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April 30, 2011

zabadak「ひと」ツアー@神戸チキン・ジョージ

Rimg1534 今日は待ちに待ったzabadak「ひと」ツアーに行って参りました(ニューアルバム「ひと」のレコ発)。
会場である神戸のチキン・ジョージは、ちょうど半年前にも行った場所。久々の関西公演ということで浮き浮きしておりました。最初会場20分前に着いたときはほとんど誰もいなかったので、15分くらい散歩して会場に帰ってきたら長蛇の列でびびりました。君たち、一体どこに隠れていたの、というくらいの行列。僕はファンクラブ先行予約でだいぶん前の方だったのですが、今回は珍しく全席指定で、僕は二列目の真ん中、ちょうど吉良さんの真っ正面に当たる席に誘導されました(ちなみに今日のライブは、前列は左から青木孝明さん(G)、吉良知彦さん、小峰公子さん(色々)、後列左から難波弘之先生(key)、吉田誠さん(B)、楠均さん(Dr)という並びでした)。
さて、ここからはセットリストを書いて簡単な感想などを書きますので、東京公演を白紙で見たい方はスルーでお願いします。

まずは「Gargoyle」のメロディが流れて、メンバーが登場。今回はさすがにレコ発、ということで、ニューアルバムからの曲が中心です(全部やったんだよな・・・)。
1)つまさきから向こう側
これはニューアルバムでも最初の曲ですよね。
2)無限の中のどのあたり
これもニューアルバムから。この二曲はアルバムの曲順通りの並び。
3)Still I'm fine
この曲もライブでは定番ですよね。ホッとする曲です。
4)この空で会えるよう
今度は公子さんが主役。
5)Birthday
この曲では吉良さんが珍しくギターを手放し、ティン・ホイッスル。何か尺八みたいな渋い音でしたが(笑)。
6)ひとつの事件
ニューアルバムでも、個人的に気に入っている曲。何でも、昨日のインストアライブでは弦が切れてしまって四苦八苦したそうですが、それも「ひとつの事件」(笑)。サビの部分の「この空を駆けて飛び交う素粒子にのって」というフレーズが好き。
7)ひと
今回のアルバムのタイトルチューンでもあり、テーマでもある曲。
8)冷たい夜に
これは、まるで今回の震災の情景を表しているかのような歌詞なので、公子さんも歌うかどうか迷ったそうなのですが、敢えて歌われました。僕は歌詞の普遍性と偶然が重なっただけ、と思っています(そういう感想をツイッター上でも書きました)。
9)水の行方
吉良さんが「次の曲、やりたくないよ~」とかいっていた曲(笑)。確かにしんどいでしょう(でも着想は、ご自宅近くの仙川散策中にひらめいたとか)。でも、この曲も含んで、インスト主体のライブ、一度はやってくださいね、吉良さん(笑)。吉良さん曰く、「この曲は、今自分が何拍子なのかとか考えちゃいけない(笑)」とか。確かにサビの部分は七拍子だったような・・・。で、この曲では公子さんが異常に忙しくて、まずはハンドベル、グロッケンシュピール、アコーディオン、アンデスとまさに八面六臂の大活躍で、この曲が終わった後、「唾を飲み込むタイミングがなくて、自分の唾で溺れかけるところだった(会場爆笑)」という事態に。
10)おかえり
ニューアルバムのラストの曲ですね。ちょっと小休止という雰囲気。
11)星ぬ浜
吉良さんは「三線にカポ」というイレギュラーな演奏。また沖縄に行きたくなっちゃう。この曲の後、難波先生と吉田さんが一旦退席して、舞台には、かの「Trio」プラス公子さんというメンバーに。そして一曲目が
12)光の庭で
でした。ヴォーカルは公子さん。沁みるねえ。
13)遠い音楽
やっぱ、この曲も外せませんね。何度目か、もう数えきれませんが。この曲の後、一旦退場したお二人が還ってきて
14)月と金星
という「肺が苦しい(by吉良さん)」曲に。そのまま続けて
15)Airport
この曲は、難波先生のアレンジが素晴らしかったです。でも、この曲の誕生秘話はすごく(ひどく)て、去年の北海道ツアーの時、酔っ払いながら「♪何の肝だか判らない、でも美味しいね♪」と歌って(最初の部分です)、それをお酒を飲まなかった木村林太郎さんが覚えていて(笑)、誕生したそうです。公子さんも「最初の作詞の印象が強すぎて、新しい詞を書くの、すごく苦労した」そうです(笑)。
16)四月の風
吉良さんはこの曲あたりから「早く飲みたい~」とこぼし、公子さんは「まだ終わってない!」ときつい一言。何この夫婦漫才(笑)。
17)人形たちの永い午睡
今回のライブで、この曲が一番「音」として圧力が強かった気がします。僕にとっては、この曲が今回のベストパフォーマンス。
18)Easy Going
やっぱ、締めはいつものこの曲。ここからは会場総立ちで、例の(調教されすぎの)手拍子。一旦本編はここで終了。その後、当然アンコールですが、アンコールは
19)Poland
でした。今日のライブはこれにて終了。聴いている方もまさに「心地よい疲れ」を感じるライブだったと思います。
その後は、今回「外タレのよう」とご本人たちも喜んで作成したらしい「ツアーパンフレット」へのサイン会開始。僕も当然していただきました。公子さんがいうように、確かに「笑える」パンフですw。
その後、わざわざ福島からいらっしゃったライブ友達であるeasygoerさんと京都に戻り(彼は宿が京都だった)、木屋町の僕の知っている店に連れて行き、日付が変わるまでサシで飲んでしまいました(実は、この文章もまだ酔いの中で書いております)。
また、こういうバンド編成で、アンケート用紙にも書きましたが「インスト主体のライブ」、お願いしますね(重要なことなので二度言いました)

