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December 15, 2004

三分の理

先程、ネットで興味深いニュースを見かけた。「興味深い」というのは正直言って不謹慎な言葉遣いだと思うのだが、十代の少年による「振り込め詐欺」事件である。1480万円だまし取ったという金額もさることながら、驚かされたのは、主犯格の少年の言葉。

主犯格の少年(19)は「田舎のお年寄りが金をため込んで使わないからバブルがはじけた。だまし取って使えば景気は良くなる」などと供述しているという。

いやあ、久々に声を上げて驚いた。泥棒にも三分の理とは良く言ったもの、いや、この少年はもう少し、五分の理くらいあるかも知れぬ。やったことは当然許すべからざる事だが、ここまで言えたら立派なものだ。この少年の台詞、「だまし取って」という部分を無くして経済評論家などが言ったらどうなるか。そのまま週刊誌の片隅に載りそうな言葉ではないか?逆に言えば、この少年の思いがけない語彙の豊富さに驚くよりも、経済評論家などの語彙の少なさに驚くべきなのかも知れない、などと思う。

彼らは、だまし取ったお金を高級料理やホテル代などで浪費していたという。彼らの風体は知らないが、少年たちが豪遊しているのをホテルやレストランなども黙認していたわけだ。恐らく、少年たちは現金ニコニコ払いの「美味しい」お客だったはず。金が全てのこの世の中、彼らの行動を止める術は店の側には無かっただろう。

「振り込み詐欺」の事件はいつ聞いても、悪意のエッセンスが抽出されているのでいつも胸くそが悪くなるが、今回の事件は久々に本当に、憂鬱な気持ちになってしまった。少年たちの「悪意」と、彼らの蕩尽を許容してしまう現実に。

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