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September 23, 2004

久保田早紀を聴きながら

今日は休日だが、今月締め切りの原稿のため、泣く泣く出勤(自業自得だが)。

今日の作業中のBGMは、最近手に入れた久保田早紀の初CD化アルバム三枚(「見知らぬ人でなく」「ネフェルティティ」「夜の底は柔らかな幻」)。現在は「久米小百合」という本名で、ゴスペル歌手として活躍中の彼女ですが(僕は3回ほどそのコンサートに行ったことがあります)、過去のアルバムも捨てがたい魅力にあふれています。

久保田早紀といえば、反射的に「異邦人」という不朽の名作が思い出されるでしょうが、彼女はその他にも名曲を数多く作っているのに、何故かあまり陽の眼を見ず、7枚のオリジナルアルバムのうち、後期の3枚は長い間CD化されず、僕を含めたファンがしつこくCD化を嘆願してきました。そして、「こういうマニア連中相手の商売はいけるかも」とソニーも思ってくれたのか、ソニーは「オーダーメイドファクトリー」という部署を立ち上げ、一定数ネット上での「復刻希望」の票が集まった過去の音源を限定発売する、というちょっぴりあこぎな(笑)商売をはじめ、僕もついついそれに乗せられて、久保田早紀のアルバム復刻運動に数ヶ月前邁進していたわけです(そのような重症なファンの集まりはこちら)。
実は、僕は中古レコード屋さんやらyahooオークションなどで、この3枚のアルバムは手にしていたのですが、CD化されるとなれば、ついつい買いたくなるのがマニアの性というもの。それに収入のある「大人」ですから。

で、エンドレスで聴いていたんですが、何故これが売れなかったのかが不思議なくらい完成度の高いアルバムたちでした。それに、敢えて声を大にして言いたいのですが、お美しいです。確認したい方は、特に6枚目のアルバム、「ネフェルティティ」のジャケットをご覧ください。これです。1983年発表ですから、彼女は当時25歳!

FCCX-10.jpg

申し訳ないですが、「人間、所詮は顔」という信念をいつの間にか注入されていた僕は(恐らくハンサムや美女ばかり活躍する少女マンガの耽読が遠因だと思われます)、芸能人、アイドルはもちろんですが(あれは顔で判断される職業です)、いわゆる「アーティスト」も顔で判断するいけない人間になった気がします。僕が女性アーティストを好きになる順番は、おおよそ2パターンあって、

1)ラジオや試聴コーナーで「一聴き惚れ」して、どんどん好きになっていくパターン(この場合は顔はあまり関係ありません)
2)ジャケットの美しさに惹かれてとりあえず買って、そのアーティストの世界にあとでずぶずぶはまっていくパターン(恐らく8割はこちらのケース)

2番目のパターン(いわゆる「ジャケ買い」)では、もちろん何度も失敗して痛い目に遭っていますが(笑)、一度惚れたら、しつこいさそり座ですから、とことん追いかけまくります。
このパターンで骨がらみに好きになってしまったのは、古くは「G-Schmitt(ゲー・シュミットとドイツ風に読んでください)」というインディーズバンド。歌詞とヴォーカル担当のSyokoさんが、ただひたすらお美しかった。歌詞も意味不明でどろどろして暗くて、緊張感があって好きだったなあ。
鈴木祥子さんも、最初は「きれいなお姉さんだなあ」と思って買っていたら、段々凄いことになっていって、今もリスペクトし続けているアーティストです。

なんか、小谷野敦さんばりの「美人礼賛」になっちゃったなあ。反省(しないけど)。

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Comments

「すごくきれいな人」とはよく聞かされてましたが、参りました!ほんとに美しいですね。
しかし
>小谷野敦さんばりの「美人礼賛」
うーむと思いながら読みましたが、かんがえてみれば、私だって男性の美形ミュージシャン、好きだもんな。

Posted by: chisam | September 24, 2004 at 05:32 PM

chisamさま

今も久米さん、お美しいですよ。去年は「異邦人」リバイバルのおかげで、ちょこちょこテレビのワイドショーにお出になっていましたが。

今回の日記では、自分の面食いを自分でちゃかして書いたつもりですが、もちろん僕の本意は、リンカーンが言ったように、「40歳になったら自分の顔に責任を持たなければならない」ということ、言い換えれば「顔にその人の品性が出るであろうから、ちゃんとしましょうね」というだけなんですけどね。

Posted by: 川瀬 of Joytoy | September 24, 2004 at 06:10 PM

>もちろん僕の本意は、リンカーンが言ったように、「40歳になったら自分の顔に責任を持たなければならない」

なるほど。私はすごい老け顔だったらしく、16歳の時から、24歳くらい?ハタチは過ぎてるよね?と言われてきました。で、なんとなく「若い頃」がもとからなかったような感じなんですけど、ようやく周囲に追いついて、これからは私の時代(おおげさ)、というわけにもいかないんだな。

CD、買ってみようと思います。

Posted by: chisam | September 25, 2004 at 10:14 AM

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