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May 04, 2008

鈴木祥子フルアコースティック・ライブ@浜離宮朝日ホール

002 本日はタイトルの通り、浜離宮朝日ホールに、鈴木祥子さんのソロライブを見に行きました。題して鈴木祥子フル・アコースティック・ライブ SHO-CO-SONGS 2008~しょうことピアノ~。このところの関西のライブでは、狭くて年季の入ったハコ(婉曲表現)でやることが多かった祥子さん、僕もこれほどのきれいなホールでのコンサートは、去年のステラボールでのコンサート以来。まず、僕はこの浜離宮朝日ホール自体が初めてだったのですが(休日ということもあり、周りに時間をつぶすところが全くなかったのには参りましたが)。
今回はスタートも夕方5時からと早く、僕は4時頃このホールに向かったのですが(大江戸線をこんなにぐるっと乗ったのも初めてだなあ)、入口には、いつものようにライブでお友達になった「祥友」の方々が(K崎さん、K口さん、ともも☆さん、YOHさん、よしみさん、A山さん、まきさん、マリンさん、H瀬さん)。彼らといろいろだべっているうちに開場時間です。ロビーは開演前ごった返していましたが、僕はある人物を目ざとく発見してしまい、思わず「ああっ!」と声を上げてしまいました。それは、大学時代の友人のO田君・F村さん夫婦。向こうもものすごく驚いてお互い「どうしてここに?」と質問してしまいました。O田君はおそらく大学卒業以来、F村さんも彼女が母校の助手をやめて以来お会いしていないはず。実は彼らも祥子さんファン歴が長いことがそこで判明(O田君はセカンドアルバムの『水の冠』以来のファン、僕はサードアルバムの『風の扉』から)。意外と、僕の周りに「隠れ祥子さんファン」が多いのかも(そういえば、友人のM部さんも数年前いきなり「私もファンなの」とか言ってたもんな。学部生時代はおくびにも出さなかったくせに)。いきなりの出会いに僕の方はいきなりテンションが上がってしまい、そのまま入場しました。

ここからはいつものように、セットリストを上げて感想を述べたいと思います。今日は本当に「ソロ」ということで、祥子さんの一人での独演会。楽器もピアノ(木目のスタインウェイ。ものすごくいい音でびっくり)とアコースティック・ギターの二種類だけ。

1)Happiness(アカペラ→P)
祥子さんはグレー(照明の関係でそう見えました、もっと微妙な色だったかも)のロングドレスで登場。あいさつなしでいきなり「ねえ、どうして手を離すの~」とアカペラでスタート。さすが音に聞こえたホール、ものすごく声の響きもいい。これすごいや、と最後部にいた僕も納得。でも歌詞の中の「25年も~」のところで苦笑しちゃうのはお約束。一番をアカペラで歌い切り(バックでギターの音が聞こえたのですが、誰が演奏していたのかは不明)、そのあとはピアノで。祥子さんは歌い終わった後、第一声。
「みなさん、こんばんは。今日は実はあまり緊張していないんですよ(笑)。図々しい女でごめんなさい。皆さんも、こんなホールではありますが、あまり緊張しないで最後まで楽しんでください」
2)愛はいつも(P)
3)Sweet Sweet Baby(P)
4)Sweet Thing(P)
「Sweet」二連発。
5)チャイム(P)
6)この愛を(P)
7)あなたを知っているから
8)サヨナラの朗読(P)
これはレア。ファーストアルバムの『Viridian』から。赤い照明で作られた何らかの模様をバックに。
一気にピアノでここまで、MCも入れずぐいぐい進める祥子さん。聴く我々も、ホールがホールなだけに、両手は膝に置いたまま聞き入り、みんな微動だにしません(目をつぶってグラグラしている人は何人かはいますが、音は立てない)。例えるなら、自宅で独り酒を飲んで、しゃべる相手も止める相手もいないのでぐいぐい飲んじゃう、みたいな感じでしょうか。ここで赤いアコースティック・ギターを抱えつつMC。

「みなさん、こんな東京から誰もいなくなる(笑)日に、わざわざこんなところまで来てくださってありがとうございます。今までピアノで優しいのから始まってここまで来ましたが、ここからは少し不穏なのを(笑)」

