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May 28, 2004

年寄りの冷や水になる前に

今日は深夜、教え子のK君が某クラブ(平坦に発音すること)でDJをやるというので、学園祭の時同様に、チケットを買わされてしまった(笑)。

「年寄りの冷や水」だとか「あのおっさん、うざい」と言われる前に、こういう若者向けのイヴェントには、極力参加しようと考えている(あと5年ほどがリミットだと自分では思っているが、5分後かも知れない)。一種のフィールドワークですね、僕にとっては。

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という名目で、行ってきました(以下の文章は、翌日書いたものです)。

祇園は八坂神社の近くの某クラブで、恐らく僕にとっては数年ぶりの「踊り狂った夜」になった。記憶が確かなら、恐らく8、9年ほど前に、友人のWさんが「今から来ない?」と誘ってくれた新宿のリキッド・ルーム以来だと思う。

クラブは大フロアと、恐らく普段は倉庫にでも使っている小フロアの二つに分かれており、大フロアの方では本職のDJが「ドラムンベース」とよばれる重低音のリズムが中心の音楽を流しており、小フロアの方では、今回誘ってくれたK君のような、恐らく大学生の素人DJの発表会みたいな会場だった。会話も出来ない大音量、錯覚を引き起こさせるストロボフラッシュなど懐かしい空間だ。

20040529club_017.jpg
(K君のDJぶり。プライヴァシー保護の為、一部画像に処理を施しています)

ずんずん響くリズム、耳を聾する大音響、同じ旋律の執拗な繰り返し、過呼吸気味になるダンスなどは、言うまでもなく典型的なシャーマンのトランスのプロセスそのままだ、などとついつい学者らしく賢しらに分析しながら踊る僕がいたのだが、しばらくして「参与観察はその場に馴染みまくるべき」という教えも脳裏に蘇ってきて、(恐らく周りが引くぐらい)踊り狂ってしまった。自分にそんな体力が残されていたのが一番の驚きだったが(学校の業務が終わった直後は死にそうな顔をしていたくせに、現金なものです)。

20040529club_016.jpg
(はじける僕と迷惑そうな隣のお兄さん)

結局は深夜まで踊り狂って、さすがにフラフラになってそのクラブを退散、深夜営業の喫茶店に行き、一休み。そしてタクシーに乗って帰宅。
完徹したのに、結構さわやかだったのは、勿論クラブでハイテンションになって脳内麻薬が出まくりだったせいだろうが(英語で言えばperkyという状態か?)、踊ったことで単純にストレス発散になったのだろう。これも実は僕にとっては驚きだった。というのも、昔の若かりし(笑)時は、周りに自分の踊りがどう評価されるかが気になってしまい、自由に踊るどころか、ほとんど「壁の花」としてその場を過ごしていたからだ。昨日のように、羽目を外してトランス状態になれば、ストレスは吹っ飛ぶこともあり得るんだと確認できたのだ。「同じアホなら踊らな損損」というのが、ようやく「身体」で理解できた宗教学者の僕でした。やはり今までの僕の勉強はbookish過ぎたのかも知れない(笑)。やはりフィールドワークも参与観察も重要ですね。

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