August 21, 2010

zabadak「私の罪は三千年」@郡上八幡照明寺

Rimg0481 さて、残暑厳しい折、皆様いかがお過ごしでしょうか?
僕は今日もzabadakのライブに行ってきましたが、今日のライブは今までとは一味違う(僕的には)。というのも、この十数年ほど毎年夏に、岐阜県の郡上八幡の照明寺というお寺で「私の罪は三千年」と題されたライブが開かれているのですが、今年僕は初めて参加することができました。今までは日程が合わなかったり、交通手段に問題があったりで参加を見合わせていたのですが、このところのライブで知り合いになった皆さんの「レンタカー借りて、日帰り弾丸郡上ライブツアーしちゃおう(仮称)」企画に僕もご相伴させていただくことができました。ここに記して感謝申し上げます。
Rimg0480 てなわけで、朝早く起き、お迎えの車をセレブ気分(嘘)で待ち、高速道路で一路郡上八幡に向かいます。僕の田舎(川瀬家の墓の所在地)は岐阜県養老郡ですが、それ以北については全く土地勘がないんですよね。というわけで、一宮インターチェンジからは全く未知の世界でした。お昼過ぎに、無事郡上八幡に到着。お昼ご飯は、下調べをしておいた、鰻が評判の「美濃錦」というお店。結構並ばされましたが、その価値はありました。久々に美味い鰻(僕はうな重を頼みました)を食ったという気がしますが、実は「事件」はこのお店から起こっていたのです。まず中に入ると、先客の中に、かつてライブ会場でお見受けした気がする人が数名すでにいらっしゃいました。でも、これは想定の範囲内。狭い町だから、うろうろしていたらどこかで会うのは当然ありうることですが、びっくりしたのは、zabadakの吉良さんご一家(と住職ご一家)が衝立の向こうにいらっしゃったこと!!最初、中学生くらいの男の子をちらっと見て「あれ、吉良さんのところのS君に似ているなあ」と思ったら、続けてお父さんご本人がギターを抱えてお店に入ってきたので、我々ファンは思わず目をむきました。地方の鰻屋で、zabadakファン率(十数名いたもんな)が異常に高まるという一種の非常事態に(笑)。もちろん、プライヴェートな領域ですから、我々も目礼だけで済ませました。ここで食事を済ませた後、少しだけ観光として街中を散歩しました。驚いたのが、郡上八幡がいわゆる「食品サンプル」が名産だということ。思わず果物とか餃子とかのサンプルを買ってしまいそうになりましたが、ぐっとこらえて、スルーします。
そのあと、結局3時半ごろ、会場の照明寺に到着、そこで旧知の人に缶ビールなどをおごってもらいつつ(ちゃんとお礼を申し上げるのを忘れていました。すみません。借りはまた今度)、開場時間を待ちます。みんな、こんなところ(って失礼だけど、初めての人はなかなかたどり着けないと思う)に続々と集まって、会場がお寺っていうのもあるけど、本当に聖地巡礼だなあ、と思ったりしました。
Rimg0500 4時半ごろから会場となるお堂への入場が始まりました。このお寺、お堂はもちろんですが(なんたってこれだけの人数を収容できる規模なんですから)、すごく豪華絢爛で立派な内陣でびっくり。このあたりも、真宗の篤信地帯なんだろうな。というわけで、阿弥陀仏やら親鸞聖人の御影をバックに吉良さんと公子さんはお歌いになるわけです。5時ちょうどに住職さん(正確には前住職さん)のお話があり、そのあとに吉良さん、公子さんの登場です。吉良さんは向かって左側、公子さんは右側でした。ギターとアコーディオンと鈴とグロッケン(鉄琴)というシンプルな道具立て。完全アンプラグドなライブが開始されました。以下、いつものようにセットリストを中心に書いていきます。
1)遠い音楽
しっとりとしたこの名曲からスタート。「昨日、我々は下呂温泉に泊まったのですが、Twitterで「ゲロなう」とつぶやいてしまい、大丈夫ですか、とか言われちゃいました(笑)。カタカナにしたのがまずかった」と「おいおい」と突っ込みたくなるお話が今日最初のMCでした。
2)線香花火
夏らしい選曲。
3)Still I'm fine
最初吉良さんが間違えて、速攻で「ごめんなさい」と謝る姿に、思わず共感してしまったのは秘密です(ってここに書いちゃうけど)。その後、今度は公子さんのテンポがずれてしまい「これは夫婦の…(危機?)」とひそひそと相談しているさまにも共感(以下略)。
4)宇宙のラジヲ
吉良さんいわく「そうは聞こえないかもしれないけど、一番難しい曲」「息継ぎができない曲」なんだそうです。でも、今回はこの曲、間奏部分がすごくかっこよかったです。
5)星の約束
この曲の後、吉良さんが汗をぬぐっている間、公子さんはつなぎとして、この前発売されたDVDの宣伝MC。「あのDVDも(今同様)だんだん吉良君の髪型が変わってきて、最後は洗った子犬のようになる(会場爆笑)」。
6)七月の雪(KARAK)
これはレア。カラクの曲だもんなあ。で、この曲の後、驚くべき発表が。それは「我々は沖縄が好きで、このところ年に一度は行っているんですが、そういえば沖縄でライブをやったことはないなあ、そうだ、たまにはツアーでも組んでみんなで行っちゃおうか、ということを考えていまして、今のところ、子供の冬休みに合わせて12月29日(ごろ)を考えております。詳細は後日に」とのことです。うーん、これは行きたいけど、なかなか難しいかな。そもそも、これはさすがに単独ではだめだな、沖縄なら妻と一緒に行きたいな。
7)星ぬ浜
沖縄ライブの構想が発表された直後は、このオキナワンテイスト(でもやっぱりメロディラインはzabadakなんだよな)の曲を。
8)雲の言葉
これは照明寺の住職に依頼されて作った曲なんだそうな(知らなかったなあ)。公子さんいわく「生命ができていく過程をうたった」とのこと。そういう意味も込められていたのか。最後の方は吉良さん一人がギターをジャカジャカ弾いていたのですが、終わった直後「あれ、そっち(公子さん)はこの曲の最後そんなに暇だっけ?一人でやってて空しかった」(会場爆笑)。
9)夕焼け
いつの間にかこの郡上八幡でのライブも14回目になると、公子さん。僕はようやく来れましたよ。
10)Je suis
これは新曲。作詞・作曲ともに公子さん(吉良さんいわく「フランスかぶれ」、公子さんいわく「かぶれてます」)。僕はフランス語を勉強していないので、殆ど聞き取れませんでしたが、最初の部分は「私は海、私は空」というように聞こえたので、歌詞の感じとしては、僕も大好きなKARAKの名曲「On this planet」に近いものがあるんじゃないかな、と思いました(あくまで推測ですが)。
11)双子の星
この二曲は立て続けに演奏されました。「双子の星」には吉良さんによるホーミー的な発声部分があるんですが、そこから話を持ってきて「現在吉良家で流行っているのは、ブブブブとトランペットを吹くために口の周りの筋肉を鍛えることです。誰が一番先に吹けるようになるかの競争をしている」そうです。負けず嫌いの吉良さんは「(小峰は)トランペット頑張らずに、フランス語頑張ってよ」と思っているようですが…(笑)。
12)冷たい夜に
これは、La Compagnie Anの「月いづる邦」の挿入歌。zabadakの「My Space」でそのさわりが聞けますね。
13)はじめてうたったうた
これも最初、ちょっとトチってしまったのですが、公子さんが我々観客に「忘れろ~」という魔法をかけたので、どういうミスだったかは忘れてしまいました。
14)この空であえるよう
最近のライブでは、これを歌うことが多いですよね。この日本語版、改めてアルバムに収録してもいいんじゃないかな、と思います。
15)夢を見る方法
終盤となり、盛り上がるこの曲が奏でられます。
16)Easy Going
やっぱ、ライブの締めはこの定番の曲なわけですが、やはり吉良さんがどこかで歌詞間違いしてしまうのもお約束。不思議だなあ。なんか、「間違えなくちゃいけない」とでもいうような気持ちが、無意識のレベルであるんじゃなかろうかとまで勘ぐってしまいます。横の公子さんの表情が何とも…(笑)。本編はいったんこれにて終了。すぐにアンコールに応じてお二人は戻ってきたのですが、吉良さんは「なんですか、この盛り上がりは」とおっしゃいます。いや、それより問題は、手拍子の調教のされ具合では、と僕は思ってしまいましたが…(アンプラグドなので、お二人の歌の部分になると手拍子が小さくなったりする気の使いよう。改めてファンの皆さんに、「あんたら、スゲーよ」と感心)。
17)小さい宇宙
最後はこの曲で締め。
始まったのが早かったのは、我々観客が郡上踊りや観光を楽しめるように、という配慮だったそうです(もちろん、吉良さんご一家も楽しめるように)。
Rimg0503 終わった直後にサイン会。僕は写真のように最新DVDにお二人に頂きました。ありがとうございます。その際「実は、ツイッターで申し上げたのですが、僕が「Wonderful Life」を使って宗教学の講義をした者です」と名乗り、公子さんから「今度どんな反応だったか聞かせてください」と言われました。今後とも授業で使わせてもらい、ある程度貯まればご報告したいと思います。「死生観」を考えるきっかけになりますからね、あの歌は。
弾丸ツアーの我々は、サインを一通りしていただいた後そのまま車に乗り込み、帰路につきました(夕食は高速道路のSAで)。あまりにも慌ただしかったので、郡上八幡を満喫、というわけにはいきませんでしたが、今、こうしていつものようにブログを書きつつ、じわじわと「ああ、あのお寺の本堂で、生声、生音を聞いたんだなあ」としみじみ感じております。今回僕を連れて行ってくださった皆さん(特に運転を行き帰りとも引き受けてくださったFさん)に改めて感謝申し上げて、今回は締めたいと思います。

July 20, 2010

ギターと鈴と譜面台と私2010@アポロシアター

Rimg0582 昨日の興奮も覚めやらぬ中、今日も夕方ダッシュで名古屋に向かい(新幹線だと近いものです)、またまたzabadakのライブに行って(追っかけて)しまいました。今日の会場は、新栄町の「アポロシアター」。僕は初めてです。ホテルにチェックインして、すぐに会場に向かいます(極力近いところを取りました)。今回も整理番号が良かったので、遅刻するわけにはいかなかったのです。平日の夕方ですから、最初はお客さんの集まりが悪いかな、と思いましたが、始まる直前にはほぼ入っていましたね。
それではここからはいつものように、セットリストに簡単に感想を挟んでいきたいと思います。

1)樹海
ええ、今度はこれを初っぱなに持ってきますか!!一気にzabadakワールドに引き込まれますね。
2)一番好きな時間
冒頭、この二曲を挨拶無しで一気に演奏。「こんばんは。こんな酷暑の中、よくおいでくださいました」
3)Still I'm fine
冒頭三曲はサビでけっこう盛り上げていくのが続きましたね。
4)夏日記
ちょっとクールダウンという意味合いもあったのでしょうか。「名古屋の暑さには全く似合いませんね、この曲(笑)」
5)旅の途中
おお、今日にやってくれました。キーが高くて大変そう。この前、授業でも「皆さんの中にも『狼と香辛料』というラノベを原作としたアニメを見た人がいるかもしれませんが・・・」と振ったら、何人か含み笑いしてやがったな、そういえば(笑)。
6)マーブルスカイ
このあたり、観客の我々が静かに聞き入るものですから吉良さんが「(この沈黙に)耐えられん(笑)。皆さん、もっとしゃべって良いですよ。私語とかも。あと、歌える人、ハモれる人は遠慮なさらず参加してください。一人は寂しいので(会場爆笑)。隣の人がうるさいとか、そういうことは思わないことにして」とおっしゃるので、これでご本人の許可が得られたと我々は理解し、この曲以降、声を出す人は出していましたね。まあ、昨日の関西人の図々しさには敵いませんが(笑)。僕も主に「口笛」でこの曲参加。
7)おかえり(新曲
これは、前回の南青山でやったものですね。「参加してくれといっておいて、いきなり参加できない曲をやる俺って(会場爆笑)。予知能力のある人は、参加してください(再び爆笑)」と吉良さん。この曲はしっとりした曲ですよね。アルバム収録の際はどのようなアレンジが為されるのでしょうか。
8)ひと(新曲)
これも南青山での「ギタ鈴」でお披露目したやつですね。吉良さん曰く「今度のアルバムは、今までもそうだったんですが、この曲を含めて人の生き死にに関するテーマのが多い予定」なのだそうです。実は先日、僕は自分の授業で「Wonderful Life」をかけ、学生の皆さんに死生観や霊魂感を考えてもらう授業をしたばかりなんですよね(自己満足と「布教」の意図もありますが、この曲はそういうことを考えさせる本当の名曲です)。
9)かえりみち
今回は、わざと「ため」を作るアレンジでしたね。
10)休まない翼
この曲の途中「ああ、チューニングがやばいっ!」。でもちゃんと弾ききりました。昨日も聴いたけど、僕は好きな曲なので何度でもOK。
11)Colors
これは久々だなあ。この曲が終わり「弦も錆びてきたようです。短いつきあいだったなあ。では、ここで弦の張り替えの休憩を取らせてもらいます」と、ここで前半戦終了。

