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December 01, 2005

澤野工房コンサート再び

今夜は、僕にとって二回目の「澤野工房コンサート」でした。澤野工房はこのところじわじわ有名になっているジャズレーベルで、僕も愛聴しているのですが、去年複数のアーティストを呼んでコンサートを開いてくれたのですが(去年のレポートはこちら)、今年も会場も同じなんばHatchで開催してくれたのです。
もう、今日は教員会議が終わったら大阪まですっ飛んでいきましたよ。僕の祈りが通じたのか、予想より早く終わってくれてラッキー。開演15分前に会場に滑り込むことができました。

まず、レーベルの代表の澤野社長からの挨拶があり、さっそく僕が最もこのレーベルで愛しているジョヴァンニ・ミラバッシのグループの演奏が始まりました。今日のメンツは以下の通りです。
ジョヴァンニ・ミラバッシ Giovanni Mirabassi (p)
ジルダ・ブクレ Gildas Bocle (b)
ルイ・ムタン Louis Moutin (ds)
フラヴィオ・ボルトロ Flavio Boltro (tp)
いきなり挨拶も無しで、どんどん弾いていってくれます。今日の曲構成は、最新作『Prima o Poi』の曲がほとんど。メモしたセットリストを以下に書き写します。

1)Ero Io
2)La Canzone di Marinella
3)Barcarole
4)Llôro
5)Gettin' In~Theme from Howl's Moving Castle
6)L'ingenere
7)Il Bandolero Stanco
8)Symphomaniax

ミラバッシは相変わらず猫背の姿勢で、まるでピアノの中に入り込んでいくような感じで弾きます。ドラムのムタンは、相変わらずお茶目な人柄で、サービス精神満点。超絶ドラムでお客さんをあおるような感じでした。ベースのブクレは両脇の二人が揺れながら演奏するのに比して、背筋を伸ばして淡々とこなす、という印象がありました。で、今回の目玉でもあるトランペッターのボルトロさん。いやあ、かっちょいいですわ。
演奏ですか?もちろん、とろけましたよ。何回聴いても飽きません。実際、ミラバッシのアルバムは研究室でもしつこいくらい流していますが、未だに飽きが来ません。今回も何度でもこのまま聴いていたい・・・と思わせる演奏でした。いやあ、音楽を表現する語彙って、難しいですね。
結局、今回ミラバッシが喋ったのは、演奏後のメンバー紹介と「サンキュー」だけ(笑)。まあ、フランス語やイタリア語で話されてもわかりませんけどね。一時間ちょっとの演奏時間はあっという間に過ぎ去ってしまいました。

休憩を挟んで、後半は北川潔のトリオ。メンバーは以下の通り。

北川 潔 (b)
ケリー・バロン Kenny Barron (p)
ブライアン・ブレイド Brian Blade (ds)
実は休憩時間、空きっ腹なのにもかかわらずビールを流し込んでしまい、連日の疲れと相まって、結構酔っぱらってしまいました。でもこのトリオの音は、ちょっとバーボンのロックでも傾けながら聴くのが相応しいって感じの「大人の音」だと思いました。酔っぱらった僕の脳みそに、静かにしみこんでいくというか・・・。

約三時間のステージが終わり、最後は全員の演奏者が出てきて、多くの観客のスタンディング・オベーション。
そして今年も去年同様、終わった後のサイン会を開いてくれました。
僕も会場で買った先行販売のDVD(去年の東京公演をDVD化したもの)に、今回出演のミラバッシグループ四人にサインしていただきました。

20051201sawano_005
その様子をこっそりパチリ。で、以下がしてサインもらったDVDです。

liveinjapan

判りづらいでしょうが、左からミラバッシ、時計回りにボルトロ、ブクレ、ムタンのサインです。ムタンさんだけ、銀色のマーカーでサインしてくださいました。下手くそな発音で「merci」と言いました。

欲を言い出せばきりがありませんが(「コンサート回数を増やせ」、とか「もっと小さなハコでじっくり聞かせて欲しい」とか)、毎年の恒例行事としてこういうコンサートを開催してくださるなら、僕は満足です。澤野工房、ずっとついていきます!!

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