そう笑いつつ祥子さんが弾き始めたのは…
9)舟(AG)
思わず客席から笑い声が…。何度も言っていますが、僕は結構この曲好きですよ。
10)Happiness?(AG)
これはレアかも。少なくとも、僕が通ったライブで聴いたことはありません。しかも、クエスチョン・マークなしの「Happiness」と同時に聞ける機会はめったにありません。
これを歌い終わった後、「これ、私が29歳の時に作った曲なんですけど、歌いながら実感しちゃった。特に女の人はあれかこれかの選択を迫られて悩んじゃうってこと、ありません?私だけ?」「ここでリクエスト何かありますか、とか言っちゃうといつもの雰囲気になってしまうので、今日はせっかくのこういうホールなので格好つけて、やめておきます(笑)」祥子さんはギターをスタッフに渡して、再びピアノの前に座り、
11)Love/Identified(P)
星というか、羽根が降りしきるような照明効果の中で。その照明は情熱の赤。
12)Blonde(P)
前曲からそのまま繋げて。今度は沈静化させる青い照明のもとで。
ここで祥子さんは「女性って、父性への憧れとかそういうのってありません?」という話題を振って、それがテーマであるこの曲へ
13)Father Figure(P)
これの歌詞にあるように、「星」が降りしきるような照明の中で。
14)Five years and then(P)
この2曲もつなげるような感じで。これらが入っているであろうニュー・アルバム(9月発売)が待ち遠しいです。ここで再びアコギをもち、
15)sickness(AG)
僕、この曲がなぜかすごく好きなんですよ。これをギターで聴けたのも嬉しい。
16)日記(AG)
ここでいったん祥子さんは舞台袖に退場。もちろん僕たちはアンコールを要求する拍手。祥子さんは、今度は朱色のドレスに着替えて再登場(遠くからだと、照明で色が飛ぶのか、ピンクやオレンジっぽい色に見えました)。以下はアンコール曲です。

17)完全な愛(P)
最初、祥子さんは次回のコンサートやCDの発売を告知しようとしたのですがなぜか「お知らせがあります、が・・・やっぱ後で。先に曲やります」と言ってこの曲を。
18)もう一度(P)
この曲でお客さんは思わず手拍子。しかしその手拍子が微妙にずれていたのか、祥子さんは途中でこの曲をストップして、さっきやりかけた告知を(9月21日の20周年記念コンサートと、6月発売のCD Boxセットの告知)。祥子さんはどうも静かに聞き入る僕たちの「生の反応」を感じ取りたい、という欲求があったようで、つい「リクエストあります?」と言ってくれました。それで採用されたのは
19)午後の坂道(P、リクエスト)
20)もう一度(P)
「もう一度」をもう一度(笑)。ここで再び祥子さんは舞台袖に消え、僕らは二度目のカーテン・コール。

21)逆プロポーズ(仮)(P)
ニュー・アルバムに入る予定の新曲。このタイトルも、もちろん仮のもの。「二人は同じものを感じてる?あなたを幸せにしたいの」という感じのハッピーな曲です。
22)忘却(P)
さっきハッピー極まりない新曲を歌っておいて、最後にこれで締めるところがまた祥子さんらしいというか、なんというか(笑)。

これにて、今日のライブはすべて終了。今日はカヴァー曲も一切なし(最近祥子さんはCheap Trickのライブに行ったので、一曲くらいはあるかと思っていたのですが)、すべて祥子さんの曲だけ、構成もピアノとギターだけというシンプルなもので、ホールの音響、ピアノの素晴らしい音も相まって、これはこれで素晴らしい企画だったと個人的には思いました(祥子さん自身は、僕らからの反応が測れないので、多少フラストレーションがあったように見受けられましたが…)。

そして、祥子さんのライブにしては非常に早い時間に終了してしまったので、そのままいつものメンツで連れ立って、おっさんサラリーマンの街新橋で飲むことに(東京駅から深夜バスで帰る、という方もいたので、ロケーション的にもちょうど良かった)。実は、僕は東京に約11年間住んでいましたが、新橋で飲むのはおそらく初めて。まあ、この近所に勤めていなければ、わざわざ来ないですけどね。今日行った店は「迷宮の国アリス」というお店。ちょっとした好奇心で連れ立って行ってしまいました(結構繁盛していてビックリ)。まあ、新橋に咲いた徒花、というか、なんというか・・・。その後、東京駅まで酔い覚ましに歩いてYOHさんをお見送りし、僕とK口さんは丸ノ内線で帰宅。では、また6月以降のツアーでお会いしましょう。

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Comments

お久しぶりです。
今回のライブ行けなかったので、
とても残念でしたが、ココで詳しく書いていただいて、
ありがとうございます。
しばらくはライブ行けそうにないですが、
C.C.Lemonホールはもう金振り込んだので、
そこには参加します!