12)The Sage(ELPカヴァー)
13)?(Led Zeppelinカヴァー)
昨日同様、吉良さんは後半戦初っぱな、プログレのカヴァーを持ってきました。1曲目は昨日と同じものでしたが、そこからつなげて演奏されたツェッペリンの曲名はよくわからなかったです。情報求む。吉良さんは「最近の若い人はプログレを聴かない。僕が高校生のときはけっこうみんな聴いていたんだけどな」という話をされて、僕の真後ろに座っていた吉良さんの元同級生とおぼしき方がその通り、という感じで盛り上がっておりました(笑)。そういえば、僕も実はあんまり聴いてないんだよなあ。今手元にあるのはKing Crimsonくらいかな。   
14)遠い音楽
「ではここからzabadakに戻ります」と言って始められたのが、定番のこの曲でしたが、この曲を終えて僕らが拍手しようとしたら、それを制するかのように続けて演奏されたのが
15)水の踊り
だったので、この曲がものすごく好きな僕は超感動。今日の一番のヒット(個人的に)。「Follow Your Dream」のシングル盤で何回聴いたことか。ライブヴァージョンの「歌詞が少しイヤらしい(上野さん談)」の方も愛していますが、今日は完全インスト。上野さんの声に当たる部分の一部はハーモニクスで表現されていたりして、これまた感動。思わず吉良さんを拝んでしまいました。
16)宇宙のラジヲ
京都でリクエストがあったのですが、それはスルーして、直前にちょっと練習なさったとのこと(笑)。
17)駆け抜ける風のように
実は客席からのリクエストで、Caramel Boxの劇伴の「Truth」が挙がっていたのですが「あれ俺の曲じゃないし、歌詞もないから、代わりにこれで」ということで。
この曲で意気が上がったのか、吉良さんは昼間の散策についてMC。何と吉良さんは昼間、京都の貴船の方に遊びに行って、川床などをぶらぶら冷やかしていたそうです。「でも、一人で鮎食ってもうまいわけないから、入らなかったけど」「貴船は蝶の宝庫。それでヒサマツミドリシジミという珍しい蝶がいるかも、と期待していったんですが、この暑さじゃ蝶も飛ばんわ(笑)。暑さと急勾配を見て100メートルも行かないうちに引き返しました」とのこと。けっこうお昼、余裕あったんですね・・・。ていうか、元気すぎ。ミュージシャンの体力はすごいなあ、と感動。
18)夕焼け
しんみりと聞かせます。でも歌い終わったとたん「こういう曲、楽だなー(会場爆笑)」
19)約束のうた
「旅の途中」のB面(最近はそういう言い方をしないですが)。「自分でもけっこう好きな曲なので。バンドの時はだいたい小峰公子さんが歌うんですけど、今回は自分で」
20)人形たちの永い午睡
アルバムではロマンティシズムが前面に出ているような気がするのですが、ライブではいつもこの曲、ロックですよね。
21)夢を見る方法
客席からのリクエストでもありましたが、吉良さん自身も終盤にかけてやるつもりが最初からあったような感じでした。「これとこれとこれで終わろう」と独りごちて始められました。我々の手拍子なども最高潮。
22)ブランシェ
やったー、またまたやってくれましたここも、途中の変拍子、最初はちょっとずれちゃいましたが、二度目からはみんなで手拍子が合わさりました(さすが、調教済みのファンばかりw)。でも、このメロディラインをギター一本でやっちゃう技量に、改めて恐れ入りました。やっぱすごすぎ。
23)Easy Going
本編ラストは、これまた定番ですが、前の二曲から、もう手拍子が止まりません(笑)。僕なんかはちょうど着ていたzabadakのTシャツにプリントされているこの曲の歌詞を読んじゃったりしました(笑)。この曲で大盛り上がりで終了。
一旦舞台袖に引っ込んだ吉良さんをすぐにアンコール要求の拍手で連れ戻し、アンコールは昨日同様
24)Mather
でしっとりと締め。
終わった後、平日の夜のせいか、みんな一気に帰ってしまい、アンケートをだらだら書いていたら、最後の4,5人になってしまい、すごすごと退場(ちょっと吉良さんにお声をかけたかったのですが、敵いませんでした)。
僕と、東京から遠征なさったCさんは昨日、今日と両方見たのですが(他にもいらっしゃったかもしれませんが)、「両日ともよかったね」と言い合って駅でお別れしました。いやあ、堪能した。明日から、また日常に戻るのがつらい(笑)。

July 19, 2010

ギターと鈴と譜面台と私2010@RAG

Rimg0703 祇園祭が終わり、梅雨明け宣言もなされ、京都はこれから恐ろしいほどの暑さに見舞われることでしょう。そんな京都に、一部で「雨男」と名高いZABADAKの吉良知彦さんがソロライヴに来てくれました(今回は幸いピーカンでしたが)。今回のツアーはギターと鈴と譜面台と私 2010 夏ツアーと題されたもので、会場は「Live Spot RAG」。僕にとっては、約2年前、この会場で本当に久々に吉良さんのご尊顔を拝見し、それからまたまたライヴに通うようになった思い出の地です。このライヴスケジュールが発表されて、もう速攻でチケットを購入したのは言うまでもありません(再び整理番号一桁でした。何たって、通勤途中に寄って即購入でしたので)。

入場が始まり、僕は一番前の丸テーブルに陣取りました。前回はテーブルをよけて椅子を詰められるだけ詰めるという方式で、飲み食いに不自由しましたが、今回はばっちり。で、僕はステージが始まる前に生中と泡盛の水割りですっかり出来上がってしまいましたが、予定時刻より5分ほど遅れて吉良さんが登場です(何故かミッキーマ○スのTシャツ)。ステージにはギブソンのギターと、足に巻き付ける鈴と、チューニングソフトが入っているiphoneだけという潔さ(実は今朝、この鈴をご自宅に忘れてきて、一旦引き返して渋滞に巻き込まれたそうです)。
以下ではいつもの如く、セットリストと簡単な感想を書いていきたいと思います。

いきなり挨拶抜きで始められたのが、
1)遠い音楽
で少しビックリ。まあ、zabadakは激しいのも穏やかなのも豊富にあるので、どっちが最初に来るかはその日次第なわけですが。これを歌い終わって、最初のMC。「こんばんは、ミスプリが多いことで知られるzabadakですが、先ほど物販でDVD(このたび出たばかりの『新春月光夜會』)の値札を間違ってしまいました(会場爆笑)。何と\1300も安くしちゃっていたんですよね。先ほど間違って安く買われた方、正直に追加料金を払ってくださりありがとうございました(またまた爆笑)。」
2)アポロの月
2曲目はアゲアゲのこの曲。
3)樹海
まさか、この曲をお一人でやるとは・・・。さすが、吉良さん、チャレンジャーだなあ、俺たちに出来ないことをやってのける、そこに痺れる(以下略)。でもさすがに息継ぎすらどこで取れば、と思うこの曲、歌い終わった途端「舌が回らねー!!」(会場爆笑)。今度盛岡でのライブでは、作詞した松田克志さんも参加してこの曲をやるそうなので、そちらに行かれる人はお楽しみに。
4)平行世界
これもガシャガシャギターをかき鳴らしまくり。格好いい!
5)夏至南風(カーチバイ)
6)夏日記

二曲続けて「夏」の曲を。この「夏」の歌って、穏やかで会場が一旦落ち着いた感じになりましたね。たまたまですが、泡盛の水割り飲みながら聞けたのは至福。
7)Still I'm Fine
これもしみじみ聴かせる曲ですね。
8)鍵穴と迷路
これはレア。少なくとも僕は初めてのような気がする。「迷うため生きてる」というサビのフレーズが昔から好きなんですよね(ライブの感想文にもそう書いちゃいました)。
9)新曲
仮タイトルは「一つの事件」というものになりそうだとのこと。
10)ブランシェ
おお、待ってました。前回の南青山マンダラで聴いて、ある意味一番感動したのはこれだったんですよね。「独りブランシェ」。で、今回驚いたのは、関西ファンの手拍子。東京ではおとなしい人が多いのか、手拍子もなかなか起きないのですが、何事にも貪欲な(図々しい)関西人の性(さが)なのか(笑)、今回のライブは手拍子しまくり(曲によってはコーラスまで。吉良さんも「助かる」とおっしゃってましたが(笑))。しかもこの曲の変拍子もしっかり合わせるんだから。僕の脳内で、吉良さんが最早みんなを引っ張るクラウザーさんのように見えてきてしまいました(笑)。吉良「俺が本当の変拍子を教えてやる」ファン「もっと教え込んでくれー!」「出たーっ!これが吉良さんの伝説の変拍子攻撃だぜー」とか、そういうしょーもない場面が脳裏を駆けめぐりました。ともかく、zabadakファンは曲を聞き込みすぎで、調教されすぎ
僕のどうしようもない思いとは別に、これにて一旦第一部は終了。休憩時間に入りました。

Rimg0705 数十分後、奥から、吉良さんの足の鈴の音が聞こえてきて、第二部の開始です。吉良さんはTシャツを着替えて、今度はジョン・レノンとオノ・ヨーコのカップルの「War is over」でした(今回のTシャツは、ともに一世を風靡したアイコンだなあ、と思いました)。
11)The Sage
これにはビックリ。何とELPのカヴァー(アルバム『展覧会の絵』に収録。僕も聞いたことがあるはずなのですが、さすがに憶えていなかった)。Twitter上でプログレ話で盛り上がった結果なのだそうです(笑)。「知っている人は、みんな40歳以上でしょう(笑)」と吉良さん。
12)休まない翼
僕はこの曲の最後の「ポーン」というところが大好きです。
13)かえりみち
しんみり。この曲のファンも多いですよね。
14)駆け抜ける風のように
リクエスト。これは僕の大好きな曲。カラオケでは絶対に歌いきれないだろうけど。
15)同じ海の色
おお、これはレア。間奏部分、脳内で藤井珠緒さんのマリンバが自動再生されちゃいました。
16)光の人
これもリクエスト。これも好きなんだよなあ。歌詞を読むと、zabadakで一番「宗教」のことを歌っている歌、という気もするし。で、お約束のように吉良さんは「♪指先のモールス、ルスルス・・・♪」とひとりでやってくれました(笑)。
17)Circus Dream
これもリクエスト。僕もこれをライブで聞くのは初めてか?
18)人形たちの永い午睡
吉良さん曰く「楽なの行こう」とこの曲。僕にはどこが「楽」なのか判らないほどの熱演。「思いもよらないアレンジをしてしまいました。このアレンジだと楽だよ(笑)」。
19)星の約束
これも結構僕は好きな曲だな。
20)豊饒祝歌
これは、このたびDVD化された1月ライブでもやった「お客さんを二手に分けて、それぞれのパートを歌ってもらう」という趣旨。「え~えいえいえいえ~」と思いっきり声出しちゃいました。
21)空ノ色
前の曲に続いて、盛り上がるこの曲を。
22)ブリザード・ミュージック
23)夢を見る方法

