
がはじまったのですが、何と吉良さんは、さっき飲みほした久米仙のせいか、歌詞をど忘れ。酒がまわって同様に気分のいい我々ファンもつい自然に声が出て、恐れ多くも作者に対して歌唱指導(笑)。でも、吉良さんがそういうミスをするたびに笑いが起こるってのも…。皆さん生暖かく見守る優しく寛容でもありますが、そういうハプニングを心のどこかで期待して、実際起こったら「来たー」と心の中で思っているに違いない(笑)。
本日のライブはこれで終了。いやあ、吉良さん、お疲れ様でした。その後は、吉良さんと公子さんの夫婦サイン会。僕は全部のグッズをすでに買っているので列には加わりませんでしたが。
そして会場を後にして、入場前にご挨拶した皆さんと渋谷で軽く二次会(メンツに加えていただきありがとうございました)。
今日も最後まで楽しい時間を過ごすことができ、感無量です。吉良さん、ありがとうございました。一緒に飲んだ皆さんも、また別のライブ会場でお会いできればと思います。

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December 21, 2008

Warm December Notes~鈴木祥子@南青山MANDALA

081221mandala_012 この週末は学会事務のため、東京出張でした(二日連続で会議に出席)。ところが、21日は鈴木祥子さんのライブが南青山MANDALAであるという偶然(あくまでも偶然です。僕の企みではありません。6月の学会出張ついでのライブ参加の時も同じことを言っておりますが)を僕が見逃すわけもなく、しっかり参加してまいりました。
会議が開場30分前まで長引いたので少し焦りましたが(長引いた理由は僕にもあるので、誰も責められません)、走って何とか開場5分前に辿り着きました(会議場所が渋谷だったことが幸いしました)。開場を待つ列の中には、いつもの「祥友」の皆さんがいらっしゃいました。ほぼ時間通りに扉は開き、僕は遅目の入場だったのにもかかわらず、前から二列目にぽっこり空いていた座席に座ることができ、ラッキーでした(祥友すらすらさんの真後ろ)。
081221mandala_003 今日の舞台は左からウーリッツァー(W)、ピアノ(P)、エレキギター(Eg)、ドラム(Dr)という構成。僕はそのウーリッツァーの真正面に座ることになりました。この座席は、後からある意味最高の席の一つだということが判りました。というのも、まずウーリッツァーが舞台ぎりぎりにセットされていたので、距離が近い。実際、僕の席から1メートルほどしか離れていないので、後で祥子さんがここで弾く時には、シャイな僕(ちょっと嘘)などは近過ぎて、目のやり場に困るほどでした。ピアノはその隣で、祥子さんの横顔を拝見でき、ギターもドラムもしっかり見える、つまり「見切れ」のない席だったのです。
生ビールとチーズをつまんでいるうちに、ほぼ時間通りに開演です。今日の祥子さんは上から下まで黒で統一したファッション。ノースリーブのドレスと短めのスカートのツーピース、黒のラメ入りのストッキング、黒のヒール、十字架のシルバーネックレス、そして白いモコモコした「襟巻(マフラーというより、襟巻と呼びたい感じ)」で登場です(今日は最初から最後までこの衣装でした)。今日のライブは「Warm December Notes~あなたとわたしが好きなうた~」と題され、現在祥子さんのオフィシャルサイトに設置されているリクエストボードと、何と会場でかき集めたリクエストカード(三曲まで書くことができ、開演前に書き込んでボックスに投票しました)を基に、祥子さんのオリジナル曲の「リクエスト大会」という企画。僕もこっそりリクエストボードに書き込みしましたが、さてどうなることか。
今日のライブは二部構成で、第一部がそのリクエストボードに書かれた曲を中心にしたもの、第二部が今日会場から募ったリクエストからチョイス、というものでした。
では、第一部のセットリストから参ります。

