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October 03, 2004

自転車で散歩

今日はとりあえず、オフと心に決め、まずはトイレットペーパーなどを買い足すために近くのジャスコ洛南店に向かう。
最近読んだ本(三浦展『ファスト風土化する日本』洋泉社新書、2004。なかなかお薦め。)では「郊外型の均一な空間(これを著者の三浦氏はダジャレもふまえて「ファスト風土化」と呼んでいる)を作り出している象徴」として「ジャスコ」、つまりイオングループがやり玉に挙げられていたが、実は、僕の住む京都って、結構ジャスコが多いんですよね(五条の島津製作所跡にもできたし・・・)。
確かに、ジャスコのような大型スーパーに進出されれば、地元の商店街は軒並みやられますよね。でも、必要なものが全てほぼ揃ってしまう便利さに抗えず、今日も利用してしまうわけです。誤解の無いように言っておきますが、この本は「ジャスコが悪い」といっているわけではなく(ちょっとは言っているけど)、日本全国、どこも金太郎飴みたいな「ロードサイド型」の郊外型空間となって、犯罪も車を使って広がりを持って田舎は田舎らしさを喪失して・・・となる様子がデータと共に示されています。

さて、ジャスコの話はこれくらいにして、今日の休日のメインは、久々の「芸術鑑賞」だ。
僕の従姉妹は画廊の展示企画などをしているのだが、この度京都西京極の「弥右衛門」という展示スペースで、岡田修二さんという画家の展示を企画したのを葉書で教えてもらい、自転車で行ける距離なのでキコキコこいで出掛けた。
まあ、ちょっと駅から離れたところもあるロケーションだし、展示が始まって一月近く経っているので、、僕が到着したときは、客は僕一人。というわけで「弥右衛門」のオーナーの方とサシで話をさせてもらい、岡田さんが滋賀県立近代美術館でおこなった展示のパンフレットを購入(上のリンク先参照)。今回の展示では「水辺」シリーズといわれるものが並べられており、これは例えば水面に浮かぶ枯れ葉などごく小さな対象を2,3メートルのキャンバスにまるで写真のような細密さで描くというもので(しかもモノクロ)、単純に「面白いなあ」と思った。お値段の方は(一応売り出してもいたのだ)、とてもじゃないが個人では買えない値段だったが。

今日は一日中自転車で走り回る珍しく健康的な休日だった。

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Comments

ご無沙汰しております。

九州の地方都市にも「ファスト風土」化は押し寄せています。
どこに行っても、町の中心部からちょっとはずれると判で押したように同じ町並みです。笑えてしまうほどです。

地域住民の利便性を考えると、これはこれでいいんじゃないかと勝手に思っております。ただ、問題は大型店舗が撤退した後なんですよね。地元小売店はやられてるわ、使いようのない廃墟は残るわでゴーストタウン化が進んでしまう。まだその段階まで達していないようですが。

さて、Doblogの重さに耐えかねて、移転いたしました。
http://paperballs.txt-nifty.com/
ご近所であります。よろしくお願いします。

Posted by: ガメ | October 07, 2004 at 02:45 PM

ガメ様、コメントとブログのお引っ越し状、ありがとうございます(左の「お気に入りブログ」の欄も修正しました)。

>ただ、問題は大型店舗が撤退した後なんですよね。地元小売店はやられてるわ、使いようのない廃墟は残るわでゴーストタウン化が進んでしまう。

まさに、著者の三浦さんもこの点を問題視されていました。東北あたりでは、特に酷い状況になっているそうです。
ありきたりな言葉なんですが、24時間営業のスーパーがある生活って、本当に豊かなのか、と自問したくなります。一度そういうものになれてしまうと、なかなか後戻りできないのですが・・・。

Posted by: 川瀬 of Joytoy | October 07, 2004 at 06:51 PM

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