最後に向けて、どんどん凄い曲を繰り出してきましたよ、奥様!(っておれは誰に言っているのか)。この辺りになると、みんな声と手拍子で大盛り上がり。最後は吉良さんがフラフラになって、第二部終了。でも、当然ながら無慈悲な我々は高速アンコール拍手。
で、最後は、何とも珍しいこの曲で締め。
24)Mother
しっとりと終わりましたね。僕はこの曲、何となくKing Crimsonの雰囲気を感じるのです。

さて、その後はファン同士で飲み食いしての「二次会」及び「三次会」。楽しく過ごせました。皆さん、どうもありがとうございます。またお会いしましょう(って、僕は明日も会う人いるんだけど)。

May 01, 2010

ZABADAK ギターと鈴と譜面台と私 2010春@南青山マンダラ(夜の部)

Rimg0259 てなわけで、夜の部です。いったん会場を出たのが5時過ぎ、そして夜の部の開場時間が6時、ということで一時間弱を外のファーストフード店で過ごした我々はいそいそと戻り、再び列を作ります。僕は今回も、ど真ん中の二列目をゲット。二回連続、見やすいポジションでした。時間つぶしに夕食、と思い、パスタと白ワインを注文。もぐもぐ食いながら、開演を待ちます。吉良さん、さっき、全力疾走って感じだったから大丈夫かな、とちょっぴり心配しながら。
Tシャツを着替えて、吉良さん再登場。

1)遠い音楽
お、一曲目は定番のこれかあ、と思ったら、アクシデント発生。何と、吉良さんの左手が攣ったのです!!途中棄権。「ごめんなさい、ちょっと別の曲をやらせてください」と言って始まったのが、
2)悲しい夢なんか見ない
これはレアだよなあ。少なくとも、僕は初めて。これを弾き切って、ちょっと落ち着いて、
3)マーブルスカイ
何度聞いても好きな曲。
4)遠い音楽
仕切り直しです。今度は大丈夫。吉良さんもほっと一安心。「(さっき指が攣ったとき)全額返金、という言葉が頭をよぎりました(笑)」
5)There's a vision
この曲も珍しいですね。この曲のとき、今度は鈴を結び付けている左足が攣りかけたそうですが「今度は足だからいいや!!」と強行突破(笑)。
6)約束の歌
この辺りから吉良さんの声がますます大きく、調子が出てきたような気がします。
7)LiFE
またまたレア曲。
8)息子(奥田民生)
なんと、民生のカヴァー!「実はうちの息子が、奥田民生の大ファンでして、僕も好きなんですが、僕が自宅でちょっと民生の曲をコピーしようとすると、息子が「もう、お父さんはお父さんの曲があるでしょ!!」とか言うんですよね(会場爆笑)。でも、ここでこっそりやっちゃいます」
我々はやんやの大喝采。吉良さん曰く「他人の曲でこんなに受けてどーする(笑)」。
9)おかえり(仮)
これは新曲。やわらかな感じの曲。これもニューアルバムに入りそうとのこと。期待ですね。
10)光の人
アレンジが施されていて、最初この曲とはわかりませんでしたよ。僕が宗教学者だから言うんじゃないですが、zabadakで最も「宗教」らしい曲、だと思います。
11)宇宙のラジヲ
吉良さんが「鬼門」と言っていた、ちょっと苦手な曲なんだそうです(自分で作ったのに)。
12)今日の夢のこと
13)この空で会えるよう
「昼の部」の仕切り直し。今回は大丈夫でした。
14)ブランシェ
これは激レア曲。「夜の部」で一番感動したかもしれません。まさか、こんなのを持ってくるとは。
15)Fake
これもレアだよなあ。
16)アポロの月
17)雲の言葉
18)Tin Waltz
この曲も、吉良さんヴァージョンだと違った味がありますね。
19)握手でBYE BYE
20)扉
すみません、僕はこの曲のタイトル、全然出てきませんでした。僕よりのコアなファンと鳩首してようやくたどり着きました。
21)白い紙と鉛筆
22)Easy Going
やっぱ、締めはこれですよねぇ。一旦吉良さんは楽屋に戻りますが、無慈悲な我々(笑)は、吉良さんにアンコールを要求。ビールジョッキ片手に吉良さんが戻ってきて「歌える人は一緒に」と言って始められたのがこの曲、
23)観覧車
えー、何となくなら歌詞を覚えているんですが、歌うとなると…。
これにて、丸一日のライヴは終了。演奏なさった吉良さんはもちろんですが、聞く我々も疲れましたよ。疲れた、というより、一日にzabadakの曲を40曲以上も聞いて、魂が抜けたというか…。アンケートを書いて外に出たら、吉良さんと公子さんが出口にいらっしゃったので、少しだけご挨拶して(「今度RAGに来ていただき、ありがとうございます」と申し上げました)「かえりみち」につきました(いつもライヴの後の帰路はさびしいものです)。いやあ、明日からが大変です。本当に吉良さん、お疲れ様でした。しばらくはご静養ください。

ZABADAK ギターと鈴と譜面台と私 2010春@南青山マンダラ(昼の部)

Rimg0257さて、大型連休ですが、その初日、僕は最近鈴木祥子さんのおかげで馴染みのあるライヴハウス「南青山マンダラ」に行ってまいりました。
今日は何と、zabadak昼・夜の二回公演があるのです。このように一日二公演というのは初めての試みだそうで、僕を含めた何人かのファンは今日はお昼過ぎから夜までずっと外苑前界隈に居つくことになりました。昼の2時に開場、というのは初めてで、なんとなく落ち着きません。時間つぶしに近くの本屋で立ち読みした後、開場15分前くらいに列に並びます。ライヴで知り合いになった皆さんと談笑しているうちに開場です。
僕は整理番号がよく、前から2列目のど真ん中に座ることができました。ちなみに、今日入場時に配られたパンフやビラの中に、鈴木祥子さんのニューマキシシングル『my Sweet Surrender』の宣伝ビラが入っていましたので、しっかり周りの皆さんに「布教」(笑)。入場してから始まるまでにしっかり酒を飲み干し、開演を待ちます。
開演時間きっかりに、ギターを抱えた吉良さんが登場。今日はツアータイトルの通り、いわゆる「ひとりzabadak」というもの。左足に鈴を巻きつけて、スタートです。

1)ねむれないよるのうた
いきなり、この曲というのはビックリ。ミニアルバム『palett』でもラストを飾っていた曲でしたしね(しんみりする曲だし)。
2)Still I'm fine
3)散歩道
この三曲を一気にやってから、初めのMC。「どうもこんにちは。今日は昼、夜と二回やるわけですが、演劇なら同じものをすればいいんですが、僕はそれをしません(期待の拍手)。ですから昼間だけで帰っちゃう人は…って、都合がありますもんね、すみません(笑)。今日はリクエストを中心に演奏しますが、初めての曲も多く、ますますふるえちゃう。ということで、次の曲も(ライヴでは)初めてです」と言って始められたのが
4)Fatal Flow
でした。実は、この曲の吉良さんヴァージョン、聞きたかったんだよなあ。素直にうれしかったです。「次も初めてです。今日のモットーは、手を抜かず、力を抜いて、です(笑)」と言いつつ始まったのは
5)北極(ノースポール)を探しに
でした。いやあ、レアだ、こりゃ。ちょっとあらかじめネタばらしをしてしまいますが、今日は『はちみつ白書』『LiFE』あたりからの選曲が多かった気がします(皆さんも、そのアルバムあたりのレア曲を多くあげていたので、当然かもしれませんが)。
6)Return To Me
この曲が終わった後吉良さんは「ちょっと楽なのやろう(会場爆笑)」「(シーンとした会場に向かって)皆さんも、何かつぶやいてもいいですよ。あ、電波が入ってる(吉良さんがチューニング用に持ち込んだiphoneを見て)。俺もつぶやくか、ステージなう、とか(会場またまた爆笑)」
7)COTTLESTON PIE
楽なのかどうかは分かりませんが、はじけるように楽しいこの曲もお披露目です(少なくとも、僕は舞台でやるのを見るのは初めて)。
8)Hello, Hello
9)はじめてうたったうた
この曲は「ヨイトマケ系」ともいわれている曲ですが、ギターソロならではのアレンジが施されており、吉良さんも、ちょっと小峰公子さんっぽい歌い方になっていたような。でもよかったですよ。でもご本人は「(舞台そでからみている)本人の前では歌いづらい」とおっしゃっていましたが。
10)人(新曲)
で、ここで新曲が一つお披露目。本邦初公開なのは当然ですが、今、構想中のニューアルバムにも入れたいとのこと。
11)月いづる邦
「La Compagnie A-n」の舞台の最後を飾った曲。僕はこの舞台を見ていないのですが、この曲を聴いて観に行かなかったことを後悔しました。
12)ラジオ・ステーション
『平行世界』でも人気のある曲だと思います。僕も大好きです。ここで、ちょっとだけ休憩がてら、DVD発売の告知がなされました。さる今年の1月30日、鴬谷の「東京キネマ倶楽部」で行われた「新春月光夜會」のライヴが6月24日の六本木STB139でのライヴで発売、となるそうです。う~ん、待ち遠しい。DVD作成時に、難波弘之先生から「これが頂点だった、って言われないようにね」とやんわりくぎを刺されたそうですが(笑)。
13)人形たちの永い午睡
これは吉良さん曰く「いつも力を入れている曲を楽なヴァージョンで弾く試み」とのことでしたが、これがすごくよかった!!こういうアレンジ、ありですよ。
14)Wonderful Life
うおー、きたー。実は、この曲、夜の部でやる予定だったそうなのですが、「やりたい曲をやって構成ぐちゃぐちゃ」「もう、夜の部から持ってきます」と始められたのでした。これは昼だけの人にとって、損なのか、得なのか。
15)星の約束
16)かえりみち
17)空ノ色
このあたりはMCも挟まずに立て続けに。ちょっと息切りし始めて、客から質問を募り、すこしMCを。「歯の状態はどうですか」「親知らず、やっぱり直してもらわなくちゃ、ですね」「昨日眠れましたか?」「今日、寝ました。大丈夫ですよ。子供の遠足と一緒で、なかなか眠れなかったんですね」
18)旅の途中
この曲も好きだなあ。
19)この空であえるよう
この曲は、ちょっとコード(女性用キーから、男性用キーに変更したそうです)が混乱してしまい「夜の部で仕切りなさせてください」と途中で止め。お楽しみはあとで、ということになりました。
20)休まない翼
この曲で吉良さんの声が伸びる伸びる。一気に挽回。
21)ブリザード・ミュージック
22)小さい宇宙
最後はしっとりとしたこの曲。
というわけで、これにて昼の部は終了。我々は追い出されるように会場を後にし、一時間後の再入場まで近くのファーストフード店で時間をつぶしたのでした。以下、次号。