第一部
祥子さんは「皆さん、リクエストボードの書き込み、ありがとうございます。でも、票が割れてる(笑)」と第一声。
1)危ない橋(P)
2)Sweet Sweet Baby (P)
アルバム『風の扉』から二曲。あのアルバム全体がなんとなく冬のイメージなので、リクエストした人も多かったのかも。
3)南にドライブして(W)
ウーリッツァーに移動。おお、祥子さん、近過ぎる。
この曲をライブで聴くのはレアなんじゃないでしょうか。少なくとも、僕は初めてのはず。祥子さん曰く「この曲、書いた時は自分でかっこいいと思っていたんですが、今見ると、もがいているって感じですよね(笑)」。
4)paingiver (W)
この曲をウーリッツァーでやるのも珍しいことだと思います。ギターで演奏するのが普通でしたから。この曲の大ファンである祥友りゅうさん(席はギター、ドラムの近く)に心の中で「済みません」と謝りながら拝聴(笑)。ちょっとjazzyな感じの歌い方でした。
5)ステイションワゴン(W)
やっぱ、この曲を好きな方も多いんだろうなあ。もちろん僕も好きですけど。
6)Get Back(P)
祥子さん曰く「この子は最後、受け入れられたのかしら、気になる。まあ、ハッピーエンドってことにしておきましょう」とのこと。
7)風に折れない花(W)
この曲、僕を含めて好きな人がとても多く、何とリクエストのベスト1だったそうです(祥子さん曰く「あなたも好きねぇ(笑)」)。祥子さんは歌詞を最初英語で考えて、それを日本語にすることが多いそうなのですが(これも実はびっくりエピソード)、この曲もそうで、最初英語で書いた歌詞を川村真澄さんに見せて、日本語にしてもらったそうです。男子のうっとり率高し。
8)my love, my love (W)
やったー。というのも、僕がこの曲、リクエストボードに書いたからです。というわけで、リクエストアクセプト第一号。まあ、僕以外にもリクエストした人が多い名曲だから、って言われればそれまでですが(笑)。さびに入る直前の「♪my love, my love ハァー♪」という部分の転調が好きなんですよ。
9)臨時雇いのフィッツジェラルド(P)
おお、これもレア。ライブで聴くのは、僕は初めて。「ブルースなんです」と祥子さん。軽快な間奏もgood。
ここで第一部は終了、ちょっと休憩した後、第二部スタートです。

第二部(会場リクエストコーナー)
祥子さんは、先ほど我々が提出したリクエストカードの束を持って再登場。「リクエストされた曲、なんと全部で105曲!ここも票が割れているというか、例えばシングルの曲に集中するのでもない、というところが私らしいというか何というか(笑)。そのベストテンをカウントダウンじゃ、ないですね、何曲かもうやっちゃったし。」と言ってはじまったのが
10)水の冠(P)
でした。この曲はすごくポジティヴな「好き好き光線」というか、そういう女の子の気持ちが歌われている曲ですよね。
11)とどくかしら(P)
やったー。これも僕が書いたリクエスト。同志の皆さん、やりましたね&ありがとうございます。祥子さん曰く「この曲はちょっとバカラック風味のメロディとして作った」とのこと。確かに言われてみれば。
12)本当は哀しい関係(P)
「ニューアルバムから一曲もないのはさびしいので(笑)、次点ですがやっていいですか?」と言って始められたのがこれ。おそらく僕を含めて、多くの皆さんが、このクリスマス・イヴに発売される『SHO-CO-SONGS collection 2』からのリクエストをしなければ、という風に気を使って、ついニュー・アルバムの曲を書かなかったんだと思いますが(でなければ、もっと入っていますよ。僕なら「Father Figure」ですが)。
13)Angel (P)
祥子さんは「皆さん、今、どんな気分ですか?How do you feel?って聞いても、人それぞれですよね。私はどちらかというとアッパーなので、この曲を」と言って弾き始めたのがこれ。僕も大好きな曲。アゲアゲでした。シャイな我々も祥子さんに促されて、さびの部分を小声で合唱。
14)Happiness (P)
実は、さっきこれを弾きかけて、いったん止めて「Angel」に切り替えたのですが、やってくださいました。祥子さん曰く「この曲、歌うたびにいろいろ理屈をつけたくなる(笑)」。僕はこの曲のピアノが、一番「力強い」演奏に聞こえました。
15)忘却(Eg)
「これも次点なんですが」と言って、ギターで。「同じ曲でも年齢やシチュエーションで全然違うってこと、ありますよね」と祥子さんは言っていましたが、楽器が違うだけでも大きく違って聞こえることもあると思います。まさにこの曲がそれ。エレキギターのちょっとワイルドな感じが、妙に合っていたというか。
16)Silent Dream (P)
おお、これもレア。「自分の一番深いところにある風景というか、原風景を歌った曲です」と祥子さん。しんみりしちゃいますね~。「Angel、Happinessをピークとして、どんどん盛り下がっていますが(笑)」と祥子さんもセルフ突っ込み。
17)Sweet Thing (P)
「さっきの(Silent Dreamの)世界から戻れないついでに」と始められたこの曲ですが、リクエストの人気も高かったんですよ。
18)ときめきは涙に負けない(P)
これも泣かせる曲ですよね~。
19)ムーンダンスダイナーで(P)
「大団円にふさわしい曲として」選ばれたこの曲。冬を感じさせる名曲ですよね。

