まだサブカル少年(?)
新学期が迫ってきました。
先月末までの国際学会などもあり、未だ講義案に関して「白紙状態」なので、今、焦りまくりながら、付け焼き刃の予習をしているところです。
でも、哀しいかな、体の方がすっかり「春休みボケ」になっていまして、いまいちエンジンがかかりません。現在読んでいるのは、日本中世仏教の「顕密体制論」とか、そういうややこしいものなのですが(講義には直接関係ないのですが、背景として押さえておこうと思って、ちょっぴり読んでいます)、リハビリとしてはきつすぎて、すぐに眠くなったり、集中力が切れてしまいます。
てなわけで、今日は気分転換且つ夕食を食べに行くついで、ということで、この前学生に教えて貰ったあるサブカル書店に行くことに決定しました。それは、左京区北白川にある「ガケ書房」という本屋さんです。一部では既に有名らしいのですが、僕は初めてでした。ついついこういうサブカルチャー臭漂うスポットに行きたがる習性は、昔、まともな音楽&情報誌だった頃の『宝島』を読んでいたトンガリキッズだった名残でしょうか・・・。三つ子の魂百まで、というか・・・。
どっちにしても、「オサレサブカルなんて」と普段はすねているくせに、なんだかんだ言って、我ながら未練がましいです。
で、お店に関しては、リンク先をみていただきたいのですが、それっぽい本、写真集、CD、雑誌、小物がきれいに並んでいて、一時間以上も中でうろうろしてしまいました。この書店の近くには、京都造形芸術大学もありますから、客層には、明らかにそこの学生さんだろうな、という人も多かったです。そういう傾向は、一乗寺の恵文社にも言えることですが。
僕が良いなあと思ったのは、写真集のほとんどが立ち読みできたこと。中には、ちゃんとビニールに巻かれたものもありますが、ほとんどはむき出しのままだったので、パラパラめくることができて、これが僕としてはポイント高し。
実は、北白川って僕にとっては、ほとんど未開拓の場所なんですよ。勤務先からはちょっとだけ離れているし。これから良い季節になってきますから、このガケ書房も気に入りましたし、散歩がてら、ちょくちょく訪れようと思います。
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