August 01, 2009

zabadak@近江八幡「酒游舘」

090801_zabadak_oumihachiman_016 さて、二日と空けず、またまたzabadakのライヴに行ってしまいました。
今日のライヴ会場は近江八幡の酒蔵を改造したスペース「酒游舘」。実は、この街に来るのは初めてでした。事前に送られてきたチケットに、この近江八幡の観光案内の地図が着いていましたので、僕はその地図の「お勧めコース」のルートをそのまま歩くことに決定。大雨で電車が遅延したりして、思ったより到着するのに手間取りましたが、約2時間ほど古い町並みをブラブラ。この街の目玉はその「古い町並みの保存地区」と「運河」と、ヴォーリス建築物、といえばいいでしょうか。土曜日ということで、観光客も多く、「あ、あれはzabadakのライヴで来た人だな」という人には道中会いませんでした(何となく、判っちゃうんですよね)。
090801_zabadak_oumihachiman_015 開場30分くらい前に酒游舘に着き、そのままライヴで顔見知りになった方と談笑しながら待ちます。
このスペースを経営しているのは「西勝酒造」というメーカーで、近江八幡の唯一の蔵元だそうです(「湖東富貴(ことぶき)」というのがこの蔵元のお酒の名前)。そして、今回のライヴの目玉の一つは、何とここの日本酒なら「飲み放題」というところ。これを結構楽しみに来た人も多いはず。というわけで、定刻に入場です。僕はまたまた整理番号が良かったせいで、最前列の今度は右側に座りました。090801_zabadak_oumihachiman_018 今日はお二人、ということで、左に吉良知彦さん、右に小峰公子さん、という並び。入場して席を確保したら、皆さんすぐに飲み放題の日本酒に走ります(僕もその一人)。どんどん空いていく酒瓶。よもや、これほどのペースとは・・・とここのオーナーも思われたかも知れません(笑)。結構空腹なのにクイクイ飲んで、みんな良い気分になったところで、開演です。
ここから先は、セットリストを書いていきますので、一種のネタバレ、ということでご了承ください。

090801_zabadak_oumihachiman_026 吉良さんは登場してすぐ、一昨日同様足に鈴を巻き付け、演奏開始。最初の曲は
1)平行世界(『平行世界』)
でした。こんなアゲアゲの曲を初っぱなに持ってくるとは、意外。いわゆる「つかみはOK」状態になって、最初のMC。「なんか、えらい勢いでお酒が出ているそうじゃないですか(会場爆笑)。僕も後半、皆さんの仲間入りができるように、ややこし目の曲は前半にやっちゃおうかな(またまた爆笑)」

2)Still I'm fine(『Signal』)
これも、ファンが多い曲ですよね。

3)星ぬ浜(『COLORS』)
この曲、出だしを公子さんがとちって、吉良さんが「・・・飲んでる?(会場爆笑)」。いえいえ、まだこの時点ではお二人とも飲んでいなかったはず。ちゃんと仕切り直しできっちりまとめました。
この曲の後、吉良さんは昨日泊まった宿泊施設のことなどをおおよそ以下のように説明。
「昨日はちょっと琵琶湖の沖島っていうところにある湖上荘というところに泊まったんですが、淡水魚の底力、とでもいうべきものを感じました(笑)。ここで、ふなずしを食べたんですよね。あの、強烈な匂いの。僕は発酵学の小泉武夫先生の本を読んでいて、一度は試してみたいと思っていたんですよね。これがうまくて、結構食べちゃいましたね。仙台ではホヤ、ここではふなずし、ということで(笑)。あんまりバクバク食べるもんだから、宿の人が頭の部分をお茶漬けにしてくれたんですが、これがまたすごい匂いで、小学校の雑巾を思い出しましたが、これが美味いんですよね~」
公子さんは「味覚と嗅覚がこんなに分離しているとは思わなかった。でも、意外とフランスパンとかと合うかも」とおっしゃっていました。

4)夏日記(『Wonderful Life』)
まだ外はこの時点では明るく(天窓があったので、その光も入っていました)、蝉の声が外から聞こえてきました。その声を聞いて、「虫の音を聞くと、野外でやったあのコンサートを思い出しますね(吉良)」「あれは秋だったからアオマツムシが鳴いていて(公子)」と、懐かしくなるトークが。あのライヴにいたのは本当に貴重だったよなあ、と思い出しちゃいました。

5)夏至南風(『COLORS』)
「夏シリーズ」が続きます。二日連続で「星ぬ浜」とこれを聞かされると、沖縄とか、南の島に逃亡したくなります。

6)星の約束(『音』)
『音』の中では、一番好きな歌の一つだな、僕にとっても。

7)光の庭で(『LiFE』)
公子さんが朗々と歌い上げます。

8)Wonderful Life(『Wonderful Life』)
何度聞いても、良い物は良い。
というわけで、ここで前半が終了、休憩に入りますが、みんなトイレ及びタダ酒に群がる群がる(笑)。というわけで、えらく受付周辺が混雑しましたね。

9)遠い音楽(『遠い音楽』)
後半戦は、この曲からスタート。しっとり路線ですね。

10)線香花火(『回転劇場』)
この曲の途中で、ちょっとしたアクシデント発生。ギターとアンプを繋いでいる機械の電池が切れたせいで、音が出なくなり(その前に断末魔のように急に音が跳ね上がって息絶えました)、この曲は最初から仕切り直し、ということになりました。
で、電池交換の間、NO PAというか、急遽umpluged(生音、生声)の展開となりました。公子さんも「まだ声が大きいうちに(笑)」と言って

11)双子の星umpluged version(『賢治の幻燈』)
が始まりました。僕は最前列だったので、後ろの方の音の響きは判りませんが、あれだけの声ですから、多分充分響いたことと思います。公子さんはやっぱり一種の「巫女声」だよなあ、と再確認。吉良さんはバックで、モンゴルのホーミーのような声を出していたので、これまたビックリ。

12)はじめてうたったうたumpluged version(『平行世界』)
これは、客席からリクエストが飛んで、公子さんも「はい、“はじめてうたったうた”、入りましたー(笑)」というようなノリで始まっちゃいました。これがまた、生声と生音で良かったんですよ。酒蔵を改造したスペースですから、こういうのは「実際にあり」だと思いました。この曲の後に電池が交換され、また音が出るようになったのですが、「電気が入っていない方がウケが良いのはどういう訳か(会場爆笑)」と吉良さんはちょっぴりぼやきます。で、吉良さんは日本酒をグラスに注ぎ、「PA復活、かんぱーい」と、何だか判らないまま、我々も乾杯していました(笑)。

13)夕焼け(『平行世界』)
これも最近のライヴでは定番になりつつありますね。
この曲の後のMCで、「今、NHK教育テレビでやっているキモッチというのがあって、あれの絵描き歌を僕が作曲したんですが、阿部サダヲさんが歌ってくれています」とのプチ情報が。

14)この空で会えるよう(『LiFE』、Japanese Version)
「鎮魂の願いを込めて」という公子さんのMCを聞き、襟を正します(酒飲んでヘロヘロだったけど)。

15)Deir Paider(『IKON』)
この曲、のらざるを得ませんよね。

16)夢を見る方法(『遠い音楽』)
続けてこの曲!!もしかして、誰か立ち上がらないかな、と思ったのですが、椅子の間隔が狭い会場だし、お酒も飲んでいたせいでしょうか、手拍子で盛り上げます。
この曲で一旦本編終了。もちろん、僕らはアンコール要求の手拍子。すぐにお二人は戻ってきて、またまた定番中の定番、これをやらなきゃ、みんな納得しないというか、終わった気がしないといわれるこの曲がスタート。

e1)Easy Going(『Welcome To Zabadak』)
またまた間奏部分で「♪アーアーアーアーアーアーアーアー♪(ファンの皆さんは判りますよね)」と声を出しまくり。

e2)小さい宇宙(『私は羊』)
そして最後は、このしっとりした曲で締め。

その後はどうなるかな、と思ったのですが、遠方から来ている人がほとんどで、電車の時間を気にする人が多く、そそくさと皆さん会場をあとになさいました(もうちょっと僕としては余韻を楽しみたかった)。で、結局ライヴで知り合ったU田さんと僕は京都の街に消えていったのでした・・・(U田さんの行きつけのバーに連れて行ってもらいました。感謝)。

吉良さん、公子さん、この二日間お疲れ様でした。近江八幡とか、郡上八幡とか「全国八幡巡り」も良いですが(笑)、また近いうちに関西のアクセスしやすいところにいらしてくださることを願っております。

July 30, 2009

zabadak@Osaka Muse

090730_zabadak_muse_001 相変わらずのライヴレポです。今日行ってきたのは、zabadakのライヴ。4月初頭の渋谷のライヴ以来です。場所は大阪心斎橋の「Osaka Muse」。 このライヴハウス、僕は本当に久しぶりです。前に来たのが何と、19年前の1990年8月の、このzabadakのライヴなのです。大学入学で上京して初めて行ったライヴが、今は亡き日清パワーステーションでのzabadakのライブ(1990年6月)、そしてその延長のライブを追っかけて帰省したんだよなあ、と年寄りらしく感慨にふけります。
今日のメンバーは吉良知彦さん(G,V)、小峰公子さん(V,Aco)、難波弘之先生(Key)の三人編成。

