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August 30, 2004

友、遠方より来たる

帰国第1日目。
5日ぶりに職場に向かい、溜まっていたメールの返事やら色々していると、あっという間に夕方。
台風の接近のせいで、風はどんどん強さを増していく。しかし、僕は出掛けなければいけなかった。というのも、大学時代の同級生で、現在新聞記者の(福)くんが、取材で京都に来ていて「夜に逢おうぜ」と言ってくれたからだ。

彼は取材仲間と少し食事をしているというので、夜9時頃からの逢瀬となった。場所は木屋町の、僕のお気に入りの店「前豊」。この店は今まで何度か利用しているが、みんな違う人との利用(妻に、研究者仲間のKさん、Oさん、そして(福)君)。
そもそも僕と彼は、入学時に決められる語学クラスで一緒になったのだが、趣味嗜好がよく似ていて(笑)、高校時代そういう話をする相手に飢えていた僕たちは意気投合、そして今日に至る友情を保っている。
てなわけで、昨日話した内容も、昔のマンガやアニメ(雑誌)、現在のその辺りの動向などについてのディープな話が中心(僕は彼に教えてもらう一方なのだが)。ついでに、彼も韓国が好きなので、行ったばかりの韓国ネタなども。だが、内容は残念ながらお酒の酔いが覚めるのと同時に消滅(酒席の話題なんて、そんなもので良いと思っているが)。

でも、一つ憶えているのが、最近の若い人(と愚痴を言う年齢になったのだ、僕らも)の「保守化」について。先週の『AERA』で「ぷちナショ」ならぬ「ガチナショナリズム」の特集をしていたが、(福)くんもそれを感じているとのこと。先日、香山リカさんの本をちょっと書評したが、香山さんの心配が杞憂で終わりそうもない、という残念な見通しは確実にある。
そこから少し脱線して、ちょっと牽強付会気味に、僕は「もしかして若い連中、特にオタクといわれる層のセクシュアリティすらも保守化しているんじゃないか」と思いつきを喋る。これは、いわゆるエロティックなマンガやゲームなどで-もちろん「多形倒錯」と言いたいようなものも多数を占めるのだが-メガヒットを飛ばすような作品に意外と保守的なユーザーのセクシュアリティが透けて見えないか、という僕の感触を言ってみただけなのだが。もう少し補足すれば、良くマンガやゲームの「過激」な性描写とかが、「事件」が起きるたびにニュースで取り上げられ非難されたりするが、実情はそうでもないのではないか、というだけのことなのだが。

僕の結論としては「オタク趣味も不倫とかと一緒で、日陰者だからこその快楽があるのだがら、あまり陽の当たるところに出てきちゃまずいよね」と言うこと(笑)。まあ、「日陰者」と言ったって、その人口が最早無視できるレヴェルにはない、というのが今現在なのわけで、そこでそれなりの「理論武装」(笑)が要請されているのだろう。

何歳になっても、色んなことを言える友人はありがたい。しかも遠方より来て、わざわざ酒を酌み交わせるなんて、益々もって有り難い。楽しい夜でしたが、帰りは京都も暴風圏に入り、傘が折れそうな風で、びしょ濡れになって帰りました。

また呑もうね。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Comments

遅くなりましたが、帰国直後のお疲れのところ、しかも暴風雨の中、付き合ってもらっちゃって本当仁ありがとう。大変楽しゅうございました。アカデミックな議論に直接触れる機会はなかなかないので、とても刺激的でした。「前豊」は良いお店でした。次の機会にも(笑)また行きたいです。

(福)君、こちらこそありがとう。
アカデミックなんて言われると照れちゃうけど、「内輪受け」ではない表現でオタク文化を表記することはどうやったらできるのかなあ、というような意識は持っております。
お店の人に、僕らの話題がどう聞こえたのか、それだけが心配(笑)。個室テイストの席だったけど・・・。

「もしかして若い連中、特にオタクといわれる層のセクシュアリティすらも保守化しているんじゃないか」
という指摘は、『創』でも、オタキングがさらっといってました。
「黒い髪の大人しい女の子が好みというオタクは、保守以外のなにものでもないわ。w」
ついでに、浅羽何とか氏も5~6年前に言っていたのでは?

あ、そうだったんですか?『創』は読んでないから知りませんでした。僕は克・亜紀の『ふたりエッチ』等を念頭に置いていたのですが(笑)。
浅羽氏はどこで言っていたのかな?僕、彼が小林よしのりと組んでいた頃は、彼のことを見捨てて全然フォローしていなかったからなあ。

それと、僕は君と知り合いだから冗談として処理しますが、あからさまな嘘メルアドは入力しないように。

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