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June 16, 2007

難波弘之30周年プラスワン@RAG

このところ、土日が学会や研究会でつぶれてヒーヒー言っていますが、今日は同志社大学で行われた某研究会が終わるとすぐ、木屋町三条のライブハウスRAGに向かいました。
今日はキーボーディスト難波弘之さんのプロデビュー(約)31周年記念ライブというのがお目当てです。僕は熱心な難波さんのリスナーではありませんが、サポートメンバーがすごく、「これは京都でやるからには見に行かねば」と思い立ちチケットを買ったのです。今日のメンバーを以下に示しますと、

出演:難波弘之(Key)
上野洋子(Vo)
仙波清彦(Ds Per)
鬼怒無月(G)
田辺モット(B)

という方々。このブログで去年末、仙波師匠と鬼怒さんとがバックに入った上野洋子さんのライブレポートを書きましたが、僕の最大の目当ては僕にとっての永遠の歌姫、上野洋子さんでした。というわけで、今日のレポートはそういう視点で書きますので、あらかじめ難波さんのファンの方には申し訳ないと謝罪いたします(ちなみに熱心なファンではありませんが、難波さんの音楽も好きですよ、念のため)。以下、セットリストも交えながら、感想を書きたいと思います(全く不完全なセットリストですので、情報をご存じの方はよろしくお願いいたします)。

Rag まず、僕の座った席が最高でした。このライブハウスは、チケット購入時に自分が座りたいエリアを適当に指定して、空きがあればそこに入る、というシステムなのですが、僕は真ん中最前列のテーブルに案内されました。ラッキー。何たって、目の前2メートルの所に上野洋子さん。こんな至近距離で洋子さんを拝むのはむろん初めて。ありがたや。その右手には仙波師匠のドラムセット。難波さんはステージの一番左。後列にギターの鬼怒さんとベースの田辺さんが並んでおり、どの人もちゃんとそのプレイを拝見することができました。ライブは予定通り7時半から開始されました。

1)妖精写真(難波弘之)
1曲目のこれはすごかったです。いきなり心をわしづかみにされました。あとでこの曲が収録されているアルバムを物販で慌てて買いました。それくらいインパクトのある曲です。

ここで早速難波さんがメンバー紹介をなさいましたが、ビックリしたのは何と難波さんの方が仙波師匠より一つ年上だと言うこと!!(公式サイトの写真を見比べてみましょう。実際の仙波師匠はますます真っ白な頭になっておいでですが)うそーっと叫びそうになりました。いや、まず何よりも難波さんが年を取らなさすぎ。というより難波さんのアンチエイジングぶり自体がもはやsense of wonderというかSFの領域だと思いました。

2)薔薇と科学(難波弘之)
この曲では、上野さんはヴォーカルでしたが、残念ながら僕の席では良く聞こえませんでした。近いのですが、他の楽器がすごすぎて。これも複雑な曲で、難波さんは「自分の曲なのにリズムを見失いかけた(笑)」と。
3)ホーハイ節(上野洋子)
ここからは各メンバーが持ち寄った曲をオンパレードで演奏していったのですが、まず洋子さんが持ち寄ってアレンジした青森県のホーハイ節(僕はこの民謡は、仙波師匠の「はにわコンサート」で知りました)。これもすごい。民謡がこんな事になるなんて、しかも変拍子入っているし。難波さん曰く「今日はまともな拍子(4分の4とか)が3曲しかない(笑)」とのことでしたが、このアレンジからしてもう・・・。この曲に関して、難波さんの口から「ピンク・フロイド風」というのが聞こえたのですが、確かにそういう感じの盛り上げ方だったような。
4)My Lagan Love(上野洋子)←情報提供neroli様
『SSS』に収録されていた曲。
5)ナチュラルハート(田辺モット、NUOVO IMMIGRATOの1st所収)←情報提供庚様
元々「女性向きに作った曲」ということで、上野さんがヴォーカルを。
6)シルエット/トニー・レヴィン from『ダブル・エスプレッソ』(田辺モット)
7)ポンタ・ジ・アレイア/ミルトン・ナシメント(仙波清彦&上野洋子)
この曲名から村上“ポンタ”秀一さんの話題が。「ポンタって、ポルトガル語か何かで尖った先とか岬といか、そういう意味らしい」と師匠の解説。
8)It's a beautiful day(難波弘之)