090730_zabadak_muse_005 さて、僕は早めに心斎橋に着き、一応ライヴハウスの場所を押さえるために下見に行き、すんなり見つけて安心した僕は、ライヴ前に軽く腹ごしらえをすることにしました。どこか適当なところはないかな、と周辺をうろうろしたら、ある文字が目に入りました。それは「KARAKU(果楽)」。思わず目を疑ったのですが、末尾に「U」がちゃんとあります。フルーツパーラー兼カレー屋さんのようで(夜は結構お酒も飲めそうなところでした。つまみにこれだけドライフルーツの類がある店は少ないと思いますが)、この店の名前に運命を感じてしまったので(笑)、僕はこのお店に入り、タイカレーセット・ミックスジュース付きを食しました。
090730_zabadak_muse_002 食べ終わった時、まだ開場まで時間がありましたが、うろうろしていてもしょうがないと思い、およそ開場30分前にMUSEに戻り、まだ並ぶのは早いと思ってビルの一階の外で一人携帯とかをいじって時間つぶしをしていたら、ここでハプニング(事件)発生。何と、ラフなカッコをした吉良さんがお一人で登場(外で買い物でもして帰っていらしたのでしょうか?)。慌てて僕も帽子を取り「きききき吉良さん、こんにちは」と思いっきり挙動不審な挨拶をしてしまいました。吉良さんは「こいつ、何か見覚えあるかも」と思ってくださったのか、鷹揚に「あれ、まだ開場始まってないの?」とおっしゃり、僕は「ああああと30分後くらいです」とお答えしました。「こんな(ラフな)カッコでごめんね、また後で」と颯爽と吉良さんは楽屋の方に・・・。いやあ、早く来て良かった(笑)。
開場は時間通りに始まり、僕は番号が良かったので、最前列の左側に座ることができました。舞台は機材から左から難波弘之さん、吉良さん、公子さんと判りました。僕は難波さんと吉良さんのちょうど中間あたり。僕の後ろには、以前京都のRAGでのライヴで顔見知りになった方がいらしたので、一年ぶりにご挨拶。ドリンクチケットを缶ビールに替え、飲みながら周りの席の方と喋っているうちに開演です。吉良さんは足に鈴をつけ、ギターのチューニングを始めます。
以下では、セットリストを書いていきます。一応ツアー途中の「ネタバレ」要素も含みますので、ご承知おきください。

1)Prologue(『賢治の幻燈』)
吉良さんが登場したとき、片手にリコーダーを高く掲げていたので、どうしたのかな、と思ったら、この曲で吉良さんはリコーダーを!そして曲の中間では、何と吉良さんの朗読が!これにもビックリ。朗読されたのは、以下のものです。

 わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
 またわたくしは、はたけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、いちばんすばらしいびろうどや羅紗や、宝石いりのきものに、かわっているのをたびたび見ました。
 わたくしは、そういうきれいなたべものやきものをすきです。
 これらのわたくしのおはなしは、みんな林や野はらや鉄道線路やらで、虹や月あかりからもらってきたのです。
 ほんとうに、かしわばやしの青い夕方を、ひとりで通りかかったり、十一月の山の風のなかに、ふるえながら立ったりしますと、もうどうしてもこんな気がしてしかたないのです。
 ほんとうにもう、どうしてもこんなことがあるようでしかたないということを、わたくしはそのとおり書いたまでです。
 ですから、これらのなかには、あなたのためになるところもあるでしょうし、ただそれっきりのところもあるでしょうが、わたくしには、そのみわけがよくつきません。なんのことだか、わけのわからないところもあるでしょうが、そんなところは、わたくしにもまた、わけがわからないのです。
 けれども、わたくしは、これらのちいさなものがたりの幾きれかが、おしまい、あなたのすきとおったほんとうのたべものになることを、どんなにねがうかわかりません。(注文の多い料理店・序)

公子さんは鉄琴、というかグロッケンを。このライヴでは、このグロッケンが大活躍(僕も欲しくなった)。

2)Still I'm Fine(『Signal』)
2曲目は爽やかなこの曲を。

3)星ぬ浜(『COLORS』)
おお、夏らしい、というか、沖縄だー。吉良さんはギターの前面に三線をおいて弾き、「ダブルネックです(嘘)」と言いつつ、ギターと三線両方を弾いてしまいました。公子さんはヴォーカル及びティン・ホイッスル。

4)COLORS(『COLORS』)
一転して、しっとりしたこの曲を。

5)はじめてうたったうた(『平行世界』)
これは、ライヴで映える曲だと思いました。
この曲が終わったとき、MCで吉良さんが「今回は、時々夏っぽいものが混ざります(笑)」と言い、公子さんが「次のもそうだよね?」と言って始まったのが、

6)夏至南風(『COLORS』)
でした。再び沖縄フレーヴァーの曲。この曲の後半部の盛り上がりは見事。持って行かれました。

7)線香花火(『回転劇場』)
というわけで、「夏」シリーズは続きます。でもこの曲を始める前に「あれ、これはどーゆー組み合わせだっけ?」と吉良さん。コーラスパートとかのことなのか、自分と公子さんを指さして「こうでこうだよね」難波先生も「そうそう」、我々観客から笑みがこぼれます。
この曲を終えて、吉良さん曰く「実は、今日、吉良家は車で来たんですが、凄い渋滞につかまって、時間には遅れるわ、大阪に着いても大阪の道が判らないわで、結構オタオタしてしまいました。40過ぎてここまでオタオタしたのは初めてかも(会場爆笑)」とのことでした。こうやって会場を和ませておいて、難波先生のキーボードと公子さんのグロッケンで何が始まったのかと思ったら、

8)Wonderful Life(『Wonderful Life』)
でした。いやあ、この曲、僕は本当に聴けば聴くほど好きになっていきます。のめり込むように、と言うと大袈裟かも知れませんが、そんな気持ちです。ここで前半が終了、一旦休憩に入ります。

さて、十数分の休憩の後、後半が始まりました。そして、一曲目は何と、
9)桜(『桜』)
でした。我々観客は、全身を耳にして、という感じで聞き入ります。何度聞いても、この曲は素晴らしい。昨年のソロツアーでこの曲をお一人でやろうとして、自ら「無謀な試み」とおっしゃっていた吉良さんでしたが、今回は3人。もう、陶然としてしまいました。そしてこの曲に続いて

10)樹海―umi(『平行世界』)
が演奏されたのに、僕などはビックリ。だって、「桜」と言いこの曲と言い、そんなしんどいことを立て続けに・・・と思うのが素人。やはりプロは違います。4月に渋谷で聴いたときは、この曲はまさに音の圧力で圧倒されましたが、今回は難波さんの流麗なアレンジのイントロから始まり、一瞬何が始まったのか判らなかったほどです。
この2曲の連続が、僕としては最も鳥肌ものの展開でした。
でも、終わった後にさすがに「やる度に、違う演奏になりますよね(笑)」「やはり3人では無謀」との本音が(笑)。

11)平行世界(『平行世界』)
でも、そういいつつ、またまたアゲアゲのこの曲をやっちゃうんですから、すげーよなー。で、この曲が終わって吉良さんが堪らず「告知で休もう」と提案(笑)。まずは難波先生から告知があったのですが、8月、9月の関西でのスケジュールをど忘れしたみたいで、結局「ホームページみてね」ということに・・・。吉良さんも「今度関西で、Caramalboxの「風を継ぐ者」の再演、やるんですよね、場所と期間は・・・いつどこでだっけ」とこっちもグダグダ(笑)。結局観客席から正しいインフォメーションがなされて、事なき(?)を得ました。

12)旅の途中(『平行世界』)
13)夕焼け(『平行世界』)
最新アルバムから結局3曲連続になりましたね。「旅の途中」はやっぱいいなあ。「夕焼け」も毎度の事ながら、沁みる歌ですね。

14)この空で会えるよう(『LiFE』、Japanese Version)
おお、これはレア。しかも日本語ヴァージョンです。元々この曲は「満洲」で亡くなった人たちを供養する地蔵を建立するときに作られた曲です。

15)雲の言葉(『回転劇場』)
どんどん音階が登って、こっちのテンションもゆっくり上昇させられます。

16)休まない翼(『桜』)
これ、もしかして結構久々じゃないでしょうか。ばあっと、目の前が開けていくような、そんな曲。これ、聴けて良かったあ。
この曲の後、難波さんから「実は今、タマホームのキムタクが出ているCMで、Deep Purpleの曲のオルガン弾いているのは僕です」との情報提供があり、何でもタマホームの偉いさんに、Deep Purpleの熱烈なファンがいて、彼がギターの音にダメ出しをしまくったとのこと。その難波さんのお話のBGMに吉良さんがしっかりDeep Purpleの曲をつま弾いちゃうから笑っちゃいました。
さて、ライヴもラストスパートの雰囲気に。

17)Deir Paider(『IKON』)
シャンシャン手拍子足拍子、って感じで、僕も思わず手拍子と足を踏みならしてしまいました。でも、実はこの曲「せーの」で入ろうとしたら、吉良さんが「ごめん」と細かいチューニングのやり直しを始めてストップ。公子さんもアコーディオンで「はらほれひれはれ」といった感じの音を出したので会場爆笑。

18)Tears(『Something In The Air』)
「一応、これで最後の曲です」と吉良さんが言うと、当然我々は「笑っていいとも」の客のような反応をするわけですが、「明後日また来ますから」と公子さんが言ったので爆笑(明後日は近江八幡でのライヴです)。締めはCaramalboxでもよく使われた名曲のこれ。