ここで第二部は終了。当然我々はアンコール要求の手拍子。祥子さんもすぐ戻ってきて、来ましたよ「何か聞きたい曲あります?」。というわけで、アンコールは「直接リクエストアワー」となりました。
20)Circle Game (Eg)
シングルヴァージョンで。ちょっとチューニングに手間取りましたが。
21)愛はいつも(P)
「この曲もやろうと思ってたのよ」というわけで、一発採用。
22)Love is a sweet harmony (W)
「この曲は年末っぽい感じですよね」とのこと。
23)月とSnapshots(W→Dr)
祥友りゅうさんのリクエスト。というもの、せっかく用意されているドラムをまだ一度も使用していなかったので、無理やり祥子さんにドラムに向かわせるナイスなリクエストでした(笑)。やっぱ、ドラムをたたいている祥子さん、かっこよすぎ。たまらん。
24) Little Love (W)
これもクリスマスソングですね~。祥子さんもこの曲の頭と終わりに「♪真っ赤なお鼻の~♪」の「赤鼻のトナカイ」を挿入するお遊びを。
ここでまた祥子さんは楽屋に帰りましたが、我々はしつこくアンコール。最後はこの曲で締めです。
25)GOIN' Home (Eg)
僕のお隣の方のリクエスト。チューニングと、マイクスタンドがどんどん下がってくるのにもめげず(笑)、本当の大団円を迎えました。

これにて今日のライブは終了。休憩を入れてですが、約3時間の充実した時間でした。残念ながら日曜日ということで家路を急ぐ方が多く(アンケートを書いているうちに、どんどん人がいなくなってびっくり)、そのまま打ち上げ、というわけにはいきませんでしたが(まあ、祥友4名でプチ宴会を路上ではしましたが)、温かな気持ちで帰宅しました。

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November 22, 2008

Darieライブ@RAG

今夜は、木屋町三条のRAGDarie(濱田理恵)さんのライヴに行ってまいりました。サポートメンバーはムーンライダーズの武川雅寛さん、karakの(と紹介した方が良いよな、今日は)小峰公子さん。このメンツでやる、ということを知った途端(多分、知ったのはDarieさんのブログで)、僕は地の利を活かして発売直後に直接チケットを買いに行ったのですが、驚いたことに、整理番号1番でした。
DarieさんはCMや劇伴、テレビ番組でたくさん曲を提供している方で、僕は彼女の「声」を聞いて「こりゃすごい」と打ちのめされて以来のファンですが(オリジナルアルバムも3枚持っております)、ライヴは初めてなのでした。小峰公子さんは、先月の代官山でのライヴ以来、武川さんを拝見するのは、大阪Rain Dogsでの上野洋子さんのライブのサポートメンバーとして以来、そして会場のRAGは、今年5月のzabadak吉良知彦さんのソロライブ以来です。