ここまでが前半ですが、どれもこれも超絶技巧を要するもので、一曲一曲も長いし、けっこう「おなかいっぱい」という感じでしたが、ちょっとの休憩を挟んで後半戦です。

9)パラフィン(上野洋子)
難波さんのピアノと洋子さんのヴォーカルだけで。しっとりした曲ですが、ますますしっとり。
10)右に偶然、左に運命(上野洋子)
これがすごかったです。原曲を聴いたとき難波さんも「どうすればいいんだ、こんな吹奏楽プログレ」と頭を抱えたそうですが(笑)、この曲をこのメンバーでやるとすごいことになりました。言葉ではもう表現できません。ただただ圧倒。悶絶。ライブでこの曲を聴けるとは思いませんでした。
11)ゲルコロイド(鬼怒無月)
12)Three colors of the sky(鬼怒無月)
13)セルバゲーム(鬼怒無月)
鬼怒さんが持ち寄った曲もどれもこれもすごかったです。まさに鬼弾きというか、超絶早弾きの嵐。この三曲が終わったあと、他のメンバーは虚脱状態に(笑)。鬼怒さんはにこやかに「お疲れ様でした」と言っていましたが・・・。
14)クラゲ注意報(難波弘之)
これも変拍子だよなあ。皆さん、すごすぎる。難波さんはエチゼンクラゲの大発生に着想を得たそうです。
15)カタピラの花(仙波清彦)
ご存じ(?)「はにわちゃん」の名(迷)曲。作詞は小川美潮、作曲は久米大作。まさか洋子さんの声でこの曲が聴けるとは・・・。生きていて良かった(笑)。
ここまでが後半で、その後アンコール。
16)Root A(上野洋子)
これも12月の洋子さんのソロライヴで演奏されたものですが、仙波師匠が前にも増して大暴れ(笑)。あっけにとられるドラムソロ。そして、その勢いのままライブは終了。

終わったあと、しばらく虚脱状態になるライヴは久々です。演奏された皆さんは尚更でしょうが、見ているこっちも心地よい疲労状態になりました。
感想をまとめて一言で言えば、ジャズも、プログレも、ロックも、そういうカテゴリーは無関係、ただひたすら格好いい音楽が津波のように押し寄せてきた、そういう感じでした。あ、一言で言っていませんね、済みません。ひたすらテクニシャンの業を堪能した夜でした。

追記:不明の曲名は、このブログとこのレビューサイトに教えていただきました。記して感謝します。

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Comments

初めまして。
回遊していて発見しましたので足跡ついでのタレコミです。
5曲目は難波弘之氏がNOVELAのvo.五十嵐久勝氏とやってるユニット・NUOVO IMMIGRATOの1stに入っている『ナチュラルハート』です。
間奏のリコーダーのフレーズは原曲にも入っていて、よく、某曲のお陰で所有している(笑)ソプラニーノで一緒に吹いて遊んでいたので、洋子さんが持ち出した瞬間、川瀬様のすーぐ後ろのテーブルで「きゃ〜っ!」。思わず狂喜乱舞してしまいました^^;
『カタピラの花』は私も同じ感想で、曲名言われた瞬間、「こんなコトが起きてええんか?」(爆)。
本当に、楽しいLIVEでしたね。

庚様
初めまして。コメントと情報、ありがとうございます!(あとで修正させていただきます)

>某曲のお陰で所有している

僕は普通のソプラノリコーダーとティン・ホイッスルを持って自宅でよくピーヒャラ吹いております。誰の影響か、というのは言うまでもありませんね(笑)。
僕はずっとあこがれの人だった洋子さんが目の前2メートルにいるというだけで、ちょっと正気を失っていましたが、あれだけ凄まじい演奏を聴かされると、本当に狂喜乱舞するしかありませんでした。いやあ、本当に素晴らしいライヴでしたよね。

>『カタピラの花』は私も同じ感想で、曲名言われた瞬間、「こんなコトが起きてええんか?」(爆)。

十数年前、仙波師匠のライヴに、ゲストで出た元モダンチョキチョキズの濱田マリさんが「かなしばり」を歌ってくれたとき以来の衝撃です(笑)。でも、何と言ってもあの洋子さんが・・・。

このライブ音源、CD化されたら保存版を含めて二枚買いたいくらいです。

はじめまして!

トラバどうもです。
いやいやほんと楽しいライヴでしたねー。
まん前のテーブルでご覧になってたんですか。
マイクを通さない上野さんの生声が聞こえていたのでは。
うらやましー。

昨年末のYK20ライヴといい、
上野さんの魅力、ミュージシャンとしての実力を
見せつけられっぱなしですが、
今回も実に幸せな体験をさせていただきました。

ほんとう、私もこのライヴのCD化を切に願っております。
ではでは。


イネムリネコ様、こんばんは。
セットリスト、参考にさせていただきました。改めてありがとうございます。

たまたまですが、本当に席の場所が最高でした。あんないい席、二度とないというくらい。約18年前からあこがれていた人が目の前、しかも他のメンバーの手の動きまで全部見られて、死角がなかったですから。

イネムリネコ様がおっしゃるように、僕も上野さんの実力・魅力にあてられっぱなしです。

では、また洋子さんが出られるどこかのライブでお目に掛かるかも、です。またおいでください。

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