毎度お世話になります。
相変わらず早いっすねー。
まー一応訂正させてもらえば、祥子さんの行ったライブはCheapTrickです。俺Tシャツ着ていったじゃん。
『日記』のブレイクに敢えて触れないところに気配りを感じました。

sada。さん、お久しぶりです。今回のライブ、上にも書きましたが、何よりもホールの音がいいです。後ろの方にいた僕はとくにそれを実感しました。僕はおそらく出張で、CCLemonホールは行けないんですよね(昨晩一緒に飲んでいた祥友のみなさんが9時になった途端携帯に向かってチケット取りしていましたが)。

るーとちぐーかさん、真夜中でボーっとしていてJourneyとCheap Trickを間違っちゃいました(さっき訂正しました。他にも変換ミス多数発見)。すみません。
「日記」だけじゃなく、上に書いたように我々客の反応が分かりづらくて、隔靴掻痒感があったんでしょうね、祥子さんは。でも、ホールの性格上、立ち上がってノリノリ、ということもできませんしね。
では、また6月に。

こんばんわ。そしてお疲れ様でした、今回も良かったようですね。最近レアな曲の演奏頻度がupしているような気がします。会場の反応も良いのでしょうね。私も以前にメールで[レア曲が聴けるとそのライブは特別なライブになります]などととお伝えしましたが、それだけに観られなかったライブの時は数倍堪えますね[笑]。完全な愛 ピアノvr・が聴けなかったのは痛恨の極みです。聴きたいのは、バンドvr・でもCDでもなく、余計な装飾を削ぎ落とした、今回のピアノのみでの演奏なのです。4年間待ち続けて、また逢えませんでした・・。当日券も発行されたという事で、マイッタ。関西で聴ける事を願うばかりです。レポ有難うございます、少しでも行った気になりました、またお話聞かせてください。6月にお会いしましょう。

りゅうさん、「完全な愛」、よしみさんも「これをやる時に限って(以下略)」とおっしゃっていましたよ。
レアな曲をやる、というのはおそらく今度出るボックスを意識させる意味もあるかと思いますが、初期の歌が好きなおっさんファンが多いのも事実なので、喜んでいる人は多いと思います。
ピアノオンリーという削ぎ落とした今回のライブ、改めてしみじみよかったと、僕みたいなリクエストもできない大人しいファン(ちょっとウソ)は思います。

 川瀬さんお疲れ様でした。5月4日 5日と祥子さんのライブに某アイドルの握手会、日本人傭兵の講演会、上野の美術館めぐり、秋葉原,中野ブロードウェイ散策で少し疲れた感のあるよしみです。 以前 祥子さんがやっていた{piano one}というライブを思い出しました。ピアノの魅力と祥子さんの感性が表現された好企画でしたが、今回もその再現に近い世界が表現されたと感じました。
 関西でも浜離宮朝日ホールに匹敵する音楽ホールがあります。遊佐未森さんやクラシックギターの村治佳織さんのライブが行われた フェニックスホールです。ぜひ祥子さんにもここでピアノのライブをやってほしいものです。
 りゅうさん どう言えばいいかわかりませんが、私も関西でのピアノ弾き語りの 完全な愛 の演奏をねがっています。

よしみさん、どうも。しっかり休日を満喫されたようですね(笑)。
僕は残念ながら、「Piano One」を体験したことがないのですが、今回のこのライブでそれに近いものには触れることができたかと思います。
フェニックスホールは、これも未体験です。今度、好みのアーティストがやる時に一度体験してみますkaraoke

よしみさんお久しぶりです、そして有難うございます。相変らずパワフルに動き回っておられますね。皆さん よしみさんのmixi参加をお待ちしております、この機会に是非。次回お会いするのはシャングリラですね、また今回のお話聞かせて下さい。かわせさん場所をお借りしました、有難うございます。皆さん今後ともよろしくお願いします。

