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May 01, 2010

ZABADAK ギターと鈴と譜面台と私 2010春@南青山マンダラ(夜の部)

Rimg0259 てなわけで、夜の部です。いったん会場を出たのが5時過ぎ、そして夜の部の開場時間が6時、ということで一時間弱を外のファーストフード店で過ごした我々はいそいそと戻り、再び列を作ります。僕は今回も、ど真ん中の二列目をゲット。二回連続、見やすいポジションでした。時間つぶしに夕食、と思い、パスタと白ワインを注文。もぐもぐ食いながら、開演を待ちます。吉良さん、さっき、全力疾走って感じだったから大丈夫かな、とちょっぴり心配しながら。
Tシャツを着替えて、吉良さん再登場。

1)遠い音楽
お、一曲目は定番のこれかあ、と思ったら、アクシデント発生。何と、吉良さんの左手が攣ったのです!!途中棄権。「ごめんなさい、ちょっと別の曲をやらせてください」と言って始まったのが、
2)悲しい夢なんか見ない
これはレアだよなあ。少なくとも、僕は初めて。これを弾き切って、ちょっと落ち着いて、
3)マーブルスカイ
何度聞いても好きな曲。
4)遠い音楽
仕切り直しです。今度は大丈夫。吉良さんもほっと一安心。「(さっき指が攣ったとき)全額返金、という言葉が頭をよぎりました(笑)」
5)There's a vision
この曲も珍しいですね。この曲のとき、今度は鈴を結び付けている左足が攣りかけたそうですが「今度は足だからいいや!!」と強行突破(笑)。
6)約束の歌
この辺りから吉良さんの声がますます大きく、調子が出てきたような気がします。
7)LiFE
またまたレア曲。
8)息子(奥田民生)
なんと、民生のカヴァー!「実はうちの息子が、奥田民生の大ファンでして、僕も好きなんですが、僕が自宅でちょっと民生の曲をコピーしようとすると、息子が「もう、お父さんはお父さんの曲があるでしょ!!」とか言うんですよね(会場爆笑)。でも、ここでこっそりやっちゃいます」
我々はやんやの大喝采。吉良さん曰く「他人の曲でこんなに受けてどーする(笑)」。
9)おかえり(仮)
これは新曲。やわらかな感じの曲。これもニューアルバムに入りそうとのこと。期待ですね。
10)光の人
アレンジが施されていて、最初この曲とはわかりませんでしたよ。僕が宗教学者だから言うんじゃないですが、zabadakで最も「宗教」らしい曲、だと思います。
11)宇宙のラジヲ
吉良さんが「鬼門」と言っていた、ちょっと苦手な曲なんだそうです(自分で作ったのに)。
12)今日の夢のこと
13)この空で会えるよう
「昼の部」の仕切り直し。今回は大丈夫でした。
14)ブランシェ
これは激レア曲。「夜の部」で一番感動したかもしれません。まさか、こんなのを持ってくるとは。
15)Fake
これもレアだよなあ。
16)アポロの月
17)雲の言葉
18)Tin Waltz
この曲も、吉良さんヴァージョンだと違った味がありますね。
19)握手でBYE BYE
20)扉
すみません、僕はこの曲のタイトル、全然出てきませんでした。僕よりのコアなファンと鳩首してようやくたどり着きました。
21)白い紙と鉛筆
22)Easy Going
やっぱ、締めはこれですよねぇ。一旦吉良さんは楽屋に戻りますが、無慈悲な我々(笑)は、吉良さんにアンコールを要求。ビールジョッキ片手に吉良さんが戻ってきて「歌える人は一緒に」と言って始められたのがこの曲、
23)観覧車
えー、何となくなら歌詞を覚えているんですが、歌うとなると…。
これにて、丸一日のライヴは終了。演奏なさった吉良さんはもちろんですが、聞く我々も疲れましたよ。疲れた、というより、一日にzabadakの曲を40曲以上も聞いて、魂が抜けたというか…。アンケートを書いて外に出たら、吉良さんと公子さんが出口にいらっしゃったので、少しだけご挨拶して(「今度RAGに来ていただき、ありがとうございます」と申し上げました)「かえりみち」につきました(いつもライヴの後の帰路はさびしいものです)。いやあ、明日からが大変です。本当に吉良さん、お疲れ様でした。しばらくはご静養ください。

ZABADAK ギターと鈴と譜面台と私 2010春@南青山マンダラ(昼の部)

Rimg0257さて、大型連休ですが、その初日、僕は最近鈴木祥子さんのおかげで馴染みのあるライヴハウス「南青山マンダラ」に行ってまいりました。
今日は何と、zabadak昼・夜の二回公演があるのです。このように一日二公演というのは初めての試みだそうで、僕を含めた何人かのファンは今日はお昼過ぎから夜までずっと外苑前界隈に居つくことになりました。昼の2時に開場、というのは初めてで、なんとなく落ち着きません。時間つぶしに近くの本屋で立ち読みした後、開場15分前くらいに列に並びます。ライヴで知り合いになった皆さんと談笑しているうちに開場です。
僕は整理番号がよく、前から2列目のど真ん中に座ることができました。ちなみに、今日入場時に配られたパンフやビラの中に、鈴木祥子さんのニューマキシシングル『my Sweet Surrender』の宣伝ビラが入っていましたので、しっかり周りの皆さんに「布教」(笑)。入場してから始まるまでにしっかり酒を飲み干し、開演を待ちます。
開演時間きっかりに、ギターを抱えた吉良さんが登場。今日はツアータイトルの通り、いわゆる「ひとりzabadak」というもの。左足に鈴を巻きつけて、スタートです。