我々のアンコール要求の拍手で3人が戻ってきてくださり、やはり定番のこれが演奏されました。
e1)Easy Going(『Welcome To Zabadak』)
我々も総立ち。そして、よく調教訓練されている我々は、息の合った「合いの手」を入れます(毎度の事ながら、気持ちいいなあ。個人的には、この息の合い方は、矢沢永吉ファンのタオル投げに匹敵すると思っています)。吉良さんが促すので、この曲だけはみんなはじけまくり、声出しまくり。
またまた皆さん一旦引っ込んで、今度は吉良さんと公子さんだけが出てきて「ごめんなさい、一人減ってしまいました」と笑わせておいて、しっとりとした

e2)遠い音楽(『宇宙のラジヲ』)
で本当のラストでした。

なんだかんだで、しっかり2時間半ほど。平日、ということもあって、みんな足早に帰ってしまい、会場は急激に寂しくなりました。僕もアンケートを出してそのまま帰宅しました。ちょっとお酒が飲めなかったのは残念でしたが、仕方ありませんね(このブログ書きながら一人で泡盛飲んでますが)。
とにかく、明後日もあるのかと思うと、自然と顔がにやけてしまいます(今日お会いして喋った皆さんもほとんど明後日再会することでしょう)。この興奮は、まだ続く・・・。

April 05, 2009

Zabadak @ duo Music Exchange

0900405_zabadak_005 桜が満開のこの時期、東京に赴きライヴに行ってきました。
今日行ってきたのは、わが愛しのzabadakのライヴ。今回のライヴは2月に発売されたニューアルバム『平行世界』の、いわゆるレコ発ライヴ。場所は東京渋谷の「duo Music Exchange」。この周辺に来るのは本当に久しぶり。BUNKAMURAは、渋谷から駒場へ向かう道筋なので学生時代よく通り過ぎましたが、左折して坂を登ることは少なかったのです(そりゃそうですね。あの界隈は特別な目的がない限り行きませんよね)。そう言えば、後にCDとLD化されたシアター・コクーンのライヴからもう18年か…(遠い目)。感傷に浸りながら少し早めに会場に着き、以前にライヴやネット上で知り合った方々と談笑しているうちに開場です。

今日のメンバーは吉良知彦さん(G,V)、小峰公子さん(V,Aco,ヨロズニスト←さまざまな道具を駆使するところから)、難波弘之さん(Key)、吉田誠さん(B)、楠均さん(Dr)という5人編成。ステージの位置は、客席から見て左から難波さん、吉良さん、吉田さん、公子さん、楠さん。僕は何と最前列の吉良さんのはす向かい。今日は名曲「Poland」のリコーダーパートをみんなで吹こう、という企画があり(先週の大阪でのライヴでは既に成功を収めている、との情報あり)、僕もしっかりソプラノを持参してきましたが、こんな前で「ボヘッ」とかやったらどうしよう、とプレッシャーがかかります。こんなに緊張するライヴ参加は久々だ(笑)。てなわけで、ジントニックをほとんど一気飲みして、アルコールの力を借りて緊張を解こうとしましたが、無駄でした。灯りが落ちて、ニューアルバムのラストを飾る「クロアゲハ」が流れてきて、いよいよ始まるという緊張感と期待感が高まります。この曲が終わるのと同時に、メンバーの皆さんが登場。挨拶無しでいきなりスタートです。

1)樹海-umi-(『平行世界』)
この曲、ニューアルバムの1曲目なんですが、すごく持っていかれる曲です。それを生で聴けるとは!!冒頭からすごい音圧!!イントロが始まった途端、テンションが自分でも笑えるくらいにアップしました。

2)Freedom(『平行世界』)
この二曲の流れはアルバムの順序通り。この歌、歌詞を読む読むとなかなか考えさせられるんですよね。

3)一番好きな時間(『平行世界』)
この歌を聴き終わる前に既に乾杯して、一杯目の酒を飲み干しておりました。済みません(笑)。

ここで初めてのMC。「こんばんは。今日はお日柄も良く、桜も咲き、ミサイルも飛び(笑)、降水確率をものともせず(吉良さんは雨男としてファンの間では有名。今日は誰のおかげかは判りませんが、快晴でした)、今宵楽しい時間を過ごそうではありませんか!」と汗っかきの吉良さんは汗を拭き拭き。僕らは勿論拍手で応えます。

4)はじめてうたったうた(『平行世界』)
次は公子さんのヴォーカルのこの曲。この曲を生で聴くのは二回目(一回目は去年の京都でのDarieさんのライヴ)。黒ずくめの衣装のせいもありますが、公子さん、ますますシャーマンっぽい雰囲気だと思ってしまいました。足下から響くような声。

5)旅の途中(『平行世界』)
アニメ「狼と香辛料」の主題歌のセルフカヴァー。アルバムでも出色の出来の曲だと思います。特にサビの部分の吉良さんと公子さんのハモリはアルバム同様聞き入ってしまいました。吉良さん曰く「このアニメのセカンドシーズンが始まるということですが、残念ながら(主題歌の)話はいただいていません(笑)。」

6)平行世界(『平行世界』)
アルバムのタイトル曲でもあるこの曲、一転してハードにどんどん迫ってきます。
この曲を弾き終えて、吉良さんは汗をぬぐいつつ「暑いんで、メンバー紹介します!(笑)」

「楽譜集の監修をしてくださった、難波弘之さん!」相変わらず、難波先生はお若い、というか、若すぎます。山下達郎のライヴにも参加されていて、「今日でライヴ4連チャン」とおっしゃっていました。すごすぎる。難波さんご自身や大物ロック・アーティストの「証言」を集めた本『証言!日本のロック70's』というのが今度出るそうで、その宣伝もなさっていました(詳しくは、難波さんのホームページ参照)。
「谷根千に詳しくて、時々おみやげで飴などをくれるベース、吉田誠さん!」吉田さんは以前大阪に行ったときに体調を壊して良いイメージが持てなかったそうですが、先週のライヴでそういうネガティヴなイメージが払拭できたそうです。大阪出身者として嬉しいです(笑)。
「いつも健康的に不健康な、ドラム、楠均さん!」吉良さん曰く「不健康なのが最早普通の状態」といわれた楠さんは、実際先週の大阪のライヴでも声が出ないなど体調は最悪だったそうで、「八面六臂の活躍をなさり、なおかつお酒もすごい難波さんを尊敬します」と言っていて笑えました。お大事に。
「ヨロズニスト、小峰公子!」ヨロズニスト、というのは、アコーディオン、リコーダー、ミニ鉄琴、鈴などさまざまな楽器を駆使する公子さんに先週から付けられた称号だそうです。公子さん曰く「何故かニが入る(笑)。ヨロズイストじゃなくて」公子さんは、別にやっているバンドのライヴ告知をいくつか。
「最後は、これから色々忙しくなるお母さんと違って暇になる吉良知彦」と自己紹介。

7)夕焼け(『平行世界』)
しっとり、の曲ですね、公子さんの鉄琴が良い味を出していました。

8)Pulse(『平行世界』)
10分越えのインスト大作。もうこれも圧巻、としか言いようがありません。公子さんが撮影した写真を元にした映像が背景として流れていきます。終わった瞬間吉良さんがつい「上手く行った」と呟くほどの熱演。難波さんはこの曲で「やり終えた感」があったのか、帰り掛けて「あ、まだ2曲あるんだっけ?」ときびすを返します。

9)Wonderful Life(『Wonderful Life』)
来ましたよ。泣かせる名曲。難波さんが弾くイントロが素晴らしかったです。

10)生まれては別れにむかうわたしたちのために(『Wonderful Life』)
連続で、泣かせにかかるこの組み合わせ。観客も一音も聞き漏らすまい、という心地よい緊張感が走りました。ここで一旦難波さんと吉田さんが退場。3人(トリオ)によるコーナーがスタート。

11)星の約束(『音』)
おお、懐かしい曲。

12)光の庭で(『LiFE』)
公子さんが朗々と歌い上げます。

13)遠い音楽(『遠い音楽』)
ファンには説明不要の名曲。トリオによる3曲はじっくり聞かせるタイプの曲でしたね。
ここで再び難波さんと吉田さんが戻ってきて、いよいよ観客参加のスタートです。公子さんがリコーダーを高らかに掲げ、我々は鞄からゴソゴソそれぞれ笛を取り出します。

14)Poland(『Water Garden』)
いやあ、緊張しまくりました。これだけステージを見なかった事は未だかつてなかった(笑)。自分の指と入り口で配られた楽譜と、リコーダー付属の運指表しか見てませんでした。いっぱいいっぱい
で、結果といえば・・・自分でミスったと思ったのは約2ヶ所、最後の高音部は「敵前逃亡(笑)」して、「エア・リコーダー」してしまいました。ヘタレで済みません。また、僕の失敗を聞いてしまったかも知れない周囲の方々にも、この場を借りてお詫び申し上げます。でも、予想以上にみんな上手い!今後も精進します。吉良さん曰く「もう、任せて良いよね。ステージ上はどんどん楽になる(笑)。みんな年取ってきたし(会場爆笑)。いっそのこと、他の楽器も任せて、我々はステージで笑っているだけとか(笑)」おいおい。

15)僕のビー玉(『Colors』)
バンドだと、こんなズンズンした音になるんですねえ。

16)ラジオ・ステーション(『平行世界』)
ニューアルバムでも、僕が結構好きな曲。

17)永遠の森(『はちみつ白書』)
この曲がすごかった。ほんと「声の限り」歌っちゃいました(最前列で、自分の声が聞こえないほどだったのを良いことに)。吉良さんもマイクスタントから離れて、ステージの端まで寄ってくれて(僕から直線距離1m)、つい立っちゃいました。前列だけでなく、全体がスタンディング・・・とは行かないところが、シャイかつ高年齢層が多いザバファンの定めか(笑)?でも、ほとんどの人が立っちゃいましたねえ。

