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December 19, 2004

三宅乱丈はすごいかも・・・

この週末は、疲れた体を休めることに決定。冬休み直前で息切れしてきたことに加えて、忘年会やらで体力が削れていることを自覚したからだ。
あ、今卒論を抱えている学生の皆さん、疲れたヘロヘロの体と脳みそでは、ろくな文章になっていませんから、一度ゆっくり寝ることをお薦めします。今まで君たちが寝すぎである、ということはとりあえず棚上げします。そろそろ精神的に追いつめられ始めているかも知れませんが、いざ追いつめられれば不思議なことに人間、自分でも思いがけないようなエネルギーが湧いてきて(人によっては神が降りた、と表現する人もいます。実は、僕も今「言霊様」のご降臨を平井和正先生のように待っているところです)、何とかなるものです。頑張ってください。

閑話休題。ということで、近所の本屋さんに行って、何冊か息抜きになりそうなマンガを物色して読みふける。
で、そのうちの一冊が、久々に僕をして「何じゃこりゃー」と叫ばせた代物で、作者は三宅乱丈先生(excite booksでのインタビュー記事です)。今まで名前は知っていたんですが、何となく読まずに過ごしてきたんですよね。僕の大学の同期のT澤嬢が「『ぶっせん』、すげー面白いよー」と奨めてはくれていたのですが、『ぶっせん』(講談社モーニングワイドコミックス)を数ページパラパラ読んで、「何かピンと来ないなあ」とその時は思い、そのままにしていたのですが、何故か今回は吸い込まれるように、三宅先生の最新作『大漁!まちこ船』(講談社モーニングワイドコミックス)を購入してしまいました。表紙の迫力に押されてしまったので・・・。

このマンガ、何と言っても、バカバカしい設定を大まじめに書いていて、強引に独特の世界に引きずる力が半端じゃない!!こんな不条理な世界に連れて行かれたのは久々です。倉橋由美子や川上弘美に勝るとも劣らない(当社比)力業だと思いました。

えー、簡単にこの物語を説明しますと、舞台は港町で、「マグロのエサ」が職業のまちこと、脱サラしてスローライフの実践として漁師を始めた小川さんが、紆余曲折があったあとで、まちこが産んだ卵に放精してほのぼのとした子だくさんの家庭を築くという、愛の物語です。大丈夫ですか?ついてきてくれてますか?僕もこのように強引に物語をまとめてみましたが、改めてこの世界の「ものすごさ」に戦慄しております。
よくもまあ、こんな設定を考えつくものだ。多分、三宅先生は実は「何にも考えていなさそう(正確に言うならば、設定はすごく思いつきっぽくて、ディテールは非常に細かいです。そのせいで地引き網に引っかかったようにこの世界に引きずり込まれたわけですが)」な雰囲気もあるのですが、「これは愛の寓話として読み替えなければ」という変な義務感を読者に感じさせます。

というわけで、これから遡って三宅先生の作品を読みあさるかも知れません。今までちゃんと読んでこなかった不明を恥じております。

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