会場に10分前についても、まだ人がまばら。あらら、これはどうしたことかな、と思っていたら、いつも鈴木祥子さんのライヴでご一緒する祥友めんちかつさん、そしてめんちかつさんのご友人のpopholicさん、そして、僕がいつもレコード・CD評を拝見しているamed-recさん(はてなアンテナに登録しておりました。ビックリ)とご一緒することに。特に、amed-recさんには初対面にも関わらずおみやげまでいただいて申し訳ありませんでした(そのおみやげを食べながらブログ書いてます)。四人で主に80年代の音楽やアイドル、サブカル話に興じているうちに開演時間となりました(いつの間にか、お客さんもほぼ満員となっていました)。

基本的にはDarieさんのオリジナル曲が中心だったのですが、karakの曲やムーンライダーズの曲もやりました。以下に、簡単に僕が判った限りのセットリストを記します(知らない曲や、聞き間違いなどはご容赦。あと、個人的には小峰さんと言うより公子さんと言う方がしっくり来るので、「公子」と記載します)。

第一部

1. 電線(Darie+武川)
一曲目のDarieさんの声が聞こえてきた途端「これだよ、この声だよ」と身震いしました。やっぱ凄い声だなあ。
2. 私の幾粒かの涙(Darie+武川)
3. 裸の空と裸の私(?)(Darie+武川)
4. Second Cry(Darie+武川)
5. テツボー(Darie+武川)
ここまでは武川さんがバイオリンを弾き、トランペットを吹いていましたが、公子さんが登場して入れ替わります。が、公子さんはアコーディオンを楽屋に忘れて登場し、仕切り直し(笑)。おいおい。
6. Cadenzaの森(Darie+公子)karak
いきなりこの曲でビックリ。プロの人に言うのもバカバカしいですが、「Darieさん、ピアノ上手い!」と思ってしまいました。
7. 明日ヲ見ル丘(Darie+公子)karak
8. mon ami(Darie+公子)新曲
この曲は「私の友達」というタイトルで、20年来の交友があるお二人が初めて「作詞:小峰公子、作曲:Darie」という組み合わせて作った曲だそうで、公子さんが歌詞を送って1時間後にDarieさんから曲が送り返されてきたという驚きエピソードも。
9. 雨の日のピアノ(Darie+公子)karak
10. Throw to me(Darie+公子)karak
Darieさんはkarakの曲で気に入っているのがいくつもあるとおっしゃっていましたが、今回はファーストアルバム『silent days』からの選曲で固めていましたね。
11. はじめてうたったうた(Darie+武川+公子)zabadak
これは、今度の2月に発売されるzabadakのニューアルバム『平行世界』に収録される曲。僕も実は初めて聞きましたが、確かに吉良さんっぽいメロディライン。
12. Try Try(Darie)

ここで休憩が入りました。十数分の休憩を挟んで、第二部スタート。
第二部

13. 微熱(Darie)
アルバム『Darie』のオープニングテーマ。このアルバムも10年前なんだよなあ、と感慨しきり。
14. ひだまりの部屋(Darie)
ここからはムーンライダーズの曲を2曲。ヴォーカルを取るのは武川さん。
15. ニットキャップマン(Darie+武川+公子)moonriders
武川さん曰く「ホームレスのおっさんの歌」。
16. 独逸兵のように(シャルロットへ)(Darie+武川+公子)moonriders
「こんな渋い歌を20代の若者が作っていたとは」と公子さん。ムーンライダーズって、ちょっとそういうところがありますよね。今は「年齢の割には軽みがあって」という評価になるのかな?
17. 新曲(Darie+武川)曲名、聞き取りそこねました。済みません。
18. クモの巣みたいな月(Darie+武川)
19. サメの憂鬱(Darie+武川)

ここで一旦本編は終了。encoreは2曲。

e1. みゅう(Darie+武川+公子)
この曲は僕もアルバムでけっこう聴いていて好きな曲ですが、Darieさん曰く「この曲は男の人と組む時には大体やる曲で、まあ男をとっかえひっかえで歌ってもらう(笑)」というと、公子さんが「あら、羨ましい(笑)。ということは、今日は私がおっさんのポジションって事ね(会場爆笑)」とスタートして、この曲は公子さんが我々に手拍子を促し、ノリノリで終了。その後、サポートのお二人は楽屋に戻り、最後はDarieさんだけになり、以前劇伴として作った曲(シェイクスピアの詩に曲を付けたもの)を歌って今日のライブは終了です。
e2. シェイクスピア「十二夜」より(Darie)

