「せかちゅー」は「じこちゅー」?
映画にもなったし、今はテレビドラマにもなっている『世界の中心で、愛をさけぶ』。
この前の金曜日、何となく見てしまったのだが、思ったより良かったです。まあ、気恥ずかしくなるようなシーンがてんこ盛りだが、あのドラマはそういうものを感じて悶えるマゾ的なものが目的なのだろうから、まんまと僕は踊らされたことになると思う。ちなみに僕は映画も本も触ってもいません。
何故見る気になったかといえば、まあ何となくテレビを付けていただけ、というのが一番の理由だが、僕の友人がテレビ版の脚本を担当しているのです(森下佳子さん。大学時代の同級生)。彼女の人となりを知っている僕は、違った楽しみ方をしてしまっています。こんど彼女に「どんな気持ちで脚本を書いていたか」と聞いてみたいと思います。
ストーリーは大体人から聞いたり、ネットの情報で知ったつもりになっていますが、テレビ版を見る限り、僕なら目の前の桜井幸子(結構前々からファンです)に行くことはいうまでもありません。30過ぎて高校時代の恋愛を引きずっているだなんて・・・と最初はバカにしていたのですが、よく考えたら、昔見て不覚にも(笑)感動してしまった岩井俊二の「Love Letter」だって、似たようなメンタリティだよなあと反省。
でも、目の前で気遣っている人を見ずに、過去に囚われているというストーリーは共通していると思います。これって「せかちゅー」ならぬ「自己中」だよなあ、とだじゃれを思いついたので書いた日記でした。お粗末様。
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Comments
わたしは映画を観ました。ドラマは観ていません。
この主人公サクを観ていると「いつまでもウジウジ
してないで、今を生きろ!」とぶっ飛ばしたくなり
ます。
おしとやかに生きようと思っているのに、つい凶暴
な本性が出でしまう・・・・おそろしい作品。
Posted by: パイナップル | August 03, 2004 at 12:04 AM
>この主人公サクを観ていると「いつまでもウジウジ
してないで、今を生きろ!」とぶっ飛ばしたくなり
ます
やはりそういう作品でしたか・・・。
やっぱ、目の前の人に失礼ですよねえ、ああいう態度。
Posted by: 川瀬 of Joytoy | August 03, 2004 at 01:17 PM
「別れた彼女が忘れられない」のと「亡くなった彼女が忘れられない」って基本的には一緒(過去にとらわれる)だと思いますが、亡くなっているだけに「いつまでもひきずるな」と言いにくいですよね・・・・。
亡くなった彼女の冥福を祈りつつ、自分の人生を生きるって
ことが大事だと思います。
Posted by: パイナップル | August 03, 2004 at 09:08 PM
まあ、その「死んだ恋人」を「実は生きていた」ことにして、過去を美しく賛美したまま乗り越えてしまったのが「冬ソナ」なわけですが。
Posted by: 梅天 | August 04, 2004 at 07:40 PM
そんなに高校時代の恋愛って賛美されるものなのでしょうか?
高校生のときモテなかったので、よくわかりません・・・。
Posted by: パイナップル | August 05, 2004 at 12:18 AM
高校時代が賛美されるのは何故か、ということは判りませんが、僕は今「冬ソナ」を別の視点から興味深く見守っています。
韓国は「同姓娶らず」という原則のある族外婚(exogamy)が基本です。同じ先祖を持つ、と考えられる人との結婚は忌避されるわけですね(最近は民法の改正で、多少緩くなったようですが、社会的な圧力はまだ存在するでしょう)。
「冬ソナ」は、実は二人は血のつながりのある兄妹ではないか、という、インセストタブーへと話が収斂していっているわけですが、日本よりもインセストに制裁が厳しい韓国社会で、こういう物語が作製されたことや、それへの韓国人の反応などに興味があります。
Posted by: 川瀬 of Joytoy | August 05, 2004 at 06:55 PM