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January 06, 2005

「図書館」を考える

今日は、年が明けてから初の教授会(正式には「教員会議」というのだけど)。というわけで、今日から本格的な仕事始め。今日と明日は補講日なので、学生の姿を久々に見る(月曜日が休日になることが多いので、その補講をおこなっているのだ。僕も明日、ゼミの補講が待っている)。あちこちから「あけおめ、ことよろ」の声がする。何人かの学生が「先生、明けまして(以下略)」と言ってくれるので、僕も笑顔で「今年宜しくね(今年はちゃんと授業出ろよ)。」と脅しを掛ける(笑)。

会議はいつものように終わり(要するに疲れたって事です)、学生の書きかけの卒論に朱を入れて、夕飯を食べる、という何の変哲もない一日。まあ、これが日常に復帰したと言うことなのでしょうけど。

教職員のメールボックスに行くと、嬉しいことが一つあって、それは長年探していた本があっけなくネットで見つかり、それが届いていたこと。その本は

小川圭治・池明観編『日韓キリスト教関係史資料1876-1922』(新教出版社、1984)

という資料集。
僕などは専門からして持っていなければまずいのだが(この本の続編『日韓キリスト教関係史資料Ⅱ 1923-1945』は昔、西荻窪のキリスト教専門待晨堂で購入済み。久々に行きたいなあ。あの店、他にも渋い人文系の本や、クリスマスカードも売っていて便利だったのだ。東京女子大に非常勤で行っていたときは良く通っていた)・・・。これまでは大学図書館で借りてなんとかしていたのだが、やはり欲しくなって(今の勤務先の図書館にはないから)、だめもとで「日本の古本屋」で探したら、あっけなく見つかってしまいました。今までほとんど古本市場に出てこなかったのに。ネットって、こういうときホントに便利。
で、届いた本を見てびっくり。それは、図書館の「廃棄本」だったのです。埼玉県の某市立図書館の・・・。
手元に来たことは嬉しいんですが、こういうものを保管してこそ、図書館なんじゃないかな、とやっぱり思ってしまった。ハリーポッターを数十冊入れるより、こういう本を一冊ずっと保管しておく方が良いと思うのですがねえ。それは、大学図書館にももちろん当てはまることだ。まあ、さすがに大学図書館はハリー・ポッターを数十冊も買うようなことはしないが。

古本購入から、思わず「図書館」について考え込まざるを得ませんでした。

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Comments

はじめまして。
市立図書館でボランティアした経験からいくと、古すぎて廃棄ということもありますが、通常は必ず1冊遺しておきます。
何冊かある本は一定年数たった後、1冊を除いて廃棄したり、リサイクルと称して市民にフリーマーケットなどで「●冊までは無料配布」という感じに処分します。
もしくは市民から常時受け付けている寄贈書の中で、既に所蔵している本と同じものがあった場合、きれいな方を所蔵することにして古い方を処分していました。
埼玉の某市立図書館の本がこのようなケースだといいですね。

ただ、最近はどこでも「民営化」のようです。
うちの市立図書館も数年後に本館を除いて民営化するとかしないとかの議論がでています。全国的にも蔵書数、利用者数をほこり、かつ下手な大学図書館よりも貴重な蔵書が多数ある図書館ですら(だから?)これです。文化は造るのは一朝一夕ではいきませんが、壊すのはあっという間なのに、、、

ちまさま、はじめまして。

僕も昔、練馬区に住んでいたとき、練馬区図書館の「廃棄本」を数冊もらい受けたりしていました。今回、僕が購入したものも、ダブっているから廃棄したのなら良いのですが、あんな高くて専門性の高い本、2冊以上購入するかなあ、と思い、このエントリーを書いてしまいました。

>文化は造るのは一朝一夕ではいきませんが、壊すのはあっという間なのに、、、

との言葉、同感です。東京都も、元作家の都知事ですら「都立図書館の縮小」を掲げるくらいですからね。暗澹たる気持ちになります。

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