以下はアンコールです。
e1)駆け抜ける風のように(『風を継ぐ者』)

e2)わにのゆめ(『Water Garden』)

e3)Easy Going(『Welcome to Zabadak』)
この三曲は、ほんと怒濤の勢いで、僕もメモ取るのも忘れて立ち上がり、手拍子しまくり。吉良さん自身も過呼吸気味になったそうですが、我々観客も同様です。ぼーっとしたまま、「会場整理しますんで、外に出てくださーい」という会場スタッフに追い立てられるように退場。
0900405_zabadak_011 入り口の外でファンの皆さんとだべったり、アンケートを書いているうちに、何と難波さんと吉良さんがお出まし。というわけで、自然発生的に(というか、ファンが強引におねだりして)、サイン会(&握手会)がスタート。僕もしっかり、楽譜集にサインしていただきました。こういう事もあろうかと、自宅から楽譜集持ってきて良かった。そして、サイン用のペンを用意していたナゾベームさん、ありがとうございます。みな、ご相伴にあずかることができました。
その後は、近くの居酒屋で軽く打ち上げ(12名参加)。ご一緒させていただいた皆さん、ありがとうございました。またどこかのライヴ会場でお目にかかりたいと思います。
僕の言いたいことはただ一つ、「一生ついていきます、吉良さん」ということです。(笑)。

December 23, 2008

イブイブだよ!!ギターと鈴と譜面台と私 final―zabadak@晴れたら空に豆まいて―

081223soramame_2 今年の締めのライブとして、僕は代官山の「晴れたら空に豆まいて」にzabadakのライブを見に行ってまいりました。ここでのライブは、10月以来二ヵ月半ぶり。そして、zabadakの吉良知彦さんのソロライブとしては5月の京都でのライブ以来7か月ぶりです。
今日のライブは「イブイブだよ!!ギターと鈴と譜面台と私」というタイトルで、その名の通り吉良さんがギターと足に付けた鈴だけでいろんな曲をやってしまう、という企画。舞台にはギター2本と、譜面台と、テーブルに鈴とスポーツドリンクが置いているだけのシンプルな構成。
今回も、以前mixiのzabadakコミュニティで知り合った方々と待ち合わせをしていたのですが、ちょっぴり恥ずかしい合言葉(自主規制)をいきなり言わされるという羞恥プレイ。まあ、このプレイによっていきなり距離が縮まった、と無理やりまとめておきます。僕は2列目のちょうど真ん中、真正面に座りました。このライブハウスのカレーを急いでぱくつき、吉良さんの登場を待ちます。
吉良さんはほぼ時間通りに登場、挨拶抜きのさっそくのスタートとなりました。

第一部
081223soramame 1)駆け抜ける風のように(『風を継ぐ者』)
いきなりこの曲で度肝を抜かれました。この曲はキャラメルボックスの劇伴アルバムのラストの曲ですが、まさかこんな「盛り上げ曲」でいきなり来るとは…。我々の方もいきなりボルテージが上がります。
2)アポロの月(『ブリザード・ミュージック』)
これもキャラメルボックス関連。こういうオープニングになるとは予想だにしませんでした。この曲を終わって、初MC。「こんばんは~、ノリがつかめていないです(笑)」「仙台のときのネット中継が、月間MVPになって(拍手)、いや、僕は何もやってなくて、投票してくれた皆さんのおかげなんですけど、ステッカーを作ってもらいました。チラシにはさんであると思うんですが、あります?」 「もうチョイ楽なのをやります」と言って始められたのが
3)雲の言葉(『回転劇場』)
この曲が「楽」だとは思いませんが、ゆるやかなリズムでどんどん吉良さんの声が大きくなります。「せっかくクリスマスイブイブなので、世界一不吉なクリスマスソングをやります(笑)」と始められたのはもしやと思っていた
4)とぎれとぎれのSilent Night(『遠い音楽』)
でした。これをライブで聴くのは初めて。吉良さん自身「難しい」というだけあって、すさまじいストロークの嵐。おそらく僕を含めたファンの脳内には、上野洋子さんの高音パートが「脳内補完」されていたと思います(勝手に脳内再生されちゃうんですよね「♪my sweet Christmas, remember♪」って)。終わった後吉良さんは「終わりに禁じ手の不吉なコードを使っています。まねしちゃダメ」とおっしゃっていました(笑)。「では、不吉じゃない方も」と言って、
5)僕のMerry Christmas(『ブリザード・ミュージック』)
が歌われました。吉良さんは「子供」と「大人」のパートを声を使い分けるべく、オクターブを変えて歌うという荒業に。この曲に関するプチ情報として「この曲の最後の方で、調子外れの歌を大声で歌っている子供がいますが、あれは息子ではありません(笑)。息子の名誉のために付け加えておきます。あれは、キャラメルボックスのKさんのお子さんです。うちの息子は最後に「メリクリマス」と言っています」とのこと。
さて、ここからは来年に発売されるニューアルバム『平行世界』からの「お披露目」曲です。
6)Freedom(『平行世界』)
この曲の後、続けて新曲をやろうとしたのですが、吉良さんがミスってしまい「知らない曲を続けるのもなんだよね、ごめん、一曲待って。慣れ親しんだものをやってから」と始められたのが
7)旅の途中(『平行世界』)
でした。やっぱ、この曲好きだなあ。そして、さっきやりかけた曲の
8)ラジオ・ステーション(『平行世界』)
が奏でられました。その直後は意外なこの曲、
9)光の人(シングル『椎葉の春節』)
でした。これをライブで聴くのは、おそらく1993年の中野サンプラザ以来かも?(『prunus』になったあのライブです)吉良さんが「♪窓ガラスに指先のモールス…ルスルス♪」とセルフディレイをしたのには笑いました。あと、「光のシト」って噛んじゃって、江戸っ子らしい(もしくは「使徒」ならエヴァンゲリオン?)歌詞ミスもありましたが。
10)かがいのよる(『空ノ色』)
11)空ノ色(『空ノ色』)
『空ノ色』から2曲続けて、ぐわっと盛り上げて、まずは前半戦終了です。「空ノ色」は相変わらず声が伸びますねえ、吉良さん。「飲んでからの後半戦を長くしたい」とおっしゃっていたので、期待も高まります。僕も休憩時間に泡盛のお代わりを。

第二部
12)マーブルスカイ(『桜』)
僕も好きなこの曲から後半戦スタートでした。歌い終わった直後に吉良さんがお店の方に「久米仙、ロックで」と注文し、吉良さんも「ガソリン」を入れ始めます。
13)白い紙と鉛筆(『TRiO』)
この2曲の流れは、『TRiO』を思い出させますね。吉良さんは「何かリクエストあります?」と発言し、会場から様々な声が飛び交ったのですが「(「かしはばやしの夜」という声に)昨日やっちゃった」「(「子午線のマリア」という声に)家に忘れた」「(「宇宙のラジヲ」という声に)嫌だ~(会場爆笑)」「(「Poland」という声に)どうやれっちゅうんじゃ」など、様々な理由で多くのリクエストは撃沈。採用されたのは、
14)かえりみち(『はちみつ白書』)
でした。もう一つ採用されたのが、
15)わにのゆめ(『WATER GARDEN』)
です。
16)THERE'S A VISION(『飛行夢』)
これはライブでやったことがない、と吉良さんが言っていた超レア曲。確かにレアなだけに、吉良さんも歌詞の英語を何度か失敗し仕切り直し。「ああ、どんどん子供に軽蔑される~」(会場爆笑)。
17)LIFE(『LiFE』)
これもレアな方ではないでしょうか?そのまま「Lifeつながりで」でと始められたのが
18)Wonderful Life(『Wonderfull Life』)
来たー。この曲、どんどん好きになってしまっています。
19)夕焼け(『平行世界』)
これは京都でもやってくれた曲ですね。新曲。
20)MOTHER(『Something In The Air』)
僕はこの曲の間奏部分のプログレっぽいところが好きです。さて、ここからいきなり(?)後ろの方にいた小峰公子さんが「ゲスト」として呼ばれました。吉良さんは「少し(ヴォーカルの方は)休憩させてもらいます」、公子さんの第一声は「もう少し化粧してくれば良かった(爆笑)」。そして
21)光の庭で(『LiFE』)
が歌われました。公子さんのヴォーカルヴァージョンもいいですね~(ま、元々がそうなんですが、『TRiO』の吉良さんヴァージョンの印象も強くて)。そのまま次は何をやるのかな、と思っていたら、吉良さんが勝手に(笑)ある曲のイントロを始めて、公子さんが「ええ~」と戸惑いつつも
22)遠い音楽(『遠い音楽』)
が始まりました。いきなりっぽいのに歌いきるところがさすがプロ。公子さんはここで退場。「また疲れたら呼ぶね」「歌詞ちゃんと憶えていて偉いなあ(会場爆笑)」と吉良さん…。さあ、しんみりした曲の後に何が来るかな、と思ったら、
23)百年の満月(『桜』)
これも僕のfavariteの一つ。オープニングの「ジャーン」という音を聞いただけでもう、僕は降参です。
24)Dreamer(『IKON』)
25)ブリザード・ミュージック(『ブリザード・ミュージック』)
ラストスパート、という感じでアゲアゲのこの曲を。そして最後は再び公子さんを呼んで、定番ですが
26)Easy Going(『Welcome to Zabadak』)
で締め。「ありがとう、よいお年を!」と一旦引っ込んだ吉良さんを、我々は当然アンコール要求の拍手で呼び戻します。そして、しっとりとした
27)小さい宇宙(『私は羊』)
がはじまったのですが、何と吉良さんは、さっき飲みほした久米仙のせいか、歌詞をど忘れ。酒がまわって同様に気分のいい我々ファンもつい自然に声が出て、恐れ多くも作者に対して歌唱指導(笑)。でも、吉良さんがそういうミスをするたびに笑いが起こるってのも…。皆さん生暖かく見守る優しく寛容でもありますが、そういうハプニングを心のどこかで期待して、実際起こったら「来たー」と心の中で思っているに違いない(笑)。
本日のライブはこれで終了。いやあ、吉良さん、お疲れ様でした。その後は、吉良さんと公子さんの夫婦サイン会。僕は全部のグッズをすでに買っているので列には加わりませんでしたが。
そして会場を後にして、入場前にご挨拶した皆さんと渋谷で軽く二次会(メンツに加えていただきありがとうございました)。
今日も最後まで楽しい時間を過ごすことができ、感無量です。吉良さん、ありがとうございました。一緒に飲んだ皆さんも、また別のライブ会場でお会いできればと思います。