イブイブだよ!!ギターと鈴と譜面台と私 final―zabadak@晴れたら空に豆まいて―
今年の締めのライブとして、僕は代官山の「晴れたら空に豆まいて」にzabadakのライブを見に行ってまいりました。ここでのライブは、10月以来二ヵ月半ぶり。そして、zabadakの吉良知彦さんのソロライブとしては5月の京都でのライブ以来7か月ぶりです。
今日のライブは「イブイブだよ!!ギターと鈴と譜面台と私」というタイトルで、その名の通り吉良さんがギターと足に付けた鈴だけでいろんな曲をやってしまう、という企画。舞台にはギター2本と、譜面台と、テーブルに鈴とスポーツドリンクが置いているだけのシンプルな構成。
今回も、以前mixiのzabadakコミュニティで知り合った方々と待ち合わせをしていたのですが、ちょっぴり恥ずかしい合言葉(自主規制)をいきなり言わされるという羞恥プレイ。まあ、このプレイによっていきなり距離が縮まった、と無理やりまとめておきます。僕は2列目のちょうど真ん中、真正面に座りました。このライブハウスのカレーを急いでぱくつき、吉良さんの登場を待ちます。
吉良さんはほぼ時間通りに登場、挨拶抜きのさっそくのスタートとなりました。
第一部
1)駆け抜ける風のように(『風を継ぐ者』)
いきなりこの曲で度肝を抜かれました。この曲はキャラメルボックスの劇伴アルバムのラストの曲ですが、まさかこんな「盛り上げ曲」でいきなり来るとは…。我々の方もいきなりボルテージが上がります。
2)アポロの月(『ブリザード・ミュージック』)
これもキャラメルボックス関連。こういうオープニングになるとは予想だにしませんでした。この曲を終わって、初MC。「こんばんは~、ノリがつかめていないです(笑)」「仙台のときのネット中継が、月間MVPになって(拍手)、いや、僕は何もやってなくて、投票してくれた皆さんのおかげなんですけど、ステッカーを作ってもらいました。チラシにはさんであると思うんですが、あります?」 「もうチョイ楽なのをやります」と言って始められたのが
3)雲の言葉(『回転劇場』)
この曲が「楽」だとは思いませんが、ゆるやかなリズムでどんどん吉良さんの声が大きくなります。「せっかくクリスマスイブイブなので、世界一不吉なクリスマスソングをやります(笑)」と始められたのはもしやと思っていた
4)とぎれとぎれのSilent Night(『遠い音楽』)
でした。これをライブで聴くのは初めて。吉良さん自身「難しい」というだけあって、すさまじいストロークの嵐。おそらく僕を含めたファンの脳内には、上野洋子さんの高音パートが「脳内補完」されていたと思います(勝手に脳内再生されちゃうんですよね「♪my sweet Christmas, remember♪」って)。終わった後吉良さんは「終わりに禁じ手の不吉なコードを使っています。まねしちゃダメ」とおっしゃっていました(笑)。「では、不吉じゃない方も」と言って、
5)僕のMerry Christmas(『ブリザード・ミュージック』)
が歌われました。吉良さんは「子供」と「大人」のパートを声を使い分けるべく、オクターブを変えて歌うという荒業に。この曲に関するプチ情報として「この曲の最後の方で、調子外れの歌を大声で歌っている子供がいますが、あれは息子ではありません(笑)。息子の名誉のために付け加えておきます。あれは、キャラメルボックスのKさんのお子さんです。うちの息子は最後に「メリクリマス」と言っています」とのこと。
さて、ここからは来年に発売されるニューアルバム『平行世界』からの「お披露目」曲です。
6)Freedom(『平行世界』)
この曲の後、続けて新曲をやろうとしたのですが、吉良さんがミスってしまい「知らない曲を続けるのもなんだよね、ごめん、一曲待って。慣れ親しんだものをやってから」と始められたのが
7)旅の途中(『平行世界』)
でした。やっぱ、この曲好きだなあ。そして、さっきやりかけた曲の
8)ラジオ・ステーション(『平行世界』)
が奏でられました。その直後は意外なこの曲、
9)光の人(シングル『椎葉の春節』)
でした。これをライブで聴くのは、おそらく1993年の中野サンプラザ以来かも?(『prunus』になったあのライブです)吉良さんが「♪窓ガラスに指先のモールス…ルス…ルス♪」とセルフディレイをしたのには笑いました。あと、「光のシト」って噛んじゃって、江戸っ子らしい(もしくは「使徒」ならエヴァンゲリオン?)歌詞ミスもありましたが。
10)かがいのよる(『空ノ色』)
11)空ノ色(『空ノ色』)
