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April 02, 2006

城崎温泉旅行にて

この土日、夫婦で初めて城崎温泉に旅行に行ってきました。別に志賀直哉のファンというわけではありません。それどころか、太宰治の「如是我聞」という罵倒エッセイを読んで以来、読んでもないのに、志賀直哉が嫌いになってしまっている僕です(笑)。事実、「城の崎にて」は教科書で無理矢理読まされたのですが、それ以外の彼の作品は手にも取っていないなあ。でも、妻と話し合った結果「メジャーな温泉を次々と攻めていこう」ということになって、ここを選びました。
まずは京都から「特急きのさき」に乗り、約2時間半。けっこうかかります。昔、文人墨客はどれくらいかけて、城崎に行ったのでしょうか。

Exp_kinosaki_1 (ちょっとレトロな車体でした)

電車から降りた途端、なんか湯気が・・・と思ったら、駅舎のすぐ隣の「さとの湯」(いわゆる城崎の「外湯」の一つ)という温泉の足湯でした。うれしがりの我々は、すぐさまものは試しと実践。

Ashiyu (左が僕、右が妻)

まだチェックインまで時間があったので、ぶらぶらと街中を散策。といっても、城崎はそれほど大きな町ではないので、すぐに端までいけちゃうんですけど。で、観光客はほぼ登るであろうロープウェーで大師山山頂に行って、町の全景を見ました。で、その山頂でいきなり目に入ったのがこれ。

Kaniduka_1

その名の通り「かに塚」なわけですが、城崎といえば、「かに王国」を名乗るほど、かに料理が有名な場所。食い尽くしておいてこういう碑を建てるのは、「アニミスティックな共生思想」なのか、それとも「ちょっと偽善」なのか悩むところです。でも、もっと衝撃的なものは、その隣にありました。

Kozou(目が危ない。爪まで青く塗っているのは何故?)

この一休さんライクな看板ですが、何とも言えない味を醸し出しておりました。この山にあるお寺は「温泉寺」という真言宗のお寺なのですが、看板がたいていこの小僧さん看板。フォローしておきますと、本堂でのご住職のご説明は非常に丁寧で良かったです。
山を下りて、宿にチェックイン。泊まったのは「千年の湯古まん」という宿。いつも思うんですが、温泉宿の夕食って、これでもかっていうくらい量が出ますよね。今回もそうでした。さっき見てきた「かに塚」のことをちょっぴり頭に思い浮かべながら、カニを貪り、満腹&日頃の疲れから、珍しく日付が変わる前に爆睡。

翌朝、チェックアウトして外に出たら、城崎を流れる川に人だかりが。何かと思ったら、「流しびな」のお祭りでした。

Nagashibinahanbai

普通の人も、上記のような流しびなを買って、そこに願いを書いて流せる、というイヴェントでした。
Kaijou (流しびなの舞台)

どこかのテレビ局も取材に来ていました。しかし、川の流れがゆっくり過ぎて、なかなかひなが流れてきません。しびれを切らしたイラチの僕たちは、「城崎マリンワールド」に向かいました。水族館好きの僕としては、やはり外せない施設です。城崎温泉駅からバスで10分ほど。城崎って、もっと山の中にあるというイメージを勝手に持っていたんですが、物凄く海に近いことを知りました。この水族館、トド、イルカ、アシカ、セイウチなど、いわゆる「海獣」が充実しているのですが、実は、僕の印象に一番残っているのはオオサンショウウオでした。入り口すぐの「淡水魚」の展示のところに、びっくりするような大きなサンショウウオが待っています。何でも、日本で一番大きい飼育オオサンショウウオだそうです(140センチくらい)。オオサンショウウオなんて、なかなか見ない上に、この大きさ。そして愛嬌。僕のツボでした。妻は、やはり上記の海獣やペンギンなど普通に可愛いものの方が良いみたいでしたが・・・。
Kamairuka (カマイルカのショー)

マリンワールドから駅に戻り、おみやげ屋さんを何軒か冷やかし、再び「特急きのさき」で京都に帰りました。
というわけで、英気を養い、明日からの新年度をできればしゃっきりした気持ちで迎えよう、とは思っているのですが、旅の疲れが出そうで、危険です。

「次はどこの温泉に行こうか」と帰宅後すぐに話し合った僕ら夫婦は、それなりに年を取ってきた、ということでしょうか・・・。

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Comments

よっ、おしどり夫婦!!(^^)

Posted by: こいけ | April 03, 2006 at 08:34 AM

旅愁にふけるなら鳥取の温泉をお勧めします。
ただし、寂しいことこの上ないです。

やっぱ瀬戸内の民が日本海に足を運び出したら老いを感じるべきなのでしょうか・・・

その前にご結婚されていたのですね。
うちなんか2人で旅と思っても、さらに2人ついてきますので温泉旅行なんて疲れるだけです。

Posted by: M下 | April 03, 2006 at 08:52 AM

こいけ君にM下君、反応早っ!!
こいけ君、たまにこういうことをしないとね。
M下君、今度はもっと山陰の奥の方、鳥取や島根も考えていますが、温泉初心者の僕ら夫婦は、まずはメジャーどころを押さえていきたいと思っています。
実は結婚してもう既に8年です。子供はいないけど。でも、城崎も、子連れの人が多かったよ。そりゃ、疲れるだろうけど、上に書いたマリンワールドなんて、人口の三分の二が子供でした。

Posted by: 川瀬 | April 03, 2006 at 09:16 AM

子連れ多かったやろねぇ>マリンワールド

鳥取周辺はメジャーどころですよ。
三朝に玉造などなど。

もっぱら、硫黄の臭いを嗅ぎたいのなら信州や鹿児島あたりの温泉は最高に温泉気分を味わえます。

これでも国内の温泉は結構行ってるほうなので。

しかし、結婚して8年ですか・・・
うちと同じだわ。

お互い若くして伴侶を持ったものですな。
月日の経つのは早い・・・

Posted by: M下 | April 03, 2006 at 11:45 AM

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