遅ればせながらコメントです^^;
まずはオフ後、夜の銀ブラ→八重洲バス停までお付き合いくださいましてありがとうございましたw

ほんとにここで定期的にこんな祥子さんライブを開いて欲しいと切に願いました。明らかにライブスタイルとは別次元で、観客も祥子さんに対する声や音の印象をリセットできるといいますか。
関西ではよしみさんの言うとおり、フェニックスでやって欲しいです。
次は関西シリーズですね! また参戦モードを切り替えてがんばりましょー♪

りゅうさん、お気遣いなく。
YOHさんもハードな休日、お疲れ様でした。
YOHさんのレポートは、僕も同感です。昔から変わらない祥子さんの魅力を凝縮したようなライブだったと僕も思います。
関西は小さなハコでやることが多く、距離が近くてもちろんそれはそれで嬉しいのですが、クラシック的なコンサートも捨てがたいとこのライブで思っちゃいました(僕が楽器の中でピアノの音が一番好き、ということもありますが)。

先日はお疲れ様でした♪

私はセットリストしかアップしてませんが(苦笑)
ところどころ聞き漏らしたところが書かれてて、
「おおーーー!」(笑)

ピアノとギターのみのシンプルなスタイルは、
私も「Piano One」を思い出しました。
会場を見て、シアターコクーンを思い出しましたもん☆
初めてのライブのときと同様に、今回も1曲目が「水の冠」だったらびっくり!!

それから一部訂正を。。。
祥子さんを知ったのは、私も「風の扉」からですわ☆
たぶんプロモーションで、ラジオのゲストに出てたのをたまたま聴いてたのがきっかけです。
(ひとめ惚れならぬ、ひと聴きぼれ?笑)

ともも☆さん
あの夜はライブと打ち上げ、両方とも貴重な体験をしましたね(笑)。
Piano Oneはシアター・コクーンでやったんですか!なるほど、あのホールも音響は文句なしですね。僕はzabadakのコンサートで行っただけですが(そのライブは彼等のライブ盤として発売されました)。

>祥子さんを知ったのは、私も「風の扉」からですわ☆

『風の扉』の一聴き惚れ仲間がこれでまた一人増えましたね(笑)。
それではまたどこかで!

どうもです☆
4日は東京にいながらも、知り合いの劇団の公演もあって行けず、、、でした。
今年は彼氏のバンドがレコ発ツアーをしているので、どうしても他のライブが減っちゃうので、川瀬さんのレポートを頼りにしておりまーす。
あ~!新曲聴きたいなぁ~。


さなえさん、いつも西に東に(北に南に、もあるか)とお忙しいさなえさん、このところ祥子さんのライブではご無沙汰ですね。

>今年は彼氏のバンドがレコ発ツアーをしているので、どうしても他のライブが減っちゃうので

え~、あれで「減っちゃって」いるんですか(笑)?それはともかく、

>川瀬さんのレポートを頼りにしておりまーす。

とのお言葉、嬉しいです。なんだかんだ言って、6月の祥子さんのツアーのどこかでお会いできそうな気もしますが・・・。それでは~。

台風やら初夏の陽気やらにやられて、不安定きわまりないマリンです。遅まきながらレポ拝見しました。
最近、失恋相手が遊佐未森さんのファンだった故、彼女の歌声に軽く嫉妬(笑)を覚えていた私。昭和歌謡が好きで、ついつい檸檬シリーズを熱唱しておりました。
だけど、やっぱり鈴木祥子を聞いて私は生きてきたのよ!と実感しています。今日「あたらしい愛の詩」を聞き、DVDを見て、こんなドラマチックな曲と詩を書ける人は他にいない!!と女を休んじゃいけないわ・・って気にさせられました。そして、彼女のこれからをちゃんと見て、聞いて、味わって生きたいと思いました。振れ幅が広いってことは、人間が深いってことだと思います。そして彼女はその幅を音楽に反映できる稀有な存在だと思います。軽く酔って熱く語っておりますが、こういう話を直でできたらいいな~☆

マリンさん、コメントどうも。
でもこれは、僕よりも祥子さんへのメールで語るべき内容なんじゃない?(笑)
僕も「檸檬」聞いてみようかな。

>そして彼女はその幅を音楽に反映できる稀有な存在だと思います。

これは僕も同感。
祥子さんの女性ファンは、恐らくみんなそういうところに「感応」しているんだと思います(男視点の勝手な推測ですが)。

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