『空ノ色』から2曲続けて、ぐわっと盛り上げて、まずは前半戦終了です。「空ノ色」は相変わらず声が伸びますねえ、吉良さん。「飲んでからの後半戦を長くしたい」とおっしゃっていたので、期待も高まります。僕も休憩時間に泡盛のお代わりを。
第二部
12)マーブルスカイ(『桜』)
僕も好きなこの曲から後半戦スタートでした。歌い終わった直後に吉良さんがお店の方に「久米仙、ロックで」と注文し、吉良さんも「ガソリン」を入れ始めます。
13)白い紙と鉛筆(『TRiO』)
この2曲の流れは、『TRiO』を思い出させますね。吉良さんは「何かリクエストあります?」と発言し、会場から様々な声が飛び交ったのですが「(「かしはばやしの夜」という声に)昨日やっちゃった」「(「子午線のマリア」という声に)家に忘れた」「(「宇宙のラジヲ」という声に)嫌だ~(会場爆笑)」「(「Poland」という声に)どうやれっちゅうんじゃ」など、様々な理由で多くのリクエストは撃沈。採用されたのは、
14)かえりみち(『はちみつ白書』)
でした。もう一つ採用されたのが、
15)わにのゆめ(『WATER GARDEN』)
です。
16)THERE'S A VISION(『飛行夢』)
これはライブでやったことがない、と吉良さんが言っていた超レア曲。確かにレアなだけに、吉良さんも歌詞の英語を何度か失敗し仕切り直し。「ああ、どんどん子供に軽蔑される~」(会場爆笑)。
17)LIFE(『LiFE』)
これもレアな方ではないでしょうか?そのまま「Lifeつながりで」でと始められたのが
18)Wonderful Life(『Wonderfull Life』)
来たー。この曲、どんどん好きになってしまっています。
19)夕焼け(『平行世界』)
これは京都でもやってくれた曲ですね。新曲。
20)MOTHER(『Something In The Air』)
僕はこの曲の間奏部分のプログレっぽいところが好きです。さて、ここからいきなり(?)後ろの方にいた小峰公子さんが「ゲスト」として呼ばれました。吉良さんは「少し(ヴォーカルの方は)休憩させてもらいます」、公子さんの第一声は「もう少し化粧してくれば良かった(爆笑)」。そして
21)光の庭で(『LiFE』)
が歌われました。公子さんのヴォーカルヴァージョンもいいですね~(ま、元々がそうなんですが、『TRiO』の吉良さんヴァージョンの印象も強くて)。そのまま次は何をやるのかな、と思っていたら、吉良さんが勝手に(笑)ある曲のイントロを始めて、公子さんが「ええ~」と戸惑いつつも
22)遠い音楽(『遠い音楽』)
が始まりました。いきなりっぽいのに歌いきるところがさすがプロ。公子さんはここで退場。「また疲れたら呼ぶね」「歌詞ちゃんと憶えていて偉いなあ(会場爆笑)」と吉良さん…。さあ、しんみりした曲の後に何が来るかな、と思ったら、
23)百年の満月(『桜』)
これも僕のfavariteの一つ。オープニングの「ジャーン」という音を聞いただけでもう、僕は降参です。
24)Dreamer(『IKON』)
25)ブリザード・ミュージック(『ブリザード・ミュージック』)
ラストスパート、という感じでアゲアゲのこの曲を。そして最後は再び公子さんを呼んで、定番ですが
26)Easy Going(『Welcome to Zabadak』)
で締め。「ありがとう、よいお年を!」と一旦引っ込んだ吉良さんを、我々は当然アンコール要求の拍手で呼び戻します。そして、しっとりとした
27)小さい宇宙(『私は羊』)
がはじまったのですが、何と吉良さんは、さっき飲みほした久米仙のせいか、歌詞をど忘れ。酒がまわって同様に気分のいい我々ファンもつい自然に声が出て、恐れ多くも作者に対して歌唱指導(笑)。でも、吉良さんがそういうミスをするたびに笑いが起こるってのも…。皆さん生暖かく見守る優しく寛容でもありますが、そういうハプニングを心のどこかで期待して、実際起こったら「来たー」と心の中で思っているに違いない(笑)。
本日のライブはこれで終了。いやあ、吉良さん、お疲れ様でした。その後は、吉良さんと公子さんの夫婦サイン会。僕は全部のグッズをすでに買っているので列には加わりませんでしたが。
そして会場を後にして、入場前にご挨拶した皆さんと渋谷で軽く二次会(メンツに加えていただきありがとうございました)。
今日も最後まで楽しい時間を過ごすことができ、感無量です。吉良さん、ありがとうございました。一緒に飲んだ皆さんも、また別のライブ会場でお会いできればと思います。




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