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January 11, 2005

コメディエンヌとしての斎藤由貴

連休中は、自分の勉強(先日購入した資料集を眺めたり)と、学生の卒論指導。言いたいことは判るのだが、言葉足らずな学生の文章を読んでいると、普通の論文を読むより消耗し、頭を使ってしまい、自然とオーヴァーヒートしてしまい、目が冴えてしまう。ということで、最近は寝付きが悪く、勢い脳みそを使わなくても良いような深夜番組を帰宅後はダラダラ流すハメとなる。
ということで、今日から本格的に講義が始まったのだが、眠い。

特に今日眠いのは、昨晩深夜に放映していた、斎藤由貴主演の映画「さよならの女たち」を見てしまったからだ。懐かしーい。大森一樹監督が撮った由貴ちゃん主演のコメディ3作目です(その前は「恋する女たち」「トットチャンネル」です)。
実は、僕は昔、そうですね、16、7年ほど前でしょうか、斎藤由貴ちゃん(心は遙か昔の少年時代に戻ってしまいましたので、以下「由貴ちゃん」で通すこととします)のファンだったのです。同世代なら判ってくださると思いますが、あのころの由貴ちゃんは、「D.T.」(みうらじゅん、伊集院光)度の高かった男子にとって「女神」だったのです(「笑いたければ笑うがいいさ」とやけくそになって言いたい気分です)。明星の「青春という名のラーメン」のコマーシャルや、「スケバン刑事」を見た人は、当時の由貴ちゃんの可愛らしさをご記憶でしょう。あと、余談ですが、高校で漫研の部長まで務めたと伝えられる「根の暗さ」に、僕なんかが反応してしまった可能性もあります(笑)。

本当に久々に見た彼女は、今風に言い回しをするなら、「由貴可愛いよ由貴」という感じでしょうか(笑)。
それと改めて思ったのは、彼女の「コメディエンヌ」としての力です。彼女が主演した映画は、大森監督が撮ったようなコメディ路線と、それとは正反対にトラウマを植え付けることが目的としか思えない(笑)相米慎二監督の「雪の断章」のようなものと二つに分けられると思うのですが、僕は断然前者を支持します。その最高傑作は僕が思うに「恋する女たち」でしょうね。ストーリーは他愛ないもので、一生懸命論じるほどのものでもないのですが、見終わったあと「ほんわか」した気持ちにさせてくれるのですから、コメディとしては合格だと思います。
で、この作品の隠れた一番の見所(というかびっくりしたの)は、ヒロインたる由貴ちゃんの相手である、「爽やかな」竹内力です(笑)。今や竹内力兄イといえば、「難波金融道 ミナミの帝王」の萬田銀治郎であり、「岸和田少年愚連隊」のカオルちゃんなわけですが、初期の彼は、ずーっと爽やかな役柄をやっていたんですよね。片岡義男原作の「彼のオートバイ、彼女の島」の主演も彼だったし(相手役は原田貴和子。けっこう好きです。「恋する女たち」では、由貴ちゃんのお姉さん役をしていました)。今となっては「爽やかな竹内力」なんて、まるで「凍った炎」のような撞着表現にしか今は聞こえませんが・・・。

今度、「恋する女たち」だけでもDVDにしてくれないかなあ、東宝さん(どうもされていないようなので)。

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