1)ねむれないよるのうた
いきなり、この曲というのはビックリ。ミニアルバム『palett』でもラストを飾っていた曲でしたしね(しんみりする曲だし)。
2)Still I'm fine
3)散歩道
この三曲を一気にやってから、初めのMC。「どうもこんにちは。今日は昼、夜と二回やるわけですが、演劇なら同じものをすればいいんですが、僕はそれをしません(期待の拍手)。ですから昼間だけで帰っちゃう人は…って、都合がありますもんね、すみません(笑)。今日はリクエストを中心に演奏しますが、初めての曲も多く、ますますふるえちゃう。ということで、次の曲も(ライヴでは)初めてです」と言って始められたのが
4)Fatal Flow
でした。実は、この曲の吉良さんヴァージョン、聞きたかったんだよなあ。素直にうれしかったです。「次も初めてです。今日のモットーは、手を抜かず、力を抜いて、です(笑)」と言いつつ始まったのは
5)北極(ノースポール)を探しに
でした。いやあ、レアだ、こりゃ。ちょっとあらかじめネタばらしをしてしまいますが、今日は『はちみつ白書』『LiFE』あたりからの選曲が多かった気がします(皆さんも、そのアルバムあたりのレア曲を多くあげていたので、当然かもしれませんが)。
6)Return To Me
この曲が終わった後吉良さんは「ちょっと楽なのやろう(会場爆笑)」「(シーンとした会場に向かって)皆さんも、何かつぶやいてもいいですよ。あ、電波が入ってる(吉良さんがチューニング用に持ち込んだiphoneを見て)。俺もつぶやくか、ステージなう、とか(会場またまた爆笑)」
7)COTTLESTON PIE
楽なのかどうかは分かりませんが、はじけるように楽しいこの曲もお披露目です(少なくとも、僕は舞台でやるのを見るのは初めて)。
8)Hello, Hello
9)はじめてうたったうた
この曲は「ヨイトマケ系」ともいわれている曲ですが、ギターソロならではのアレンジが施されており、吉良さんも、ちょっと小峰公子さんっぽい歌い方になっていたような。でもよかったですよ。でもご本人は「(舞台そでからみている)本人の前では歌いづらい」とおっしゃっていましたが。
10)人(新曲)
で、ここで新曲が一つお披露目。本邦初公開なのは当然ですが、今、構想中のニューアルバムにも入れたいとのこと。
11)月いづる邦
「La Compagnie A-n」の舞台の最後を飾った曲。僕はこの舞台を見ていないのですが、この曲を聴いて観に行かなかったことを後悔しました。
12)ラジオ・ステーション
『平行世界』でも人気のある曲だと思います。僕も大好きです。ここで、ちょっとだけ休憩がてら、DVD発売の告知がなされました。さる今年の1月30日、鴬谷の「東京キネマ倶楽部」で行われた「新春月光夜會」のライヴが6月24日の六本木STB139でのライヴで発売、となるそうです。う~ん、待ち遠しい。DVD作成時に、難波弘之先生から「これが頂点だった、って言われないようにね」とやんわりくぎを刺されたそうですが(笑)。
13)人形たちの永い午睡
これは吉良さん曰く「いつも力を入れている曲を楽なヴァージョンで弾く試み」とのことでしたが、これがすごくよかった!!こういうアレンジ、ありですよ。
14)Wonderful Life
うおー、きたー。実は、この曲、夜の部でやる予定だったそうなのですが、「やりたい曲をやって構成ぐちゃぐちゃ」「もう、夜の部から持ってきます」と始められたのでした。これは昼だけの人にとって、損なのか、得なのか。
15)星の約束
16)かえりみち
17)空ノ色
このあたりはMCも挟まずに立て続けに。ちょっと息切りし始めて、客から質問を募り、すこしMCを。「歯の状態はどうですか」「親知らず、やっぱり直してもらわなくちゃ、ですね」「昨日眠れましたか?」「今日、寝ました。大丈夫ですよ。子供の遠足と一緒で、なかなか眠れなかったんですね」
18)旅の途中
この曲も好きだなあ。
19)この空であえるよう
この曲は、ちょっとコード(女性用キーから、男性用キーに変更したそうです)が混乱してしまい「夜の部で仕切りなさせてください」と途中で止め。お楽しみはあとで、ということになりました。
20)休まない翼
この曲で吉良さんの声が伸びる伸びる。一気に挽回。
21)ブリザード・ミュージック
22)小さい宇宙
最後はしっとりとしたこの曲。
というわけで、これにて昼の部は終了。我々は追い出されるように会場を後にし、一時間後の再入場まで近くのファーストフード店で時間をつぶしたのでした。以下、次号。

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