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May 06, 2006

修学旅行顔負け

060506nara_012 大型連休も終わりに近づきつつありますが、今日は観光客でごった返している京都を離れ、少しは空いていることを期待して、奈良へ向かいました。よく考えたら、夫婦で奈良を観光するのは初めて。僕は小さな頃の遠足やハイキング、近年は大学の新入生を連れて行く合宿などで何度も訪れてはいるのですが、ゆっくりお寺などを見ることがありませんでした。小さい頃の記憶はとうになくなっているし(お父さん、お母さん、小学校の担任の先生、ごめんなさい)、妻も高校時代の修学旅行以来奈良に入ったことがありません。
と言うわけで、妻と相談して、修学旅行生のように、歴史の教科書に絶対出てくるような超有名な寺院を集中して回ろうということに決定しました。
近鉄京都駅で「奈良世界遺産フリー切符」という割引乗車券を購入して、まず向かったのは薬師寺です。西の京駅を下りたら、すぐそこが薬師寺です。僕も昔来たことがあると思うのですが、すっかり記憶をなくし、新鮮な気持ちで拝観することができました。ここは東西の塔と、金堂の薬師如来・日光菩薩・月光菩薩、東院堂の聖観世音菩薩という国宝の四つの仏像が素晴らしかったですね。時間が経ったり焼けてしまったせいで黒光りしているわけですが、それが神々しさを増していますよね。説明してくださったお坊さんのお話も、笑わせるノリで、妻は「やはりここは関西だ」としきりに感心していました(笑)。このお坊さんのお話は多岐にわたっていたのですが、一番印象的だったのは「法相宗(薬師寺は大本山です)は、日本で初めて深層心理を研究した学派です」という言葉。確かに、阿頼耶識とか、唯識論って、深層心理学に近いものがあるなあ、と感心。伽藍全体も、朱色を塗り直したりして派手に造っており(写真の東塔だけは天平年代のもので、渋く荘厳でした)、夫婦して、薬師寺のファンになってしまいました。

薬師寺を後にして向かったのは、すぐお隣の唐招提寺でした。鑑真和上が開いた律宗の総本山ですが、現在金堂の大改修中で、建物と仏像などが見られなかったのは残念でした。しかし落ち着いた雰囲気のお寺で、鮮やかな薬師寺の後にここに来ると、そのストイックさが身に染みます。さすが、戒律を持ち込もうとした鑑真のお寺。

060506nara_024 さあ次はどうしようかと思い、ここはやはり「大人の修学旅行」の仕上げとして、東大寺に行こうということになり、電車で移動。さすがに東大寺は本物の修学旅行生やお客さんでごった返していました。それに、この連休は東大寺大仏殿前において様々なコンサートや法要が行われており(今日は野村萬斎の狂言など)、その飾りが風にたなびいていました。恐らく僕はこの大仏、拝見するのは5回目くらいなのですが、やはりその大きさには圧倒されます。千数百年前にこんな仏像と大仏殿を建てたことを考えると、現代の高層ビルなんか、大したことないな、とさえ思いました(設計とかどうしたんだろう、と思います)。

060506nara_035 さて実は、僕は一昨日から、足を鍛えるという謳い文句の「NIKE Free」というシューズを履いているのですが、そのせいか急に足が疲れて、危うく大仏様の前で足がつるという失態を演じるところでした(かろうじてセーフ)。でも、ここまで来たんだから、もっと鍛えてやると半ばやけくそになって階段をダダダと駆け上がり、二月堂まで登りました。その後若草山をぐるっと回る感じで、春日大社、興福寺と廻って、夕方京都への帰路につきました。

天気も良く、うららかな南都を一日楽しみました。

今度はもっと奈良の奥の方に行こうと決心した我々二人でした(帰りは電車の中で疲れて爆睡してしまいましたが)。

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Comments

読んでいたら奈良へ行きたくなってきました。
私もかれこれ10年近く、行ってないです。
お寺めぐり、実は好きかも・・。でもあのあたりにいた鹿が凶暴でびびった覚えがあります。
行く時は、ぜひ普通のナイキにしておこうと思います。

みきさん、鹿は凶暴でしたよ。襲われてひっくり返っている人すらいました(笑)。子供なんか、びびって泣いていましたよ。もうすぐ出産期らしく、もっと気が立つようです・・・。
さて、噂によると、僕が履いていたナイキは、けっこう「危ない」ものらしく、僕みたいな「素人」が気軽に履くようなものではないようです。でも、メッシュなので、足が蒸れなくて良いんですが・・・。

いいですねえ。

何年か前に奈良に行ったときには、ひたすら寺と墓を巡りました。
飛鳥大仏とか石舞台古墳もいいですよ。
飛鳥大仏の裏の田んぼには蘇我入鹿の首塚があります。

ガメ様
明日香方面もご無沙汰ですねえ。教え子(奈良在住)にも今度は法隆寺とか廻ってみたらと勧められています。天気が良ければ、自転車で廻りたいな、と思っています。
あと、私事ですが、大学時代の同級生が、橿原考古学研究所で働いていまして、今度彼にいろいろ聞こうかな、などとも思っています。

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