僕としては、ずっと実物を拝見&生の声を聞きたかったDarieさんを最前列で見ることができて、感無量。唯一無比の声ですね、やはり(ご本人は「ケロケロした声」とおっしゃっていましたが・・・)。あと、これだけkarakの曲を聴けるとは思っていませんでした。武川さんは相変わらずの渋さとテクニック。

あ、そうそう、物販で出たばかりの公子さんのライヴDVD『KOMINE KOKO LIVE IN NAKANO』も買いました(フライング・ゲットですな)。公子さん曰く、オーディオコメンタリーが「ひどい」らしいです(笑)。それはこれから確かめます。それでは。

追記:ただいま、DVD見てオーディオコメンタリー聞きましたが、確かにドイヒーです(笑)。完全に居酒屋トーク。だが、それがいい!

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November 19, 2008

誕生日ゼミコンリターンズ

20081119_seminar_001 さて、いきなりですが、今日は僕の誕生日でした。うーん、月日の流れるのは早い。
ということで、学部ゼミの諸君が企画してくれて、放課後に僕の誕生日会及びゼミコンパをやってしまおうという話になって、四条木屋町に向かいました。
もう30代の後半になってしまいましたが、目の前にいる諸君はそのほぼ半分くらい、と思うとクラクラしてしまいます。数年前までは「お兄さん」のつもりでしたが、これからは最早「父親」のような気持ちでないとまずいかも知れません。
それはともかくとして「先生、お誕生日おめでとうございます」と祝ってくれる学生諸君を持っ20081119_seminar_006て、僕は幸せだなあ、と加山雄三の口調で思っていたら、「では先生、お待ちかねのものを・・・」と言われ、目をやると、去年にもまして、やたらでかい袋、つまり僕の誕生日プレゼントが用意されていました。「舌切り雀」とかの昔話から言われているように「大きなものには福がない」のがこの世の定め、僕も覚悟を決めてそれを受け取り、同じ居酒屋の他のグループの皆さんも注目する中(これだけ大きな袋だと、注目せざるを得ないでしょう)、中を開けてみると、去年にも増して嫌がらせの度合いが高いドイヒーなブツが色々出てきました(「ドイヒー」とは「モヤモヤさまぁ~ず2」でよく使われる「ひどい」という言葉の業界用語調です)。一番大きいのが、写真にあるような、女性のボディラインをかたどったハンガー。何、これ。どうやって僕に使えというのか。隣のグループ(会社の仲間か、合コンか判然とせず)も思わず失笑。何でこんなものまでヴィレッジ・○ァンガードには売っているのかと、かの店を恨みたくもなります。

20081119_seminar_022 他にもらったものをまとめて紹介すると、エガちゃんこと江頭2:50の来年度のポスターカレンダー(これは研究室に貼るかも)、北海道のお下品おみやげとして名高い「まりもっこり」の「もっこりパワードリンク」(僕はそっちの心配まで学生にされているのか)、おしゃぶり型の飴(フロイト的には、既に僕は口唇期を過ぎているのだが)、以前受けを狙う予備校教師がよく使っていた指示棒(先っぽに手が付いている)などです。あと、ポストカードに寄せ書きをしてくれていて、これだけは素直に感謝&感動。

折角エガちゃんのカレンダーをいただいたので、その場でゼミ生諸君に「毎回の出席よりも、1回の伝説的発表を」と訓示を垂れました。まあ、本当にそんなことをされたら困りますが。

その後はいつものコースなのですが、河原町のROUND1に行き、プリクラを撮り(みんな、好きねえ)、ボウリングを少しして、その後ダーツ(これは僕の強い希望)と遊び倒してしまい、午前様で帰宅。

この企画を立ててくれた諸君には本当に感謝していますが、去年のブツといい、どうしよう・・・。

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