ZABADAK ギターと鈴と譜面台と私 2010春@南青山マンダラ(夜の部)
てなわけで、夜の部です。いったん会場を出たのが5時過ぎ、そして夜の部の開場時間が6時、ということで一時間弱を外のファーストフード店で過ごした我々はいそいそと戻り、再び列を作ります。僕は今回も、ど真ん中の二列目をゲット。二回連続、見やすいポジションでした。時間つぶしに夕食、と思い、パスタと白ワインを注文。もぐもぐ食いながら、開演を待ちます。吉良さん、さっき、全力疾走って感じだったから大丈夫かな、とちょっぴり心配しながら。
Tシャツを着替えて、吉良さん再登場。
1)遠い音楽
お、一曲目は定番のこれかあ、と思ったら、アクシデント発生。何と、吉良さんの左手が攣ったのです!!途中棄権。「ごめんなさい、ちょっと別の曲をやらせてください」と言って始まったのが、
2)悲しい夢なんか見ない
これはレアだよなあ。少なくとも、僕は初めて。これを弾き切って、ちょっと落ち着いて、
3)マーブルスカイ
何度聞いても好きな曲。
4)遠い音楽
仕切り直しです。今度は大丈夫。吉良さんもほっと一安心。「(さっき指が攣ったとき)全額返金、という言葉が頭をよぎりました(笑)」
5)There's a vision
この曲も珍しいですね。この曲のとき、今度は鈴を結び付けている左足が攣りかけたそうですが「今度は足だからいいや!!」と強行突破(笑)。
6)約束の歌
この辺りから吉良さんの声がますます大きく、調子が出てきたような気がします。
7)LiFE
またまたレア曲。
8)息子(奥田民生)
なんと、民生のカヴァー!「実はうちの息子が、奥田民生の大ファンでして、僕も好きなんですが、僕が自宅でちょっと民生の曲をコピーしようとすると、息子が「もう、お父さんはお父さんの曲があるでしょ!!」とか言うんですよね(会場爆笑)。でも、ここでこっそりやっちゃいます」
我々はやんやの大喝采。吉良さん曰く「他人の曲でこんなに受けてどーする(笑)」。
9)おかえり(仮)
これは新曲。やわらかな感じの曲。これもニューアルバムに入りそうとのこと。期待ですね。
10)光の人
アレンジが施されていて、最初この曲とはわかりませんでしたよ。僕が宗教学者だから言うんじゃないですが、zabadakで最も「宗教」らしい曲、だと思います。
11)宇宙のラジヲ
吉良さんが「鬼門」と言っていた、ちょっと苦手な曲なんだそうです(自分で作ったのに)。
12)今日の夢のこと
13)この空で会えるよう
「昼の部」の仕切り直し。今回は大丈夫でした。
14)ブランシェ
これは激レア曲。「夜の部」で一番感動したかもしれません。まさか、こんなのを持ってくるとは。
15)Fake
これもレアだよなあ。
16)アポロの月
17)雲の言葉
18)Tin Waltz
この曲も、吉良さんヴァージョンだと違った味がありますね。
19)握手でBYE BYE
20)扉
すみません、僕はこの曲のタイトル、全然出てきませんでした。僕よりのコアなファンと鳩首してようやくたどり着きました。
21)白い紙と鉛筆
22)Easy Going
やっぱ、締めはこれですよねぇ。一旦吉良さんは楽屋に戻りますが、無慈悲な我々(笑)は、吉良さんにアンコールを要求。ビールジョッキ片手に吉良さんが戻ってきて「歌える人は一緒に」と言って始められたのがこの曲、
23)観覧車
えー、何となくなら歌詞を覚えているんですが、歌うとなると…。
これにて、丸一日のライヴは終了。演奏なさった吉良さんはもちろんですが、聞く我々も疲れましたよ。疲れた、というより、一日にzabadakの曲を40曲以上も聞いて、魂が抜けたというか…。アンケートを書いて外に出たら、吉良さんと公子さんが出口にいらっしゃったので、少しだけご挨拶して(「今度RAGに来ていただき、ありがとうございます」と申し上げました)「かえりみち」につきました(いつもライヴの後の帰路はさびしいものです)。いやあ、明日からが大変です。本当に吉良さん、お疲れ様でした。しばらくはご静養ください。
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